Alphabet raises US$25 billion from sought-after bond sale

なにが変わったのかよくわからんけどね。

足下の相場の懸念点として米国メガテック各社が社債での資金調達をし過ぎて、メガテック各社のスプレッド拡大しているやんけ!というのが下記過去記事のように話題になっていた。

【過去参考記事】

今さらメガテック社債のスプレッド拡大が話題になる


特にこのスプレッド拡大について原因になったのが、当ブログでも言及したアマゾンの4兆円社債発行で、これが新発債プレミアム15bpsぐらいつけたのに応募倍率1倍台とクソみたいに不人気であった。

【過去参考記事】

相場に良くないシグナルを出してしまったAmazonの大量社債発行

この低い応募倍率が続くと、より高いプレミアムを払ったり、あるいは金額を落としての社債発行せざるを得なくなるので、このままの状況続くとちょっと相場危ういんじゃないですかねえというのが相場の懸念点になっていた。

しかし、昨日のアルファベットの4兆円起債はどうやら無事消化できたようである。
新発債プレミアムは15bpsぐらい払っていたようだが、応募倍率が4倍ぐらいあったようで、ぼちぼちな人気であった。
大体応募倍率4倍ぐらいというのは、そこそこ人気のある社債発行が出来ているというような感覚である。
普通の倍率は大体3倍ちょいぐらいの感覚で、これが2倍以下だとお前人気ねーなみたいな感じに捉えられ、繰り返しになるがこの前のアマゾンの一発4兆円起債は倍率2倍以下だったのでクソみたいに人気がなかったという評価となっていて、これを見てハイパースケーラーの社債がぐだった。

そこから何か投資環境が大きく変わったかと言うとやや疑問符である。
というより一か月しか経っていないのだから根本的には変わりようがない。
引き続きハイパースケーラーは大量の資金が必要で、それについてはほぼ揺らいでいない。
唯一変化したことと言えば、一応決算をはさんだことによって、アマゾンやマイクロソフトでAI設備投資が徐々に収益に結び付く方向性であることが確認され、少しAI設備投資に対する懸念が小さくなったことだと思う。
それだけでここまで雰囲気が変わるかどうかは不明だが、それぐらいしか正直材料がない。

今回アルファベットは前回アマゾンの社債発行と同様に一発4兆円起債となっており、もうハイパースケーラーの社債は一回につき4兆円というのがパッケージ化されているように思われるが、今後もおそらくこのパッケージ社債発行がある度に、投資家は右往左往する展開が続きそうだと思われる。

とにもかくにも今回のアルファベットの社債起債は無事に消化されており、一旦は相場は落ち着きつつあるという評価をしてよい様に思う。
ちなみに社債発行が無事消化されるとなぜ相場が落ち着くかの原理は、興味がある方は下記過去記事を読んでもらいたい。

【過去参考記事】
なぜ借金のサイクルが経済・株価にとって重要なのかを解き明かす


【アルファベットの株価チャート】
タイトルなし


  
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