単なる経験則的な話ですが。

足下は結構様々なテーマ性で株は上昇してきている。
ド真ん中はAIブームであるが、その他防衛とか金利ある世界で金融とかその辺も好調な株価動向になっている。

しかし、それでも想定外に本来ファンダメンタルズは好調なはずなのに、ここまで売られる必要性があるんかみたいな銘柄がテーマ性ある銘柄でもちらほら見られている。

例えば個人的にはここまで売られる必要性あるんかと思えるレベルなのがマイクロソフトであり、確かにAI設備投資の重さはあるけど、決算は順調やんけおかしいやろと思ったりしている。

【マイクロソフトの株価チャート】
タイトルなし

その他防衛+AIブームによるガスタービン需要増加で人気ある三菱重工もそんなにファンダメンタルズが変化していないが、ピークからはそれなりに下落している。

【三菱重工の株価チャート】
タイトルなし

国防とか通信インフラで人気のあるNECも絶対に関係ないやろという形でSaasの死みたいなのに巻き込まれて株価が下落している。

【NECの株価チャート】
タイトルなし


こうしたここもとの相場を見ていると、ファンダメンタルズの良化を背景に上昇してきたとしても、どこかで一旦買われ過ぎとなって、そこに本来はそこまで企業業績に影響が出ないはずなのにPERの是正という形で株価は調整せざるを得ない局面が個別株投資では絶対に遭遇するということを意味している。
そして、今回上記のようないくつかの人気銘柄の下落を見ると、いくらファンダメンタルズが良いという企業や資産でも、買われ過ぎた上に、高価格帯で捕まったレバレッジポジションがアンワインドされると大体25%ぐらいはどんな銘柄でも調整する可能性があるということを示しているように思う。
米国株などインプライドボラティリティのデータが見れる銘柄であれば、下記過去記事のようにガンマスクイーズで買われ過ぎたところから、その後遺症から脱して正常化するまでの下落幅と思えば良いだろう。

【過去参考記事】
ガンマスクイーズの発生はどのように確認し、どうなればガンマスクイーズは落ち着いたと判定できるのかを考える

逆を言えば、ずっと買いたいと思っていた企業の株価が25%ちょっとぐらい下落し、ファンダメンタルズも大して根本的には悪くなっていないぞというのが確認できていれば、そこから徐々にポジションを追加していくのは十分投資戦略的にはありではないかと思う。
一度やや大きめに下落調整した銘柄は短期的にはなかなか戻るのには時間がかかるが、再評価されてくると一気に値を取り戻して上昇してくるわけで、この辺は機関投資家よりも個人投資家の方が拾いやすいだろうと思う。

なお、ファンダメンタルズが明らかに変調してどうしようもなくなっている場合は25%の下落なんていうレベルで済むはずがなく、下記過去記事のような下落率になるので、ファンダメンタルズが明らかに変節してしまった銘柄は即売りである。

【過去参考記事】
ブームからバブル崩壊したセクター・個別銘柄が最低でもピークから75%株価が下落する理由


     
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