米株式向けの資金調達コストが急上昇、AI相場とスペースX上場で拍車
時間が解決してくれるだろうけど、すぐにではない。
色々ニュースを見ている中で、やはり秋頃ぐらいまで相場は個別はともかくとして、指数ベースではやはりしばらくぐだりそうだなと思った記事があったので、それについてまとめていきたい。
そのニュースとは上記であり、株式の資金調達コストが上昇しているというニュースである。
具体的にどう計算されているかというと、S&P500先物の限月が違うものから先物に内包されている資金調達コストを計算し、そこから無リスク金利であるSOFR30日レートを引いたものとなっている。
本来先物に内包されている金利は無リスク金利と教科書的に書かれているが、正確に言えば先物需要が高まれば先物を買うための調達コストが上昇するために、内包している資金調達コストが無リスク金利を超えるのである。
そしてこれが実際に計算してみるとここもと上昇しているといった内容になっている。
この資金調達コスト上昇というのは、堅調な相場においても調整を引き起こす原因になりやすい。
なぜなら、実質的な金融引き締め効果があり、さらに相場が上昇しようとするとさらなる金融引き締め効果が懸念されるようになるため、機関投資家など主にどこかから資金を引っ張ってきて取引をするプレーヤーが取引を控えるようになったり持っているポジションのリスクリターンが合わないとして売却に動くため、相場需給が健全化されるまで調整しやすくなるからである。
実際にこの報道があって以降はまだS&P500は高値を更新できていない状態が続いている。
【S&P500のチャート】

以前には2025年後半にこの資金調達コスト上昇が見られていたということもあり、この資金調達コスト上昇はやはり直接的に株式市場に短期的な調整をもたらしやすいものだと思われる。
さらに、これから夏休み+下記過去記事のように魔の9月を控えている中で資金需給はより調整的なものになりやすい。
【過去参考記事】
なぜ9月は株式市場が荒れやすいのかを理論的に解説
実際おそらくこれを理由にOpenAIも上場時期の後ろ倒しをせざるを得なくなった可能性が高く、やはり一度株式の投資熱が少し冷える必要性があるように思う。
2025年のケースの場合はけっっ局4月半ばになるまではイラン情勢というノイズもあったが調整が続いていたわけで、その期間は3~4ヵ月にわたっていたので、S&P500が最高値を明らかに更新するにはやはり3~4ヵ月見積もるのが妥当なのではないかと思う。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
時間が解決してくれるだろうけど、すぐにではない。
色々ニュースを見ている中で、やはり秋頃ぐらいまで相場は個別はともかくとして、指数ベースではやはりしばらくぐだりそうだなと思った記事があったので、それについてまとめていきたい。
そのニュースとは上記であり、株式の資金調達コストが上昇しているというニュースである。
具体的にどう計算されているかというと、S&P500先物の限月が違うものから先物に内包されている資金調達コストを計算し、そこから無リスク金利であるSOFR30日レートを引いたものとなっている。
本来先物に内包されている金利は無リスク金利と教科書的に書かれているが、正確に言えば先物需要が高まれば先物を買うための調達コストが上昇するために、内包している資金調達コストが無リスク金利を超えるのである。
そしてこれが実際に計算してみるとここもと上昇しているといった内容になっている。
この資金調達コスト上昇というのは、堅調な相場においても調整を引き起こす原因になりやすい。
なぜなら、実質的な金融引き締め効果があり、さらに相場が上昇しようとするとさらなる金融引き締め効果が懸念されるようになるため、機関投資家など主にどこかから資金を引っ張ってきて取引をするプレーヤーが取引を控えるようになったり持っているポジションのリスクリターンが合わないとして売却に動くため、相場需給が健全化されるまで調整しやすくなるからである。
実際にこの報道があって以降はまだS&P500は高値を更新できていない状態が続いている。
【S&P500のチャート】

以前には2025年後半にこの資金調達コスト上昇が見られていたということもあり、この資金調達コスト上昇はやはり直接的に株式市場に短期的な調整をもたらしやすいものだと思われる。
さらに、これから夏休み+下記過去記事のように魔の9月を控えている中で資金需給はより調整的なものになりやすい。
【過去参考記事】
なぜ9月は株式市場が荒れやすいのかを理論的に解説
実際おそらくこれを理由にOpenAIも上場時期の後ろ倒しをせざるを得なくなった可能性が高く、やはり一度株式の投資熱が少し冷える必要性があるように思う。
2025年のケースの場合はけっっ局4月半ばになるまではイラン情勢というノイズもあったが調整が続いていたわけで、その期間は3~4ヵ月にわたっていたので、S&P500が最高値を明らかに更新するにはやはり3~4ヵ月見積もるのが妥当なのではないかと思う。
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