インド、金・銀の輸入関税を15%に引き上げ ルピー防衛で
貴金属市場から税金として資金が抜かれ始めている。
ゴールド・シルバーなどが去年の半ばごろから今年初頭まで途中から投機的な動きをしながら大幅上昇してきたが、そうしたこともあり一部の国ではこの投機的な動きに警戒感を示したり、ここから金を分捕る動きが発生していた。
その代表例が中国において金購入時のVAT引き上げなどがあり、これがゴールド価格上昇の中で発生していた。
そして、足下ではこの貴金属購入にあたっての税金を引き上げた仲間としてインドが参加した。
インドは原油価格の高騰からの外国人投資家の資金引き揚げもあり、為替がずっと圧力を受けている中で外貨繰りの改善が必要な状態となっていた。
そうした中では、国民全体からの反発が少ない手法から選択肢が採用されていくわけであるが、既に相当な為替介入をしている中で、何かしら外貨資金流出の対応が必要になっていた。
そうした中でインドが過去にも採用したことがある政策として貴金属輸入の関税引き上げであるが、今回は実際に上記のように引き上げられた。
この時点で個人の金購入が世界一多い国と2番目に多い国が実質的に貴金属を購入するにあたって徴税を強化したのである。
そして、これは実質的に貴金属市場のプールにある資金に手を突っ込んで略奪しているのと同じであり、これが足下の貴金属市場の足を引っ張る結果となっている。
【ゴールドのチャート】

このようにゴールド・シルバーの貯蔵については税率変更リスクがあり、既に中国・インドと2大個人購入国が税率を増やしていることを考えると、みんな原油確保でひーひー言っている中で暢気にゴールド・シルバー買っている場合じゃねえというのが本音ではないかと思う。
そしてこの引き抜かれたお金は原油購入に実質的に充てられるわけなので、自然とゴールド/原油レシオが歴史的にゴールド割高となっている中で、貴金属⇒原油へのマネー還流が起こっているわけである。
なので、ゴールドがいくら高くても投資妙味があると考えるのはやはり浅はかであり、下記過去記事のように見ていくとゴールドの買い場というのは当面ない、上昇したとしても当面は株に劣後する可能性が高いと思っていた方が良いと思う。
【過去参考記事】
価値判断基準の難しいゴールドの割高・割安を「多くの人が考える常識」から判断する
貴金属は安全資産みたいな言い方をする人もいるが、このように税率変更リスクなどがあり、価格が上がりすぎると価格上昇から金を引き抜こうとする国が出てくるので、決してゴールド・シルバーの価格上昇率が無限になることはないのである。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
貴金属市場から税金として資金が抜かれ始めている。
ゴールド・シルバーなどが去年の半ばごろから今年初頭まで途中から投機的な動きをしながら大幅上昇してきたが、そうしたこともあり一部の国ではこの投機的な動きに警戒感を示したり、ここから金を分捕る動きが発生していた。
その代表例が中国において金購入時のVAT引き上げなどがあり、これがゴールド価格上昇の中で発生していた。
そして、足下ではこの貴金属購入にあたっての税金を引き上げた仲間としてインドが参加した。
インドは原油価格の高騰からの外国人投資家の資金引き揚げもあり、為替がずっと圧力を受けている中で外貨繰りの改善が必要な状態となっていた。
そうした中では、国民全体からの反発が少ない手法から選択肢が採用されていくわけであるが、既に相当な為替介入をしている中で、何かしら外貨資金流出の対応が必要になっていた。
そうした中でインドが過去にも採用したことがある政策として貴金属輸入の関税引き上げであるが、今回は実際に上記のように引き上げられた。
この時点で個人の金購入が世界一多い国と2番目に多い国が実質的に貴金属を購入するにあたって徴税を強化したのである。
そして、これは実質的に貴金属市場のプールにある資金に手を突っ込んで略奪しているのと同じであり、これが足下の貴金属市場の足を引っ張る結果となっている。
【ゴールドのチャート】

このようにゴールド・シルバーの貯蔵については税率変更リスクがあり、既に中国・インドと2大個人購入国が税率を増やしていることを考えると、みんな原油確保でひーひー言っている中で暢気にゴールド・シルバー買っている場合じゃねえというのが本音ではないかと思う。
そしてこの引き抜かれたお金は原油購入に実質的に充てられるわけなので、自然とゴールド/原油レシオが歴史的にゴールド割高となっている中で、貴金属⇒原油へのマネー還流が起こっているわけである。
なので、ゴールドがいくら高くても投資妙味があると考えるのはやはり浅はかであり、下記過去記事のように見ていくとゴールドの買い場というのは当面ない、上昇したとしても当面は株に劣後する可能性が高いと思っていた方が良いと思う。
【過去参考記事】
価値判断基準の難しいゴールドの割高・割安を「多くの人が考える常識」から判断する
貴金属は安全資産みたいな言い方をする人もいるが、このように税率変更リスクなどがあり、価格が上がりすぎると価格上昇から金を引き抜こうとする国が出てくるので、決してゴールド・シルバーの価格上昇率が無限になることはないのである。
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