Greg Abel’s message to Berkshire shareholders, post-Buffett: be patient
バークシャーハサウェイの動きより孫正義氏を見る方が有益なのでは?
ここ1年ぐらいは投資の神様・ウォーレンバフェット氏が現金を30%超も貯めこんでおり、次の暴落相場を予想しているはずだ・少なくとも今の相場は割高だから投資していないんだというのをネタに相場の悲観煽りする人が多いのが昨今のトレンドであるが、そもそもバフェット氏の動きがいくらなんでも神聖視されすぎではないかと思うので、今回はそれについてまとめていきたい。
直近でバークシャーハサウェイでは毎年恒例の株主総会が開かれ、そこで新CEOのアベル氏の初お披露目となった。
しかし、上記FTの記事などを読んでいるとやはり何か雰囲気が殺伐としてやいないかという感じがしている。
まずバークシャーハサウェイの株主総会に出席していた人はどうやら今回は2~3万人の範囲らしく、ピークの4万人から随分減っていることが確認されている。
そして株主からの質問として「いつため込んでいる現金を投資するのか、あるいはこの現金が株主に還元されるのか?」といった質問がやはりでてきた。
これまではバフェット氏・マンガー氏が投資の神様として君臨し、これまでのバフェット氏・マンガー氏の投資成功からこういう質問は退けることができた。
しかし新CEOのアベル氏は子会社での事業経験は十分であるが、株式投資で成功してきた人ではないわけで、その資質に疑問がもたれていることは確かで、そのためにこうした質問が相次いだわけである。
もちろんこれまで築いてきたバフェット氏のポートフォリオが十分にパフォーマンスが出ていれば、このような質問は黙殺することができただろう。
しかし、バークシャーハサウェイの株価を見てもわかるように、ここ1年はS&P500に大幅劣後したことに加えて、この10年のパフォーマンスでもS&P500(配当除く)に追い付かれてしまっているのが現状だ。
これにいらだちを感じている株主がいるのは当然だろう。
さらにいらだちを感じてる株主は単純にS&P500に劣後しているという話だけではないのではないかとも思っている。
これに加えてバークシャーハサウェイの総資産規模と比較した時に規模感は相対感では小さいものの、同じように投資事業で資産をぶん回しているプレーヤーが存在し、圧倒的にバークシャーハサウェイを超えるパフォーマンスを出している上場企業が存在する。
それはソフトバンクグループである。
バークシャーハサウェイの総資産は1.25兆ドルであるが、うち現金同等物が30%超も持っているわけで、実際に投資している金額は0.85兆ドルぐらいである。
一方でソフトバンクGは総資産が0.35兆ドルぐらいとバークシャーハサウェイの1/4程度だが、これをほぼフルでぶん回しており、0.3兆ドルぐらいは実質投資されている状況なので、投資ポジションの倍率は1/3にまで縮小する。
それでも0.3兆ドルという数字は通常の機関投資家や個人投資家のように自由に株を売買できるような金額ではなく、買収や長期投資のコミットで投資しなければ十分にぶん回せない金額である。
そして現状投資スタイルはどうなっているかというと、バークシャーハサウェイの新CEOアベル氏は株主に対してペイシェントが重要・つまり現金投入を待ってくれとせがんでいる。
一方でソフトバンクGは逆にお前それ本当に大丈夫かよというレベルで借金を重ねて全力でAIに金を突っ込んでいる。
その結果が現在のバークシャーハサウェイとソフトバンクGの株価パフォーマンスの差となっているわけであり、実際に今経済をぶん回しているし投資最先端にいるのはソフトバンクGの方であることは明らかである。
【バークシャーハサウェイの10年間株価パフォーマンス】

【ソフトバンクGの株価チャート(ドル建て)】

10年どころかもっと引き延ばして20年とかの比較でもソフトバンクGの方が同じドル建て比較でもバークシャーハサウェイより株価パフォーマンスは良いわけで、バフェット氏のハイテク嫌い+後継者も同じような雰囲気がある中で、今回の相場でははっきりいって主役になっていないように思われ、相場を見る上では孫正義氏の動きをチェックする方がずっと有益なのではと思う次第である。
個人的には両者の総資産金額の差がかなり縮小している中で、バフェット氏の動きを神聖視して、ソフトバンクGの孫正義氏の動きを軽んじる間は相場はまだまだこっからが本番ではないかと思う。
さらにソフトバンクGは下記過去記事の考え方でAIバブルを分析する中で、相当重要な立ち位置にいる企業であることも確かであるので、我々投資家が追うべきなのはバークシャーハサウェイではなくソフトバンクGであることはやはり明らかなのではないかと思う。
【過去参考記事】
どのようにAIバブルが醸成され、最終的にどうはじけるかのプロセスを考える
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
バークシャーハサウェイの動きより孫正義氏を見る方が有益なのでは?
ここ1年ぐらいは投資の神様・ウォーレンバフェット氏が現金を30%超も貯めこんでおり、次の暴落相場を予想しているはずだ・少なくとも今の相場は割高だから投資していないんだというのをネタに相場の悲観煽りする人が多いのが昨今のトレンドであるが、そもそもバフェット氏の動きがいくらなんでも神聖視されすぎではないかと思うので、今回はそれについてまとめていきたい。
直近でバークシャーハサウェイでは毎年恒例の株主総会が開かれ、そこで新CEOのアベル氏の初お披露目となった。
しかし、上記FTの記事などを読んでいるとやはり何か雰囲気が殺伐としてやいないかという感じがしている。
まずバークシャーハサウェイの株主総会に出席していた人はどうやら今回は2~3万人の範囲らしく、ピークの4万人から随分減っていることが確認されている。
そして株主からの質問として「いつため込んでいる現金を投資するのか、あるいはこの現金が株主に還元されるのか?」といった質問がやはりでてきた。
これまではバフェット氏・マンガー氏が投資の神様として君臨し、これまでのバフェット氏・マンガー氏の投資成功からこういう質問は退けることができた。
しかし新CEOのアベル氏は子会社での事業経験は十分であるが、株式投資で成功してきた人ではないわけで、その資質に疑問がもたれていることは確かで、そのためにこうした質問が相次いだわけである。
もちろんこれまで築いてきたバフェット氏のポートフォリオが十分にパフォーマンスが出ていれば、このような質問は黙殺することができただろう。
しかし、バークシャーハサウェイの株価を見てもわかるように、ここ1年はS&P500に大幅劣後したことに加えて、この10年のパフォーマンスでもS&P500(配当除く)に追い付かれてしまっているのが現状だ。
これにいらだちを感じている株主がいるのは当然だろう。
さらにいらだちを感じてる株主は単純にS&P500に劣後しているという話だけではないのではないかとも思っている。
これに加えてバークシャーハサウェイの総資産規模と比較した時に規模感は相対感では小さいものの、同じように投資事業で資産をぶん回しているプレーヤーが存在し、圧倒的にバークシャーハサウェイを超えるパフォーマンスを出している上場企業が存在する。
それはソフトバンクグループである。
バークシャーハサウェイの総資産は1.25兆ドルであるが、うち現金同等物が30%超も持っているわけで、実際に投資している金額は0.85兆ドルぐらいである。
一方でソフトバンクGは総資産が0.35兆ドルぐらいとバークシャーハサウェイの1/4程度だが、これをほぼフルでぶん回しており、0.3兆ドルぐらいは実質投資されている状況なので、投資ポジションの倍率は1/3にまで縮小する。
それでも0.3兆ドルという数字は通常の機関投資家や個人投資家のように自由に株を売買できるような金額ではなく、買収や長期投資のコミットで投資しなければ十分にぶん回せない金額である。
そして現状投資スタイルはどうなっているかというと、バークシャーハサウェイの新CEOアベル氏は株主に対してペイシェントが重要・つまり現金投入を待ってくれとせがんでいる。
一方でソフトバンクGは逆にお前それ本当に大丈夫かよというレベルで借金を重ねて全力でAIに金を突っ込んでいる。
その結果が現在のバークシャーハサウェイとソフトバンクGの株価パフォーマンスの差となっているわけであり、実際に今経済をぶん回しているし投資最先端にいるのはソフトバンクGの方であることは明らかである。
【バークシャーハサウェイの10年間株価パフォーマンス】

【ソフトバンクGの株価チャート(ドル建て)】

10年どころかもっと引き延ばして20年とかの比較でもソフトバンクGの方が同じドル建て比較でもバークシャーハサウェイより株価パフォーマンスは良いわけで、バフェット氏のハイテク嫌い+後継者も同じような雰囲気がある中で、今回の相場でははっきりいって主役になっていないように思われ、相場を見る上では孫正義氏の動きをチェックする方がずっと有益なのではと思う次第である。
個人的には両者の総資産金額の差がかなり縮小している中で、バフェット氏の動きを神聖視して、ソフトバンクGの孫正義氏の動きを軽んじる間は相場はまだまだこっからが本番ではないかと思う。
さらにソフトバンクGは下記過去記事の考え方でAIバブルを分析する中で、相当重要な立ち位置にいる企業であることも確かであるので、我々投資家が追うべきなのはバークシャーハサウェイではなくソフトバンクGであることはやはり明らかなのではないかと思う。
【過去参考記事】
どのようにAIバブルが醸成され、最終的にどうはじけるかのプロセスを考える
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