【米国市況】株下落、円は2024年以来の安値-ブレント原油100ドル台

株売って現金待機させたい気持ちはわかるけど、なんか違うんだよなあ。

ちょっとニュースを見れば嫌と言うほど経済にネガティブそうなニュースが盛りだくさんということもあり、Xを見ているとここまでは一定程度利益が乗ってきたという人が声は大きい人に影響を受ける形で株ポジション売却して現金化しましたみたいな投稿が相次いでいるのが目につくようになってきた。

しかし、どうも個人的にしっくりこないことだらけだなあと思っている。
もちろんセクターや個別銘柄で集中リスク取っていて、そこが今回色々出ているネガティブニュースで明らかな悪影響を真正面から受けているのであれば話は別だろうが、もっと幅広く分散投資していたりインデックス投資している人でさえ、先行きがあまりにも不安ということで株を売却して大半を現金ポジションにして待っているといった趣旨のツイートがXの声が大きい人の投稿のリプライに並ぶようになっている。

しかし、足下の経済環境を考慮した時に不安定になっているものは何なのかというのを考えると、現金ポジションを増やすことは正解ではないように思う。
下記過去記事にあるような世界観が続く中で、不安定化しているのは供給の方であり、需要側の方ではない。

【過去参考記事】
デフレからインフレへなぜ世界は大きくレジームチェンジしたのか?

そうした中で、供給権利的な位置づけである株を売るというのは、自らを不利な立場に追いやるのと実質的に同じであり、気持ち的には理解はできるがどう考えても経済原則的には間違っているように思う。
もちろん保有株構成を変えるために売って違う株を買うというのは全然ありであるが、現金待機させるという戦略は個人的には論理的に間違っている行動であると思っている。

実際に戦争初期こそ株価は下落したが、米国株の下落幅は大したことがない上に、徐々に状況に慣れてきて今度は上昇する展開でさえ見えてきているように思う。

【S&P500のチャート】
タイトルなし


ちなみに、じゃあ現金待機させることが有効なのはどういう時なのかと疑問に思う方は、下記過去記事に答えを書いているので読んでもらいたい。

【過去参考記事】
なぜ借金のサイクルが経済・株価にとって重要なのかを解き明かす

ながらくデフレ時代を味わった日本では未だに値動きがある=悪的な考え方が多く、例えばよくある不動産投資関連広告で値動きがないことを超絶アピールして安定性を謳ったりしているが(まあ不動産投資においてこれはほぼ嘘なんだが)、今や値動きがある=上昇という構図に変わっているわけであり、相対的に値動きがないこと自体が悪い時代になっているということを頭に入れておかなければいけない。
     
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