ブルー・アウル株空売り比率が過去最高-プライベートクレジット懸念

底値フラグでは?

引き続き相場ではプライベートクレジットが市場全体の信用懸念につながるのではないかという懸念が話題になっており、これまでプライベートクレジット関連株・BDCだけでなく、一定程度金融株についても下落をしてきた。
そうした中で、上記記事の通り空売りを狙う投資家もどうやら増加しているようで、特に一番渦中にいるブルーアウルの株に対する空売り比率が最高になっているという話題が出ている。

しかし、じゃあみんな熱心に空売りしているがブルーアウルの本体およびBDCはそこから株価は下落しているのか?
以下を見るとちょっとそういう雰囲気には見えない。

【ブルーアウルの株価】
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【ブルーアウルBDCのチャート】
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【ブルーアウルテクノロジーBDCのチャート】
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ブルーアウル本体も傘下BDCについても注目を集めて居て、出来高が異様にできているのが見えると思うが、空売り比率急増はおそらくこの出来高急増らへんから生じていると思われる。
しかし、それ以降は株価下落がゆるやかor場合によっては上昇しているみたいな状態にあり、急ごしらえで空売りしている人達はどう見ても利益が出ているようには見えていない状況となっている。

そもそもプライベートクレジットの足下の問題はソフトウェア銘柄の信用力低下の話もあるが、どちらかというと下記過去記事で書いた通り、ファンド内での投資と負債のデュレーションミスマッチというものをよくよく考えずに雑に投資した慣れていない個人投資家が動揺して解約に殺到した流動性ミスマッチ要因が大きく、金融市場の質自体が根本的に問われているような雰囲気ではない。

【過去記事】

ヒステリックに報道されがちなプライベートクレジットファンドの懸念

さらに、大手銀がプライベートクレジット参入したり、プライベートクレジット崩壊を叫びながらBDCに鬼指値して買収しようとするヘッジファンドなどもいたりという形で、非常にポジトークが多く、本当はみんなスプレッドマージンが非常に取れるこの分野への参入がしたくてしたくてしょうがないというのが見えやすい状況にある。

以上を考慮していくと、空売り比率が拡大しているのに株価は下落していないということは、底値買いしている投資家がひっそりいるわけで、底値フラグが立ち始めているのではないかと思う。
プライスさえ目線が合うなら買いたいという投資家は多いわけで、下記過去記事の判断の仕方をしても大分いいところまでブルーアウル関連は下がってきたんじゃないのという気はする。

【過去参考記事】
どのようにして株式相場で投げ売りされていると判断すべきか注目すべき3つのポイント

もちろんプライベートクレジット周りが底値かどうかは不明だが、このプライベートクレジット問題が市場全体へ影響は徐々に縮小していくことが予想されてくると思う。
    
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