長期金利、初の日中逆転 中国がデフレで歴史的低位
PBOCが金融引き締め意向を示すまで余裕で相場を見ていられる。
上記日経新聞記事は日中で10年国債利回りが逆転しましたよというニュースであり、個人的にはいつかは来そうと思っていたが、想像より早い段階でこの状態にたどり着いたなあと思ったので、これについて市場への影響をまとめていきたい。
当ブログではもう何回も言っているが、中国の低成長(どう考えても統計発表GDPが大嘘感)が長引きそうということについてはもう大分前から下記の通り言及してきた。
【過去参考記事】
中国経済の低成長を招いた原因と再成長に必要な要素についての考察
これまでは本当にそうかなあみたいな意見がまだ市場では多かったが、もはや言い訳ができなさそうな状況が上記日経新聞記事や下記中国と日本の10年国債利回りの逆転が2026年頃から続いていることから見てとれる。
【中国10年債利回りのチャート】

【日本10年債利回りのチャート】

財政の質の問題なんじゃないかみたいな話をする人もいるが、中国は中央政府の財政状況はともかく地方政府があまりにも雑な財政をしていることを考慮するとそこまで状況は変わらないんじゃないかなあと思っており、そう考えるとこれは純粋にインフレ状況と名目経済成長率に直結した数値となっているわけである。
このように中国が金融政策において最後尾にいることが鮮明になっていることを考慮すると、やはり日銀が利上げをしたら市場が崩壊して株価が暴落すると未だに考えることは大きな間違いであることがわかる。
過去記事にも書いた通り、日本が利上げしたら市場が大混乱に陥ったのは日銀が金融政策の最後尾にいたからという理由が非常に大きい。
しかし今は違う。
はるか最後尾に中国PBOCがおり、しかも金融政策が後手に回っている可能性を背景に人民元高にさえなっているという状態にあり、ほぼ完ぺきにデフレ時代の日本をトレースしている状態にある。
それをしっかり裏付けしているのが、10年債利回りが逆転したことで確実となったわけである。
なので、今市場全体が金融政策で崩れるとすれば最後尾にいるPBOCが調子こいて金融引き締めを意図し始めて誰も金融市場を支える資金供給をしなくなった時であるわけだが、それは1年や2年では到底たどり着けなさそうだとは思うし、PBOCは金融緩和を継続しないと真っ先に中国株が死んでしまうので、PBOCにはだらだらと金融緩和を続けて今の生ぬるい相場を継続させてほしいところである。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
PBOCが金融引き締め意向を示すまで余裕で相場を見ていられる。
上記日経新聞記事は日中で10年国債利回りが逆転しましたよというニュースであり、個人的にはいつかは来そうと思っていたが、想像より早い段階でこの状態にたどり着いたなあと思ったので、これについて市場への影響をまとめていきたい。
当ブログではもう何回も言っているが、中国の低成長(どう考えても統計発表GDPが大嘘感)が長引きそうということについてはもう大分前から下記の通り言及してきた。
【過去参考記事】
中国経済の低成長を招いた原因と再成長に必要な要素についての考察
これまでは本当にそうかなあみたいな意見がまだ市場では多かったが、もはや言い訳ができなさそうな状況が上記日経新聞記事や下記中国と日本の10年国債利回りの逆転が2026年頃から続いていることから見てとれる。
【中国10年債利回りのチャート】

【日本10年債利回りのチャート】

財政の質の問題なんじゃないかみたいな話をする人もいるが、中国は中央政府の財政状況はともかく地方政府があまりにも雑な財政をしていることを考慮するとそこまで状況は変わらないんじゃないかなあと思っており、そう考えるとこれは純粋にインフレ状況と名目経済成長率に直結した数値となっているわけである。
このように中国が金融政策において最後尾にいることが鮮明になっていることを考慮すると、やはり日銀が利上げをしたら市場が崩壊して株価が暴落すると未だに考えることは大きな間違いであることがわかる。
過去記事にも書いた通り、日本が利上げしたら市場が大混乱に陥ったのは日銀が金融政策の最後尾にいたからという理由が非常に大きい。
しかし今は違う。
はるか最後尾に中国PBOCがおり、しかも金融政策が後手に回っている可能性を背景に人民元高にさえなっているという状態にあり、ほぼ完ぺきにデフレ時代の日本をトレースしている状態にある。
それをしっかり裏付けしているのが、10年債利回りが逆転したことで確実となったわけである。
なので、今市場全体が金融政策で崩れるとすれば最後尾にいるPBOCが調子こいて金融引き締めを意図し始めて誰も金融市場を支える資金供給をしなくなった時であるわけだが、それは1年や2年では到底たどり着けなさそうだとは思うし、PBOCは金融緩和を継続しないと真っ先に中国株が死んでしまうので、PBOCにはだらだらと金融緩和を続けて今の生ぬるい相場を継続させてほしいところである。
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