http://www.reins.or.jp/library/2025.html
↑中古住宅不動産市場統計を出しているレインズデータライブラリーのHP
毎月レインズデータライブラリーで発行されている首都圏の中古住宅不動産市場動向の2025年11月データを今回は確認していきたいと思う。
まずは概況からである。
【中古マンション市場の概況】

これまで首都圏中古マンション価格の伸びは地域別差異はあれど、単価伸び率は一桁後半%レベルでの推移をしていたのが3.5%と一桁前半レベルにまで低下してきており、単純に価格という面では勢いが鈍化していることは明らかである。
理由を考えれば外国人の売買規制強化の兆しが政治的にあることに加えて、もうそれに配慮する形で金融機関が融資を絞っているという噂も聞いているし、実需は単純に日銀の利上げによる住宅ローン金利の上昇という要素で上がりづらくなるのはしかるべきだろうと思う。
一方で在庫は減少しており、既に買っている人はすぐに売らざるを得ないみたいな状態であることも確かであり、状況としては拮抗していると言えそうだ。
【地域別成約単価推移動向】

成約価格は相変わらず東京区部以外はぴたっと止まっているという評価になる。
日銀の利上げ間近ということで、今0.6%ぐらいで提供されている変動金利ローンも利率が上昇しそうということもあり、実需層が二の足を踏むのは確かだろう。
さらに、じりじりとだが東京区部も単価の伸びの勢いは細かく地域別を見ていくと鈍化しているように見える。
特に都心三区が外国人規制が入る前に売り捌こうという動きが強く、新規登録・在庫の増え方が速く、成約価格が前年同月比ならともかく、前月比で見ると伸びなくなってきている。
【在庫動向】

新規登録と在庫価格は相変わらず伸びている一方で成約価格がついていけなくなってきており、これはさすがにもうワンチャンスケベ価格売り出しが通用しなくなっていることは明らかなようになっていると思う。
ただ売り出しがワンチャンスケベ価格売り出しから始まっていることは、言ってみれば売り出し側が特段焦っていないことを意味しているわけで、これを見ていくと今後起こることは成約価格の下落ではなく、成約価格が横ばいになりながら販売数の低下という事象になるのではないかと思っている。
こういったことを考えていくと、日銀の利上げ回数については12月分含めてやっぱりとりあえず2回ぐらい・政策金利1%でその後様子見姿勢が強まるんじゃないかなあとなんとなく思う次第である。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
↑中古住宅不動産市場統計を出しているレインズデータライブラリーのHP
毎月レインズデータライブラリーで発行されている首都圏の中古住宅不動産市場動向の2025年11月データを今回は確認していきたいと思う。
まずは概況からである。
【中古マンション市場の概況】

これまで首都圏中古マンション価格の伸びは地域別差異はあれど、単価伸び率は一桁後半%レベルでの推移をしていたのが3.5%と一桁前半レベルにまで低下してきており、単純に価格という面では勢いが鈍化していることは明らかである。
理由を考えれば外国人の売買規制強化の兆しが政治的にあることに加えて、もうそれに配慮する形で金融機関が融資を絞っているという噂も聞いているし、実需は単純に日銀の利上げによる住宅ローン金利の上昇という要素で上がりづらくなるのはしかるべきだろうと思う。
一方で在庫は減少しており、既に買っている人はすぐに売らざるを得ないみたいな状態であることも確かであり、状況としては拮抗していると言えそうだ。
【地域別成約単価推移動向】

成約価格は相変わらず東京区部以外はぴたっと止まっているという評価になる。
日銀の利上げ間近ということで、今0.6%ぐらいで提供されている変動金利ローンも利率が上昇しそうということもあり、実需層が二の足を踏むのは確かだろう。
さらに、じりじりとだが東京区部も単価の伸びの勢いは細かく地域別を見ていくと鈍化しているように見える。
特に都心三区が外国人規制が入る前に売り捌こうという動きが強く、新規登録・在庫の増え方が速く、成約価格が前年同月比ならともかく、前月比で見ると伸びなくなってきている。
【在庫動向】

新規登録と在庫価格は相変わらず伸びている一方で成約価格がついていけなくなってきており、これはさすがにもうワンチャンスケベ価格売り出しが通用しなくなっていることは明らかなようになっていると思う。
ただ売り出しがワンチャンスケベ価格売り出しから始まっていることは、言ってみれば売り出し側が特段焦っていないことを意味しているわけで、これを見ていくと今後起こることは成約価格の下落ではなく、成約価格が横ばいになりながら販売数の低下という事象になるのではないかと思っている。
こういったことを考えていくと、日銀の利上げ回数については12月分含めてやっぱりとりあえず2回ぐらい・政策金利1%でその後様子見姿勢が強まるんじゃないかなあとなんとなく思う次第である。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック


