エヌビディア株4%高、堅調な売上高予想示す-AIバブル懸念払拭に寄与

今回の決算ではどちらかというと上値を抑えている要因があることに注目。

最近はエヌビディアの決算が近づくたびに、VIXのコールオプションを買うプレイヤーが大幅増大して市場全体の株価変動が大きくなる傾向にあるが、そもそもAI最前線に取り組んでもいないウォール街が決算前にどたばたエヌビディアの株価が下落した時用のヘッジ売りをしているというのは本当に意味があるのかどうかというのが毎回疑わしいというのは下記過去記事に記載している通りである。

【過去参考記事】

エヌビディアの決算でわざわざ右往左往する必要性がない理由


個人的にはそんなところには決算数値自体にはあまり注目しておらず、どちらかというと決算コールの中で語られたGPU需要の制約要因に注目している。
セルサイドの質問者がAI市場の進展において現在制約要因があると思いますが、何が一番大きな制約要因ですかと電力・土地・ファイナンスなど様々な制約要因を挙げたが、エヌビディアのCEO回答は全部が制約要因になっていると回答している。
つまり、エヌビディアのGPU需要というのはこういった各種制約要因がなければもっと需要が大きいはずだが、これら各種要因で現在は需要が抑制された状態である
こうしたことを考慮すると、エヌビディアの株価は構造的に下落しそうというより各種制約要因で上値が抑えられていると考える方が妥当なように思う。
エヌビディアが決算で語った各種制約要因なんていうものはAIにかかわっている人からすれば当然知っている話であり、株価には織り込まれているはずである。

【エヌビディアの株価チャート】
タイトルなし


なので、もしエヌビディアのGPUが根本的に需要が落ちているというのであれば過去記事で書いた通り決算が発表される前時点でもう当然のように底値割れるレベルで売られているはずである。
しかし、実際は底値を割っていないわけなので、AIブーム終了でエヌビディアのGPUの需要動向に何か異変が起きているというわけではないわけである。
一方で株価の伸びはここ3ヵ月ぐらいは止まっている状況であることも事実であるが、これは需要懸念があるというよりエヌビディアが決算んで語った制約要因によって、潜在的に存在する需要をまだ取り込み切れていないと考える方が自然だろうと思う。

この各種制約要因が取り払われるまでは時間がかかることは必然であるということに加えて、逆に言えばこの各種制約要因を提供できる企業の株価はまだ十分に上昇余地があるということを示しているように思う。
加えてこの各種制約要因が取り払われる中でじりじりとエヌビディアの株価もまだ上昇できる余地は十分にあると思うので、目先のニュースに右往左往することなくじっくり買いで取り組んでいくことを継続すればよいと思っている。
少なくともまだAIブームについては懐疑的に見ている人が多いことは、個人的には下記記事に照らし合わせて考えればまだまだ相場はきちんと銘柄選びを間違えなければさほど株式市場に対してネガティブに考える必要性はないと思っている。

【過去参考記事】
先行き不安材料がなければ株式市場は上昇しないと思う理由

 
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