アドバンテストがストップ高、最高益更新の見込み(29日の株式市場)
相当ギブアップした機関投資家が多そう。
昨日の日本株は稀に見る異常事態であった。
日経平均は+2%なのに、グロース指数がマイナスどころかTOPIXもほぼ横ばいと、中身を見るとソフトバンクGと半導体製造装置企業しか株価が上昇していないという、幅広く分散投資している人から見ればインチキ極まりない値動きとなった。
【アドバンテストの株価チャート】

そのきっかけになったのはアドバンテストの決算で、まさにAIブームの中で製造が増えているAI関連半導体を製造するために必要なテスターを生産しているわけであるが、もうその需要が爆発的であることが決算で明らかになった。
しかもこのアドバンテストの株は日経平均に占めるウェイトが非常に高く、一般的に機関投資家のベンチマークはTOPIXではあるものの、もうこれアドバンテスト持っていないと負け確定・少なくとも半導体製造装置株は持っていないとやばいみたいな雰囲気になったのである。
こういう動きになったのは、機関投資家の多くはまだAIブームに懐疑的であることに起因しているように思う。
これまで書いてきたブログ記事を振り返ると、1年半前の2024年2月時点でまだ機関投資家のAIブームに関する考え方は下記程度の考えしかなかったわけで、1年半程度でこの懐疑的な見方はそうそう変わっていないだろうと思われる。
【過去参考記事】
上記記事の中で有名FMの苦瓜氏はこのAIブームに懐疑的な理由としてAIブームの継続は米国メガテック勢の巨額投資が必要だとし、その継続性に疑問を持っていることを挙げている。
しかし、実際はトランプ関税の大混乱がありながら、米国メガテック勢は投資を維持するどころかより過激に積み増しに来ていることは昨今のニュースフローを見れば明らかであり、この推理は完全に外れたのである。
下記書籍を読めば分かる通り、メガテック勢はOpenAIが台頭してきた時点で衝撃を受けていたわけで、それさえ分かっていれば巨額投資を続けるなんてのは2024年時点でも容易に想像できたわけである。
【参考書籍】
イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか
そうした間違った判断をしていた機関投資家がギブアップ買いをすると同時に、ポジションの急速な入れ替えでその他がバカスカ売られてなんだこのインチキ相場みたいな感じになったのだと思う。
もちろん米国利下げが進んでいき、経済全体への好影響が明らかになっていけばこれまで弱かった銘柄にも御鉢が回ってくるだろうと思うが、それまでひたすらAI関連株が上昇するのを指をくわえて眺めることは、一定期間で相対的あるいは絶対的にパフォーマンスを求められる機関投資家には難しいだろうということで、足下の株式市場ではやはり中心にAIブームが続くことを考慮したポジション繰りが重要だろうと思われる。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
相当ギブアップした機関投資家が多そう。
昨日の日本株は稀に見る異常事態であった。
日経平均は+2%なのに、グロース指数がマイナスどころかTOPIXもほぼ横ばいと、中身を見るとソフトバンクGと半導体製造装置企業しか株価が上昇していないという、幅広く分散投資している人から見ればインチキ極まりない値動きとなった。
【アドバンテストの株価チャート】

そのきっかけになったのはアドバンテストの決算で、まさにAIブームの中で製造が増えているAI関連半導体を製造するために必要なテスターを生産しているわけであるが、もうその需要が爆発的であることが決算で明らかになった。
しかもこのアドバンテストの株は日経平均に占めるウェイトが非常に高く、一般的に機関投資家のベンチマークはTOPIXではあるものの、もうこれアドバンテスト持っていないと負け確定・少なくとも半導体製造装置株は持っていないとやばいみたいな雰囲気になったのである。
こういう動きになったのは、機関投資家の多くはまだAIブームに懐疑的であることに起因しているように思う。
これまで書いてきたブログ記事を振り返ると、1年半前の2024年2月時点でまだ機関投資家のAIブームに関する考え方は下記程度の考えしかなかったわけで、1年半程度でこの懐疑的な見方はそうそう変わっていないだろうと思われる。
【過去参考記事】
プロでもきちんと認識できていない生成AIバブル
上記記事の中で有名FMの苦瓜氏はこのAIブームに懐疑的な理由としてAIブームの継続は米国メガテック勢の巨額投資が必要だとし、その継続性に疑問を持っていることを挙げている。
しかし、実際はトランプ関税の大混乱がありながら、米国メガテック勢は投資を維持するどころかより過激に積み増しに来ていることは昨今のニュースフローを見れば明らかであり、この推理は完全に外れたのである。
下記書籍を読めば分かる通り、メガテック勢はOpenAIが台頭してきた時点で衝撃を受けていたわけで、それさえ分かっていれば巨額投資を続けるなんてのは2024年時点でも容易に想像できたわけである。
【参考書籍】
イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか
そうした間違った判断をしていた機関投資家がギブアップ買いをすると同時に、ポジションの急速な入れ替えでその他がバカスカ売られてなんだこのインチキ相場みたいな感じになったのだと思う。
もちろん米国利下げが進んでいき、経済全体への好影響が明らかになっていけばこれまで弱かった銘柄にも御鉢が回ってくるだろうと思うが、それまでひたすらAI関連株が上昇するのを指をくわえて眺めることは、一定期間で相対的あるいは絶対的にパフォーマンスを求められる機関投資家には難しいだろうということで、足下の株式市場ではやはり中心にAIブームが続くことを考慮したポジション繰りが重要だろうと思われる。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック


