日米通商交渉合意、市場にはうれしいサプライズ-ストラテジスト

最高値更新待ったなし。

7月も後半ということで、再延期されるかどうかということが焦点になっていた8/1の日米通商交渉について、突如今朝になって合意したとトランプが発表した。
最初は本当なのかどうか真偽が不明だったが、その後交渉役であった赤沢大臣から任務完了というXのつぶやきもあり、どうやらこの合意内容が真実であるということが判明した。



一番のポジティブサプライズは自動車関税が15%に抑えられたことで、元々2.5%の関税をかけられていたことから12.5%の関税追加で済んだということである。
関税がかかっているじゃないかと思う人もいるかもしれないが、米国での自動車製造はグローバルなサプライチェーンに依存していて大体全部を米国内で完結させるのは難しく、実際は米国内で完成車完成させるのに鉄・アルミ・部品などをカナダやらメキシコやらから輸入するために、実は米国内製造の方が不利な数値になってないかこれみたいになっていて、そう考えれば綺麗な落としどころで妥結したなという形になった。

この妥結内容から、もちろん日本株は暴騰していて、TOPIXは最高値更新手前まで上昇していて、実質的にもう最高値更新は時間の問題という非常に良好な相場付きとなっている。

【TOPIXのチャート】
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ところがひねくれている人はこの妥結があったにもかかわらず、日本側に不利な内容ではないかとして日本株最高値更新について未だに疑問を持っており、インバ握っちゃってる人でさえX上では観測されている。

しかし、我々は既に米国と関税交渉について妥結した場合に株価はどうなるかという前例があることを知っている。
それはベトナムである。
ベトナムでは関税率20%で米国側が一方的な妥結を宣言して、ベトナム側は不本意として交渉を続けているわけであるが、それでもベトナムの株価指数は暴騰しているわけである。

【ベトナムVN指数のチャート】
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ベトナムはほとんど米国側で製造できる製品を持っていない中で20%で妥結してこの内容であるわけだが、日本は関税率15%ということで米国側と産業が被りながらの関税率15%、自動車に至っては実質的に関税率12.5%の引き上げに留められたことは非常に有利な話なわけである。
さらに元々日本株はトランプ政権再誕による関税懸念で株価がこの1年ぐらい足踏みだったわけであり、休憩は十分だろうと思われる。

そう考えれば素直に日本株指数は日経平均でもTOPIXでも最高値更新すると予想するのが自然であり、変にひねくれてこの合意内容で株は上がるのはおかしいと考えることこそおかしいわけであり、素直にこの上昇相場についていくことが重要だろうと個人的には考えている。

ちなみにその中でも今日日本株で上昇していたのはバリュー株がメインであり、下記過去記事の考え方をすれば日本株は引き続きバリュー株フェーバーな状況が続くだろうと思っている。

【過去参考記事】
バリュー株投資はどのような時に真価を発揮するのか?

 
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