Xi Jinping warns Chinese officials against over-investment in AI and EVs
本当の実力は下り龍の時に明らかになる。
上記記事を読んで、いよいよ中国の躍進の時代は終わったなと思ったので、それについてまとめていきたい。
上記記事は習近平から正式にAIとEVに投資偏重するなというお触れが出ているFTのニュースである。
当初はXでいくつかそういうつぶやきをちらほら見たが、本当かどうか微妙ということでいくつかもっと信憑性あるソースがないか見ていたところ、FTから記事が出ていたわけで、それを考えるとこれは真実だと言えるだろう。
このことは端的に中国経済の苦しさというのがにじみあふれ出るものとなっている。
中国は今まであらゆる産業が中央政府や地方政府の補助金によって育成されてきた背景があるのだが、上記はもはや政府には十分に補助金を出すだけの資金がなく、産業向け補助金にさえ手を付け始めたと考えるのが妥当だろうと思われる。
中国の成長というのは、結局海外からの投資と不動産売却を駆使した錬金術による負債膨張で成り立ってきて、それがあらゆる産業の補助金となってきたわけであるが、これまでは共産党と補助金に回されながらも一般国民の給与が上昇するぐらいの有り余った増加があったわけである。
しかし、海外かの投資を絶たれて不動産バブルも崩壊した今、これまで行ってきた雑なインフラ投資と補助金によって膨らんだ返済のあてがない負債は、共産党が既得権益を維持するために一般国民から絞りとって返済しているのが現状だ。
ただそれでも焼け石に水ということもあって、上記FTの記事の通り、産業向け補助金を削減することによって負債返済原資を捻出しようとしているわけである。
しかし、これはもう完全に日本のバブル崩壊をトレースしているし、さらに言えば日本のバブル崩壊より状況はひどいといっても過言ではないだろうと思う。
中国共産党の既得権益維持に加えて、中国は法律があってないようなものなので、下り龍となっている中でなりふりかまわらないお金の争奪戦になるはずで、そのような状態で経済が進展するわけはなく、下記過去記事の考え方をすれば中国への投資はほとんど意味がないことがすぐにわかると思う。
【過去参考記事】
なぜ借金のサイクルが経済・株価にとって重要なのかを解き明かす
いずれにしろ、中国・香港株は他地域と比べて下がるかどうかは不明であるものの、上昇ポテンシャルは非常に低いだろうと思う。
【CSI300のチャート】

さらにいえばこんな状態で実質GDP成長率が5%あるなんて思うのは狂気の沙汰であり、普段「立場が偉い人はきちんと統計ぐらいは正確な数値を出すだろう」という性善説を基に経済を見ている育ちの良いエコノミストは経済動向を見誤ってしまうのである。
下記過去記事の通り、中国景気の低迷は長引くことは必須であることはあらためて頭に入れておきたいと思える事象であった。
【過去参考記事】
中国経済の低成長を招いた原因と再成長に必要な要素についての考察
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
本当の実力は下り龍の時に明らかになる。
上記記事を読んで、いよいよ中国の躍進の時代は終わったなと思ったので、それについてまとめていきたい。
上記記事は習近平から正式にAIとEVに投資偏重するなというお触れが出ているFTのニュースである。
当初はXでいくつかそういうつぶやきをちらほら見たが、本当かどうか微妙ということでいくつかもっと信憑性あるソースがないか見ていたところ、FTから記事が出ていたわけで、それを考えるとこれは真実だと言えるだろう。
このことは端的に中国経済の苦しさというのがにじみあふれ出るものとなっている。
中国は今まであらゆる産業が中央政府や地方政府の補助金によって育成されてきた背景があるのだが、上記はもはや政府には十分に補助金を出すだけの資金がなく、産業向け補助金にさえ手を付け始めたと考えるのが妥当だろうと思われる。
中国の成長というのは、結局海外からの投資と不動産売却を駆使した錬金術による負債膨張で成り立ってきて、それがあらゆる産業の補助金となってきたわけであるが、これまでは共産党と補助金に回されながらも一般国民の給与が上昇するぐらいの有り余った増加があったわけである。
しかし、海外かの投資を絶たれて不動産バブルも崩壊した今、これまで行ってきた雑なインフラ投資と補助金によって膨らんだ返済のあてがない負債は、共産党が既得権益を維持するために一般国民から絞りとって返済しているのが現状だ。
ただそれでも焼け石に水ということもあって、上記FTの記事の通り、産業向け補助金を削減することによって負債返済原資を捻出しようとしているわけである。
しかし、これはもう完全に日本のバブル崩壊をトレースしているし、さらに言えば日本のバブル崩壊より状況はひどいといっても過言ではないだろうと思う。
中国共産党の既得権益維持に加えて、中国は法律があってないようなものなので、下り龍となっている中でなりふりかまわらないお金の争奪戦になるはずで、そのような状態で経済が進展するわけはなく、下記過去記事の考え方をすれば中国への投資はほとんど意味がないことがすぐにわかると思う。
【過去参考記事】
なぜ借金のサイクルが経済・株価にとって重要なのかを解き明かす
いずれにしろ、中国・香港株は他地域と比べて下がるかどうかは不明であるものの、上昇ポテンシャルは非常に低いだろうと思う。
【CSI300のチャート】

さらにいえばこんな状態で実質GDP成長率が5%あるなんて思うのは狂気の沙汰であり、普段「立場が偉い人はきちんと統計ぐらいは正確な数値を出すだろう」という性善説を基に経済を見ている育ちの良いエコノミストは経済動向を見誤ってしまうのである。
下記過去記事の通り、中国景気の低迷は長引くことは必須であることはあらためて頭に入れておきたいと思える事象であった。
【過去参考記事】
中国経済の低成長を招いた原因と再成長に必要な要素についての考察
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