トランプ氏が関税引き上げ発表後、世界株安にならないのはなぜ?
逆説的な考え方。
トランプ政権発足以降、関税政策発表で一気に相場に冷や水をぶっかけられたこともあり、その後ずっと株価については先行き懸念が強いのではないかと論じられることがほとんどとなってしまった。
しかし、当ブログでは色々書いてきたが、トランプの無茶苦茶な政策にも関わらずAI関連投資はほとんど影響を受けておらず、みんなAIゴールドラッシュに向けて邁進しているのが現状である。
そう考えると、足下のトランプ政権の無茶政策は多くの企業にダメージを与えていることは確かである一方で、それと同時にそれ自体が一定程度の景気押し下げ効果になり、FRBなど中央銀行が金融緩和をするor景気を阻害するような金融引き締めをしない理由になっている。
実際米国債10年金利が上がりそうで上がらないというのはそういった要因が大きいはずである。
【米国10年債金利のチャート】

しかし、それはAIゴールドラッシュに関わっている人達にとっては中央銀行がゴールドラッシュを邪魔するようなことをしないがために、安心して突っ走ることができており、これが足下で株価ドライバーになっていると思う。
トランプが影響力を発揮している限りは常に不確実性がつきまとうので、普通の企業は設備投資や消費を控えるために景気が過熱しにくいわけで、これによってFRBがいつまでも金融緩和方向を続ける必要性に迫られるために、AIゴールドラッシュの人達を邪魔するような金融引き締めに転じるのは相当先だろうと思う。
しかし、トランプがいなくなるorいなくなることが視野に入る状態になってきた時に現在極大化している不確実性が徐々に薄れていくことになる。
そうなると、これまで設備投資を手控えてきた人達が続々と自信満々にレバレッジをかけて設備投資をしてくることになるわけで、それが景気を過熱する方向に向かわせる。
そうなれば市場に投資資金がAIゴールドラッシュに加えて投入されることになるため、それこそまさにバブル的な動きになる可能性がある。
そこまでいくと、もはやFRBが金融引き締めをしない理由はなく、景気が抑制されるまで金融引き締めを行うだろう。
そうなれば、下記過去記事から考えれば、相場が暴落することは必至だろう。
【過去参考記事】
市場サイクルの解像度を上げるためには何を見るべきか?
ただ、そうなるまでには上述したようにトランプがもはや影響力を行使できないレベルで政権末期ぐらいになる必要性があり、それにはまだ3年近く残っているわけで、個人的には相場の暴落を気にすべきタイミングは早くても3年あたりぐらいであり、少なくとも今年とか来年とかではないんではないかなあと考えている。
なので、株の早売りだけはしないように気を付けないとと常々考えている。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
逆説的な考え方。
トランプ政権発足以降、関税政策発表で一気に相場に冷や水をぶっかけられたこともあり、その後ずっと株価については先行き懸念が強いのではないかと論じられることがほとんどとなってしまった。
しかし、当ブログでは色々書いてきたが、トランプの無茶苦茶な政策にも関わらずAI関連投資はほとんど影響を受けておらず、みんなAIゴールドラッシュに向けて邁進しているのが現状である。
そう考えると、足下のトランプ政権の無茶政策は多くの企業にダメージを与えていることは確かである一方で、それと同時にそれ自体が一定程度の景気押し下げ効果になり、FRBなど中央銀行が金融緩和をするor景気を阻害するような金融引き締めをしない理由になっている。
実際米国債10年金利が上がりそうで上がらないというのはそういった要因が大きいはずである。
【米国10年債金利のチャート】

しかし、それはAIゴールドラッシュに関わっている人達にとっては中央銀行がゴールドラッシュを邪魔するようなことをしないがために、安心して突っ走ることができており、これが足下で株価ドライバーになっていると思う。
トランプが影響力を発揮している限りは常に不確実性がつきまとうので、普通の企業は設備投資や消費を控えるために景気が過熱しにくいわけで、これによってFRBがいつまでも金融緩和方向を続ける必要性に迫られるために、AIゴールドラッシュの人達を邪魔するような金融引き締めに転じるのは相当先だろうと思う。
しかし、トランプがいなくなるorいなくなることが視野に入る状態になってきた時に現在極大化している不確実性が徐々に薄れていくことになる。
そうなると、これまで設備投資を手控えてきた人達が続々と自信満々にレバレッジをかけて設備投資をしてくることになるわけで、それが景気を過熱する方向に向かわせる。
そうなれば市場に投資資金がAIゴールドラッシュに加えて投入されることになるため、それこそまさにバブル的な動きになる可能性がある。
そこまでいくと、もはやFRBが金融引き締めをしない理由はなく、景気が抑制されるまで金融引き締めを行うだろう。
そうなれば、下記過去記事から考えれば、相場が暴落することは必至だろう。
【過去参考記事】
市場サイクルの解像度を上げるためには何を見るべきか?
ただ、そうなるまでには上述したようにトランプがもはや影響力を行使できないレベルで政権末期ぐらいになる必要性があり、それにはまだ3年近く残っているわけで、個人的には相場の暴落を気にすべきタイミングは早くても3年あたりぐらいであり、少なくとも今年とか来年とかではないんではないかなあと考えている。
なので、株の早売りだけはしないように気を付けないとと常々考えている。
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