ラッセル2000が相場バロメーターになりそう。

4月に相場が大混乱を迎えて、その後なんだかんだで関税措置が緩和されそうだったり、政治においてもトランプのあまりの無茶苦茶ぶりに 、ナスダックやS&P500は米ドルベースでは最高値更新が視野に入るレベルにまで回復してきている。

【ナスダック100のチャート】
タイトルなし

一方で、当ブログではインフレの世界の中で大型株>中小型株の展開が続きそうで、大型株は中小型株を踏み台にしていきそうだ・だからラッセル2000はS&P500やナスダック100に劣後するだろうから避けるべきと書いてきたが、概ねその想定通りに動いてきている。
 
【ラッセル2000のチャート】
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ここでラッセル2000のチャートで注目したいのは、結局トランプ当選で株価が盛り上がったところがピークであったわけであるが、その水準が2022年の最高値付近だったというなんとも呪われているようなチャートになっているわけである。
一方で下値はというと2023年の苛烈なFRBの金融引き締め中のところであり、状況は悪いものの2023年の一番ひどかった時期を底抜けるほどはひどくないよねというコンセンサスもどうやら出来上がったようで、関税政策の大混乱では概ねそのラインがボトムとなった。
つまり、現実世界の経済の雰囲気というのはこのラッセル2000のレンジの中で考えられているような側面があり、ラッセル2000がこのレンジに収まっている限りは米国景気はさほど良くないと考えるのが妥当だと思う。

そして足下で関税政策が妥当なラインに落ち着いていこうとしている中で、ラッセル2000の株価は回復途上にあるが、大型株とは違ってまだ下げ幅の半分しか回復していないわけである。
なんとなくであるが米国の景気が鈍化していると考えるのはこのラッセル2000の株価回復がまだ半分程度しか進んでいないところにあるなと思っており、現在の景気動向が悪いという判断がされて金融緩和やトランプの無茶な政策に是正は実際にラッセル2000が最高値を更新するまでは継続されるのではないかと思う。

そう考えると、ここからラッセル2000が最高値更新するとなるとさらに2割近く上昇する必要性があるわけで、その間に大型株はもっと上昇している可能性が高いわけであり、少なくともそこまではS&P500やナスダック100は引っ張れるだろうと個人的には考えている。
特に今相場のバブルになりそうというテーマである生成AIとプライベートクレジットの分野は、トランプ政権の混乱の中でも企業の積極投資姿勢はほとんど変わっていないことを考えると、この分野の投資エクスポージャーな次の金融サイクルが回ってくるまでは粘り強く持つこと重要だろうと思っている。
 
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