キユーピー、マヨネーズなど118品目値上げ 9月以降順次

値上げできる企業が正義。

上記記事のように上場企業であるキューピーが色々とうにゃうにゃ理由を述べているが、値上げを決めたという報道が出ている。

キューピーの株価は去年9月頃に一回ピークをつけてから、PERでの調整や卵価格の上昇などから原材料コスト増加による収益圧迫が懸念されて調整していたが、この報道がされた直後にキューピーの株価は上昇しているし、上下はあれどこの値上げ発表前ぐらいからこれを察していた投資家の買いによって比較的値持ちがよく動いており、2022~2023年ぐらいから保有している投資家は別にバタバタ売買しなくてもええやんといった動きになっている。

【キューピーの株価チャート】
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日本がデフレから脱却してインフレになっていることは下記過去記事で書いてきたが、キューピーが2025年にも値上げが継続できていることを考えれば、インフレの世界は引き続き続いていることがわかる。

【過去参考記事】
デフレからインフレへなぜ世界は大きくレジームチェンジしたのか?

企業の株価は名目利益で動くわけなので、きちんと持続的に値上げできている企業は継続的な収益上昇が期待できるし、それを配当や自己株買いで株主還元ができるので、値上げさえできていれば比較的昔ながらの銘柄でも十分な株価リターンを得られるというのが足下の投資環境である。

逆に言えば、この環境下で値上げできない企業やインフレ恩恵がない企業が非常に株価は苦しいとしか言いようがない。
この経済環境で値上げできないやつは顧客にいくらなんでも忖度しすぎか、値上げできないほど売っているものに競争力がないどうでもいいものかのどちらかであるわけだが、過去のデフレ時代では顧客への過剰な忖度はあったものの、東証改革でより株主フレンドリーになることが要求されている中で、過剰な忖度で値上げをしないまま収益が低迷して株価が低迷した場合は、経営陣が真面目に経営していないと糾弾されてクビになる可能性が高まっていることから、米国ほどではないにしろ、持続可能性を探りながら値上げをするのが普通になっている。
つまり値上げできないのは本当に値上げしたら一瞬にして顧客がどっかにいってしまうほど、大したものを売っていない企業である。

なので、投資対象企業が値上げをきちんとできているのかどうかというのは、現在の投資戦略では最重要項目に置くべき投資判断項目だろうと個人的には考えている。


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