インドネシア、現役軍人重用へ法改正 権限肥大に懸念
行き詰った新興国にありがちなやつ。
上記記事はインドネシアにおいて新しく発足しているプラボウォ政権が政権内の閣僚において現役軍人を増やせるよう法改正しているというニュースで、こういうのを見る限りインドネシア株には投資したくないねえと思ったのでまとめていきたい。
この政権内で軍人採用を厚くしようとする動きは段々と
なぜなら経済が順調に進んでいるのであれば、経済政策の上手さを背景に成果を誇示すればいいだけで、そういう時に軍がわざわざ政権に対していちゃもんをつけるようなことをすれば民衆が怒り狂って反発を招くだけなので、基本軍は動かないし全てが丸く収まるのである。
しかし、経済成長が微妙になっていくと、国民文化が未成熟な新興国だと徐々に民衆からのデモなどの突き上げがある中で、政権はそれをどう制御するかについて考え始め、最終的に軍に頼ることになる。
日本や先進国だと普通はあり得ないのだが、新興国では政治家と軍が必ずしも軍が政治家に対して従の関係ではなく、お互いに利権争い的な関係であることがある。
そうなると、軍は政権が頼りにしてきた時は、それなら俺らにもきっちり利権を分けてくれよなという話になるわけで、こうした民衆が置いてけぼりで政治家と軍が利権をむさぼる体制を強化してしまうのである。
この軍国化があまりにも行き過ぎると、少しでも民衆が政治に対して不満を示すと、すぐに暴力を駆使してその動きを抑止しようとするのが当たり前になっていく。
そして、それが当たり前になっていくと、政権が変わる中でそれを悪用する政治家が出現し、最終的に私的財産保護というのを無視して暴力を当たり前のように使って、私腹をこやすだけのとんでも政治体制になるわけである。
これがインドネシアの歴史でいうと昔のスハルト政権であり、最近ではベネズエラのチャベス政権がこれに該当する。
こういうのは非常に外国人投資家はいやがるわけで、既にこの気配を感じ取っていた外国人投資家が投資資金を抜いていたことから、インドネシア株・インドネシアルピアはいずれも下落となっているわけである。
【ジャカルタ総合指数のチャート】

【インドネシアルピアのチャート】

個人的にも経済に真摯に向き合ってない証拠だよなあと思うわけだし、勝手に私腹を肥やすために自分の投資した財産を使われるのなんてまっぴらごめんである。
このように私的財産権について投資における重要性は非常に高く、まだここらへんの勘所がない人は下記参考書籍を読んでもらいたい。
【参考書籍】
「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史 (全2巻)
ということで、なんとなくインドネシア経済が段々と投資するネタが少なくなりつつある微妙な国家になっている中で、投資したくないねえという話である。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
行き詰った新興国にありがちなやつ。
上記記事はインドネシアにおいて新しく発足しているプラボウォ政権が政権内の閣僚において現役軍人を増やせるよう法改正しているというニュースで、こういうのを見る限りインドネシア株には投資したくないねえと思ったのでまとめていきたい。
この政権内で軍人採用を厚くしようとする動きは段々と
なぜなら経済が順調に進んでいるのであれば、経済政策の上手さを背景に成果を誇示すればいいだけで、そういう時に軍がわざわざ政権に対していちゃもんをつけるようなことをすれば民衆が怒り狂って反発を招くだけなので、基本軍は動かないし全てが丸く収まるのである。
しかし、経済成長が微妙になっていくと、国民文化が未成熟な新興国だと徐々に民衆からのデモなどの突き上げがある中で、政権はそれをどう制御するかについて考え始め、最終的に軍に頼ることになる。
日本や先進国だと普通はあり得ないのだが、新興国では政治家と軍が必ずしも軍が政治家に対して従の関係ではなく、お互いに利権争い的な関係であることがある。
そうなると、軍は政権が頼りにしてきた時は、それなら俺らにもきっちり利権を分けてくれよなという話になるわけで、こうした民衆が置いてけぼりで政治家と軍が利権をむさぼる体制を強化してしまうのである。
この軍国化があまりにも行き過ぎると、少しでも民衆が政治に対して不満を示すと、すぐに暴力を駆使してその動きを抑止しようとするのが当たり前になっていく。
そして、それが当たり前になっていくと、政権が変わる中でそれを悪用する政治家が出現し、最終的に私的財産保護というのを無視して暴力を当たり前のように使って、私腹をこやすだけのとんでも政治体制になるわけである。
これがインドネシアの歴史でいうと昔のスハルト政権であり、最近ではベネズエラのチャベス政権がこれに該当する。
こういうのは非常に外国人投資家はいやがるわけで、既にこの気配を感じ取っていた外国人投資家が投資資金を抜いていたことから、インドネシア株・インドネシアルピアはいずれも下落となっているわけである。
【ジャカルタ総合指数のチャート】

【インドネシアルピアのチャート】

個人的にも経済に真摯に向き合ってない証拠だよなあと思うわけだし、勝手に私腹を肥やすために自分の投資した財産を使われるのなんてまっぴらごめんである。
このように私的財産権について投資における重要性は非常に高く、まだここらへんの勘所がない人は下記参考書籍を読んでもらいたい。
【参考書籍】
「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史 (全2巻)
ということで、なんとなくインドネシア経済が段々と投資するネタが少なくなりつつある微妙な国家になっている中で、投資したくないねえという話である。
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