欧州首脳が防衛強化策で協議、共同債議論されずー米仏首脳が電話会談
実質的な財政拡張策的効果がある。
ここもと米国株は上がるんかい下がるんかいどっちなんだい!みたいな不明瞭な動きが続いている一方で、欧州株は円ベースはともかくとして現地通貨ベースでは高騰が続いている。
特にその中でもドイツの総合代表株価指数であるDAXはドイツ景気がかなり悪いにもかかわらず好調な推移をしている。
【DAXのチャート】

当初自分はこれはEUR安と利下げ期待がメインかなと思っていたのだが、それに加えて上記ニュース記事の通り、欧州で防衛強化のための軍事費拡張策が期待されているということが要因として急速浮上しているので、これについてまとめていきたい。
ここにきて欧州各国が軍事費拡張策になぜ動いているかと言うと、ウクライナ戦争について停戦交渉する米ロ会談に関連している。
現在ウクライナ戦争の停戦交渉について、米ロが欧州首脳陣を半ばスルーする形で会談をしているわけで、さらにトランプ氏が停戦まとめた時にウクライナの平和維持派兵をお前らがやれよと欧州首脳陣に迫っていることに起因している。
ウクライナ戦争がもしうまく停戦になったとした場合、欧州西側諸国は現実論として二度とロシアが戦争を仕掛けられないように現実的な対応をしなければならず、そのタイミングを急にトランプ氏によって線引きされる可能性から慌てて動いているという側面がある。
また、今回の軍事費拡張についてはイギリスやフランスにとっては権益を確保するチャンスというのもあり、こういった国際情勢変化の機微を読めないドイツの影響力を抑え込み形で先回りして軍事費拡張に動いてイニシアチブを取ろうとしていることも影響しており、現実的に軍事費拡張策が採用される可能性は高い。
そして、この軍事費拡張は実質的にイコールで財政拡張策として見られている。
対GDP比で1~2%の増額と考えれば、景気刺激策的にはそれなりに大きい規模になる。
さらに、国際会議の場ではひんしゅくを買っているドイツだが、実際軍事費拡張になった時にどこがその商売を取るかというと製造業に強いドイツ企業であり、これがDAXの株価が一番上昇している要因となっていると思われる。
これが足下で大幅に欧州株が好感されている理由だろうと思っている。
戦争は買いとはよくいったものと思う。

逆をいうと、軍事費拡張策が決定するとそれ以上のアップサイドが見込めなくなるので、そういった意味では欧州株の高騰は軍事費拡張策が決まるまであたりと考えるのが妥当なように思う。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
実質的な財政拡張策的効果がある。
ここもと米国株は上がるんかい下がるんかいどっちなんだい!みたいな不明瞭な動きが続いている一方で、欧州株は円ベースはともかくとして現地通貨ベースでは高騰が続いている。
特にその中でもドイツの総合代表株価指数であるDAXはドイツ景気がかなり悪いにもかかわらず好調な推移をしている。
【DAXのチャート】

当初自分はこれはEUR安と利下げ期待がメインかなと思っていたのだが、それに加えて上記ニュース記事の通り、欧州で防衛強化のための軍事費拡張策が期待されているということが要因として急速浮上しているので、これについてまとめていきたい。
ここにきて欧州各国が軍事費拡張策になぜ動いているかと言うと、ウクライナ戦争について停戦交渉する米ロ会談に関連している。
現在ウクライナ戦争の停戦交渉について、米ロが欧州首脳陣を半ばスルーする形で会談をしているわけで、さらにトランプ氏が停戦まとめた時にウクライナの平和維持派兵をお前らがやれよと欧州首脳陣に迫っていることに起因している。
ウクライナ戦争がもしうまく停戦になったとした場合、欧州西側諸国は現実論として二度とロシアが戦争を仕掛けられないように現実的な対応をしなければならず、そのタイミングを急にトランプ氏によって線引きされる可能性から慌てて動いているという側面がある。
また、今回の軍事費拡張についてはイギリスやフランスにとっては権益を確保するチャンスというのもあり、こういった国際情勢変化の機微を読めないドイツの影響力を抑え込み形で先回りして軍事費拡張に動いてイニシアチブを取ろうとしていることも影響しており、現実的に軍事費拡張策が採用される可能性は高い。
そして、この軍事費拡張は実質的にイコールで財政拡張策として見られている。
対GDP比で1~2%の増額と考えれば、景気刺激策的にはそれなりに大きい規模になる。
さらに、国際会議の場ではひんしゅくを買っているドイツだが、実際軍事費拡張になった時にどこがその商売を取るかというと製造業に強いドイツ企業であり、これがDAXの株価が一番上昇している要因となっていると思われる。
これが足下で大幅に欧州株が好感されている理由だろうと思っている。
戦争は買いとはよくいったものと思う。

逆をいうと、軍事費拡張策が決定するとそれ以上のアップサイドが見込めなくなるので、そういった意味では欧州株の高騰は軍事費拡張策が決まるまであたりと考えるのが妥当なように思う。
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