量子コンピューティング株急落、「実用化は20年先」とエヌビディアCEO
途中から夢じゃなくて妄想で取引されてる。
去年終わりごろから一部テーマ系クソ株も夢だけで株価が高騰するシーンが見られていたわけであるが、その中の一つが量子コンピューター関連銘柄である。
実際に株価高騰を見て、SBIの外国株式売買代金ランキングでもIONQとか入ったりしていて、お前ら絶対どんな企業か調べてないだろみたいなお祭り騒ぎになっている。
そしてこのIONQというのは量子コンピューター銘柄では一番有名であり、これまでバーッと株価が上昇していたのであるが、エヌビディアCEOが量子コンピューターの実用化は20年以上先という発言をしたところで爆下げとなったのである。
【IONQのチャート】
![タイトルなし](https://livedoor.blogimg.jp/worldinvest/imgs/e/4/e4bdbd75-s.png)
そもそもこの量子コンピューターという投資テーマは既に一度2021年のハイパーグロース株の時代にやらかしてしまっているテーマなのである。
本当に量子コンピューターが商用化にいたる目途が立っているのであれば、2021年~2022年の時に株価があんなに暴落するわけはないのである。
2023年の時も少し夢見たと思ったらすかさずまた暴落したのであるが、2024年もまた一旦夢見たと思ったら株価が信じられないぐらい高騰したわけであるが、じゃあ本当に量子コンピューターというものが商用化できるレベルにあるのかと言われれば、この分野で一番先を進むグーグルがまだそちらに舵切っていないところを見ると、すぐ金になるとは思えないのである。
そういった意味でここ数年に盛大にやらかしたテーマなのによくそれに再チャレンジするなと個人的には思う次第である。
株は夢を持って取引されるというのはあるが、夢も行き過ぎると単なる妄想でしかない。
そこにエヌビディアCEOの発言一言で株価が何十パーセントも下がるなんてのは皆途中から妄想で株を取引きしているとしか思えないのである。
いや、正確には現物株というより動き的にはオプション使ってワンチャンやっていると考えるのが妥当だろう。
この辺のオプションが相場を変に過熱させる話は下記過去記事を読んでもらいたい。
【過去参考記事】
株価が上にも下にも行き過ぎる現象をオプション市場から考察する
ワンチャン狙いの内容スカスカ取引なので、一旦勢いが失われるとバカーっと株価は下落するわけで、ビットコイン以上に実体がない量子コンピューター銘柄の暴騰相場はこれにて終了したかなと思う次第である。
そもそもIONQの他のさらによくわからない自称量子コンピューター関連的な銘柄も全体的に上昇していたことを考えると、企業競争という観点からそんな皆儲かるという風にはならんやろという話である上に、金利上昇していて将来キャッシュフローがシビアに見られる時代にほんとよく皆やるなと思う。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
途中から夢じゃなくて妄想で取引されてる。
去年終わりごろから一部テーマ系クソ株も夢だけで株価が高騰するシーンが見られていたわけであるが、その中の一つが量子コンピューター関連銘柄である。
実際に株価高騰を見て、SBIの外国株式売買代金ランキングでもIONQとか入ったりしていて、お前ら絶対どんな企業か調べてないだろみたいなお祭り騒ぎになっている。
NISAでこれマ?ww死人でるて pic.twitter.com/UUJF1NxgpL
— あるふぁ (@nvdanvdanvda) January 6, 2025
そしてこのIONQというのは量子コンピューター銘柄では一番有名であり、これまでバーッと株価が上昇していたのであるが、エヌビディアCEOが量子コンピューターの実用化は20年以上先という発言をしたところで爆下げとなったのである。
【IONQのチャート】
![タイトルなし](https://livedoor.blogimg.jp/worldinvest/imgs/e/4/e4bdbd75-s.png)
そもそもこの量子コンピューターという投資テーマは既に一度2021年のハイパーグロース株の時代にやらかしてしまっているテーマなのである。
本当に量子コンピューターが商用化にいたる目途が立っているのであれば、2021年~2022年の時に株価があんなに暴落するわけはないのである。
2023年の時も少し夢見たと思ったらすかさずまた暴落したのであるが、2024年もまた一旦夢見たと思ったら株価が信じられないぐらい高騰したわけであるが、じゃあ本当に量子コンピューターというものが商用化できるレベルにあるのかと言われれば、この分野で一番先を進むグーグルがまだそちらに舵切っていないところを見ると、すぐ金になるとは思えないのである。
そういった意味でここ数年に盛大にやらかしたテーマなのによくそれに再チャレンジするなと個人的には思う次第である。
株は夢を持って取引されるというのはあるが、夢も行き過ぎると単なる妄想でしかない。
そこにエヌビディアCEOの発言一言で株価が何十パーセントも下がるなんてのは皆途中から妄想で株を取引きしているとしか思えないのである。
いや、正確には現物株というより動き的にはオプション使ってワンチャンやっていると考えるのが妥当だろう。
この辺のオプションが相場を変に過熱させる話は下記過去記事を読んでもらいたい。
【過去参考記事】
株価が上にも下にも行き過ぎる現象をオプション市場から考察する
ワンチャン狙いの内容スカスカ取引なので、一旦勢いが失われるとバカーっと株価は下落するわけで、ビットコイン以上に実体がない量子コンピューター銘柄の暴騰相場はこれにて終了したかなと思う次第である。
そもそもIONQの他のさらによくわからない自称量子コンピューター関連的な銘柄も全体的に上昇していたことを考えると、企業競争という観点からそんな皆儲かるという風にはならんやろという話である上に、金利上昇していて将来キャッシュフローがシビアに見られる時代にほんとよく皆やるなと思う。
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バブルが一瞬で弾ける怖さをリアルタイムで見てました。
量子コンピューターを夢見てた人には申し訳ないけど、時期尚早、自己責任、自業自得なんでしょうね。
授業料高すぎ。手出さなくて良かった。