【参考書籍】
事実はなぜ人の意見を変えられないのか
投資を考えられるだけで、実は多くの人より金融的な立ち位置では有利。
上記書籍を読んでいる中で、投資というもの自体が心理的にできる人とできない人でかなり大別されるということが理解できたので、それについてまとめていきたい。
昨今は日本もデフレからインフレに転じてきていて、資産運用というもの自体について真剣に考える時代が来ているわけであるが、なぜそうなっていても資産運用について何も考えられない人が多くいるのかという謎について、このまとめを読めば理解が深まると思う。
上記書籍では、とある実験について書かれていた。
子供達に机の上にマシュマロを一個置き、しばらく待てればマシュマロをもう一個追加すると言って部屋を出て、子供達がどれだけ待てるかという実験を行った。
この時に子供によって待てる時間に大きな差が生じた他、子供によってはすぐに机の上にあるマシュマロを食べてしまうというケースもあった。
文字面だけ見れば、待てばマシュマロを追加でもらえるのに、すぐマシュマロを食べた子供はなんと愚かだと思う人がいるかもしれない。
しかし、その考えは大きな前提を見落としている。
大人が待てばマシュマロを追加するという言葉について、子供が信じてくれるか子供の行動に大きな差を生んでいるのである。
例えば子供が大人の言葉について一切信用していない場合は、マシュマロを追加でもらえるどころか机の上にあるマシュマロでさえ取り上げられるのではないかと考え、そうなるとさっさと目の前のマシュマロを食べるのが合理的という判断をする可能性があるのである。
そこで、実験ではさらに追加でこの実験をする前に、子供に対して別のお菓子をあげる約束をして、実際に約束通りにあげたチームと約束を破ってお菓子を渡さなかったチームで分けて実験を再度行ったところ、約束を破ってお菓子を渡さなかったチームは有意に待てる時間が短くなった。
このことが意味することは、投資という行動自体が自分の人生において選択肢にある人とない人で大きく分かれるということである。
生い立ちが悪い人というのは、基本的に大人が嘘ばっかりを子供に言うために、大人の言葉は信用できず、未来についても非常に不確実であり、そうなると目の前の短絡的な満足感を優先するのが合理的になってしまう。
しかし、投資と言う行動は目の前の短絡的な満足感を先送りし、将来の喜びのために行動を起こすという未来を信じる人にしかできない行動である。
ということは生い立ちが悪い人・境遇が悪い人はそもそも投資という行動を考えること自体が不合理であり、選択肢の俎上にあがらないのである。
そういった意味で、投資をきちんと行って資産配分をどうするかと考えられる人は、これまでの生い立ちを含めて非常に恵まれた環境であり、きちんとギャンブル的なやり方ではなく真っ当な資産運用を行うだけで十分に将来に備えることができるものだと個人的に思う次第である。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
事実はなぜ人の意見を変えられないのか
投資を考えられるだけで、実は多くの人より金融的な立ち位置では有利。
上記書籍を読んでいる中で、投資というもの自体が心理的にできる人とできない人でかなり大別されるということが理解できたので、それについてまとめていきたい。
昨今は日本もデフレからインフレに転じてきていて、資産運用というもの自体について真剣に考える時代が来ているわけであるが、なぜそうなっていても資産運用について何も考えられない人が多くいるのかという謎について、このまとめを読めば理解が深まると思う。
上記書籍では、とある実験について書かれていた。
子供達に机の上にマシュマロを一個置き、しばらく待てればマシュマロをもう一個追加すると言って部屋を出て、子供達がどれだけ待てるかという実験を行った。
この時に子供によって待てる時間に大きな差が生じた他、子供によってはすぐに机の上にあるマシュマロを食べてしまうというケースもあった。
文字面だけ見れば、待てばマシュマロを追加でもらえるのに、すぐマシュマロを食べた子供はなんと愚かだと思う人がいるかもしれない。
しかし、その考えは大きな前提を見落としている。
大人が待てばマシュマロを追加するという言葉について、子供が信じてくれるか子供の行動に大きな差を生んでいるのである。
例えば子供が大人の言葉について一切信用していない場合は、マシュマロを追加でもらえるどころか机の上にあるマシュマロでさえ取り上げられるのではないかと考え、そうなるとさっさと目の前のマシュマロを食べるのが合理的という判断をする可能性があるのである。
そこで、実験ではさらに追加でこの実験をする前に、子供に対して別のお菓子をあげる約束をして、実際に約束通りにあげたチームと約束を破ってお菓子を渡さなかったチームで分けて実験を再度行ったところ、約束を破ってお菓子を渡さなかったチームは有意に待てる時間が短くなった。
このことが意味することは、投資という行動自体が自分の人生において選択肢にある人とない人で大きく分かれるということである。
生い立ちが悪い人というのは、基本的に大人が嘘ばっかりを子供に言うために、大人の言葉は信用できず、未来についても非常に不確実であり、そうなると目の前の短絡的な満足感を優先するのが合理的になってしまう。
しかし、投資と言う行動は目の前の短絡的な満足感を先送りし、将来の喜びのために行動を起こすという未来を信じる人にしかできない行動である。
ということは生い立ちが悪い人・境遇が悪い人はそもそも投資という行動を考えること自体が不合理であり、選択肢の俎上にあがらないのである。
そういった意味で、投資をきちんと行って資産配分をどうするかと考えられる人は、これまでの生い立ちを含めて非常に恵まれた環境であり、きちんとギャンブル的なやり方ではなく真っ当な資産運用を行うだけで十分に将来に備えることができるものだと個人的に思う次第である。
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