勝者が誰でも米統領選挙後にビットコインが上昇する可能性が高いと歴史が示唆:CoinDeskアナリスト

ネタがないからあやふやな材料だけでテンション上げようとしている感じ。

大統領選目前ということで、金利も株ももう大統領選次第ですわーということでひたすら待つしかないという状況であるが、仮想通貨ももれなくそのような感じになっているが、仮想通貨が一番ポジトークがひどいなと思ったのでまとめていきたいと思う。
とりあえず下のビットコインのチャートを見ながらまとめを見ていきたい。

【ビットコインのチャート】
タイトルなし

ビットコイン自体は自分は9月末に少額であったが持っているやつを全部ぶん投げたので、基本的にノーポジサイドからの意見と思ってもらえればいいかなと思う。

【過去参考記事】

自分がビットコインをここで売ろうと思った理由


自分が売ったところから一旦下がったものの、途中で仮想通貨に積極的なトランプ氏が再選する可能性が高いとして一瞬7.2万ドルとレンジ上抜けかという雰囲気を出した。
しかし、実際に本当に取り組んでくれるかどうかもよくわからないトランプ政権爆誕という非常にあやふやなものでレンジ上抜けを狙うというのはなんとも雑な相場だなと感じていた。
上記コインデスクの記事もそうだが、基本的に仮想通貨勢は買いとブローカーが売買を積極的にさせるために株以上に買い煽りトレードをしがちだし、この2年半ぐらいは上昇相場であったことからもそういう煽り方がしやすいという状況であった。
しかし土日月にかけてトランプ支持率は思ったより高くないのではないかという話が出てきたせいで、結局レンジ圏内に戻ってきてしまっている。

こういうのを見ると、やはり仮想通貨は以前のブログ記事で書いた通りドルの流動性が徐々に減退している中で、仮想通貨に新規で流入するための将来あり得るであろうネタが枯渇しているように思われる。
別にもう仮想通貨が広く支払い手段として使われるわけでもなく、単なるマネロンにかかる費用指標となっている中で、ETF上場というお祭りも終わり、引き続きインフレ経済になっている中で配当がない仮想通貨で高値で買う意味is何?というところだろう。

というわけで、結局FTX破綻からの悪材料の出尽くしボトム+ビットコインのETF上場+FRBの利下げ期待での上昇という材料を現在ほぼ使い切っている中で、買いで捕まってしまっている最近のにわか仮想通貨勢はなんとか上に持ち上げようと色々な材料をあーだこーだと宣伝しながらどうにかしようとしているが、安値で仮想通貨持っている勢が新規で買う気にもならないし、買い戻し勢もいないし、逆に少しでも相場ががたつけば強制手仕舞いさせられるやつが結構いるのではなと思いながら、白けた目で見続けているというのが個人的な感想である。
 
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