https://www.youtube.com/watch?v=_s0-SGf0FBk
↑Youtubeの動画に飛びます
脊髄反射で売りボタン押してしまった。
Youtubeを巡回してきたら、広告動画に上記PVが流れてきた。
内容としてはいわゆる仮想通貨まだ持っていないの?という煽り系動画であるが、これをラップにのせながらFTX崩壊の前に聞いたことあるような二番煎じ煽り歌詞を渋谷のド真ん中で撮影するという極めて軽い調子で撮影されたものである。
自分も少額ではあるがビットコインを持って早数年であるが、このPVを見た時点であまりの動画の気持ち悪さに少額しか持っていないビットコインを今すぐ売りたいという気持ちが高まり、衝動的に投げてしまった。
そして、一応今後仮想通貨が予想通り下がろうが、逆に思いがけず上がろうが、今回思ったことを振り返りできるように今すぐ書き留めたいと思ったので、ここにまとめていきたいと思う。
上記動画では仮想通貨が革命的なものであることをこれでもかと軽快なラップで声高に主張しているわけだが、そもそもまだ仮想通貨が世界を変える可能性というのがどれぐらい残っているのだろうか?
通貨というのは需要に対して常に供給を満たすという特性を持っていなければいけないが、仮想通貨は構造的にボラティリティを高める構造になっており、最終的に責任を取る人が存在しない。
そのため、結局はマネロン需要によって需給が歪みやすいアンダーグラウンド資産に過ぎず、ドルの流動性の端っこにいる存在だと思っている。
そのため根本的には仮想通貨の値動きはほぼドルの流動性と連動するものだと思っている。
そしてご存じの通り、足下では米国景気はFRBの金融引き締めによって徐々に鈍化していっているわけで、端的に言えばドルの流動性が徐々に減少している。
そうした中で、このようななんの根拠も理論もない、ひと昔前の二番煎じの煽りをわざわざYoutubeにお金を払って広告して流させているというのは、いわゆる仮想通貨投資教室への勧誘という側面が強く、素人勢を勧誘することをメインとしているわけで、投資をやっている身としては頭の中に警告赤ランプが点灯する以外なかった。
ラップ音楽の動画というのも、もはや仮想通貨の実態がどうのこうのという話ではないあまりにも軽すぎるノリであり、これを見て仮想通貨投資を始めようと思うレベルのド素人と同じポジションを持つことの危険性があまりにも高すぎると考えるのは、投資慣れしている人がいればいるほどすぐにアンテナに引っかかる話だろう。
ここから仮に上がったとしても、もうここより上はしょうがない捨てようと思えるぐらい、今後参入してくる人達の質が悪いことはこの動画で嫌と言うほど体感したのである。
ここまで感じた上で、あらためてビットコインのチャートを見れば、ここ半年意味のない値動きしかしておらず、ファンダメンタルズも込みで考えればここで買い煽られてエントリーするやつらなんて養分以外の何物でもないだろというロジックまでが頭の中で構築され、そしてビットコインを売るというボタンを押す決断に至った。
【ビットコインのチャート】
結局は下記過去記事の考えで、第三者から見れば薄い根拠でなんとなくーで売ってるだろと言われるような手法で売る決断に至ったと思ってもらえればいいと思う。
【過去参考記事】
熱狂的バブル相場の天井を捉えるために見るべきモラルハザード・不正行為とは?
ビットコインが軽く半値とかに下がってくれればまた買うかどうか考えるだろうが、とりあえず当面は触る必要性がなくなった資産カテゴリだなと思いながら観察するのに徹しようと思う。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
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脊髄反射で売りボタン押してしまった。
Youtubeを巡回してきたら、広告動画に上記PVが流れてきた。
内容としてはいわゆる仮想通貨まだ持っていないの?という煽り系動画であるが、これをラップにのせながらFTX崩壊の前に聞いたことあるような二番煎じ煽り歌詞を渋谷のド真ん中で撮影するという極めて軽い調子で撮影されたものである。
自分も少額ではあるがビットコインを持って早数年であるが、このPVを見た時点であまりの動画の気持ち悪さに少額しか持っていないビットコインを今すぐ売りたいという気持ちが高まり、衝動的に投げてしまった。
そして、一応今後仮想通貨が予想通り下がろうが、逆に思いがけず上がろうが、今回思ったことを振り返りできるように今すぐ書き留めたいと思ったので、ここにまとめていきたいと思う。
上記動画では仮想通貨が革命的なものであることをこれでもかと軽快なラップで声高に主張しているわけだが、そもそもまだ仮想通貨が世界を変える可能性というのがどれぐらい残っているのだろうか?
通貨というのは需要に対して常に供給を満たすという特性を持っていなければいけないが、仮想通貨は構造的にボラティリティを高める構造になっており、最終的に責任を取る人が存在しない。
そのため、結局はマネロン需要によって需給が歪みやすいアンダーグラウンド資産に過ぎず、ドルの流動性の端っこにいる存在だと思っている。
そのため根本的には仮想通貨の値動きはほぼドルの流動性と連動するものだと思っている。
そしてご存じの通り、足下では米国景気はFRBの金融引き締めによって徐々に鈍化していっているわけで、端的に言えばドルの流動性が徐々に減少している。
そうした中で、このようななんの根拠も理論もない、ひと昔前の二番煎じの煽りをわざわざYoutubeにお金を払って広告して流させているというのは、いわゆる仮想通貨投資教室への勧誘という側面が強く、素人勢を勧誘することをメインとしているわけで、投資をやっている身としては頭の中に警告赤ランプが点灯する以外なかった。
ラップ音楽の動画というのも、もはや仮想通貨の実態がどうのこうのという話ではないあまりにも軽すぎるノリであり、これを見て仮想通貨投資を始めようと思うレベルのド素人と同じポジションを持つことの危険性があまりにも高すぎると考えるのは、投資慣れしている人がいればいるほどすぐにアンテナに引っかかる話だろう。
ここから仮に上がったとしても、もうここより上はしょうがない捨てようと思えるぐらい、今後参入してくる人達の質が悪いことはこの動画で嫌と言うほど体感したのである。
ここまで感じた上で、あらためてビットコインのチャートを見れば、ここ半年意味のない値動きしかしておらず、ファンダメンタルズも込みで考えればここで買い煽られてエントリーするやつらなんて養分以外の何物でもないだろというロジックまでが頭の中で構築され、そしてビットコインを売るというボタンを押す決断に至った。
【ビットコインのチャート】
結局は下記過去記事の考えで、第三者から見れば薄い根拠でなんとなくーで売ってるだろと言われるような手法で売る決断に至ったと思ってもらえればいいと思う。
【過去参考記事】
熱狂的バブル相場の天井を捉えるために見るべきモラルハザード・不正行為とは?
ビットコインが軽く半値とかに下がってくれればまた買うかどうか考えるだろうが、とりあえず当面は触る必要性がなくなった資産カテゴリだなと思いながら観察するのに徹しようと思う。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
既にもっと下で買ってあるポジションを引っ張って
景気が減速してFRBが追い込まれるのを待つだけ
今から買うなら短期債だろう