米ISM非製造業総合景況指数、7月は活動拡大を示唆-受注回復
さすがに色々先走りすぎな感じ。
先週金曜日の米国雇用統計から、もう米国景気は終わりだあああ!みたいなテンションでリスク資産売りやら債券買いやらがあまりにも強烈に進んできた。
しかし、スピード感が日本株だけで見るとお前ブラックマンデーかよってレベルであったりと、動きとしては非常に性急であった。
しかし、個人的には企業の決算の雰囲気など見る限りでは、いくらなんでもそういう捉え方は過剰だろうと思う。
理由としては本当に金融危機というのは大抵特定セクターが異常な借り入れをしていて、それを金融機関が煽ってしまっているという状態がある。
確かに生成AI関連への投資が活発であるが、プレイヤーの金の借り方を見ればまだ理性的な範囲で、これを異常と捉えるのはいくらなんでもナイーヴすぎると思う。
そしてそれ以外のセクターでは特段過剰なレバレッジをかけているセクターはなく、金融機関もバーゼル3にがんじがらめで財務は健全そのものである。
そういうことを考えるとマジモンの金融危機のように無限に下落していくわけはなく、まだ慌てるような時間ではないというのが正直なところだと思う。
実際にISM非製造業が発表され、市場予想に対して若干上振れた上に、水準感も51.4と一応景気分岐点より上にいることから、いきなり米国景気が完全崩落するという考え方に是正が入った。
そのため一旦米金利についても低下から反発し、市場参加者の様子はリスク資産投げ一辺倒・手元ロングポジションの保護のためのショート構築からショートカバー的な動きになりやすくなった。
そのことが火曜日の日経平均の反発を促したと考えるのが妥当だ。
【日経平均のチャート】

しかし、あくまでショートカバーに過ぎず、結局全ての原因はFRBの苛烈な高金利政策にあるわけで、これがある限りは市場の上昇は普通に考えると限定的だろう。
さらにFRBがサプライズ的に大幅利下げに踏み切るためには、結局もう一段の景気悪化統計が出る必要性があるわけで、その時は再度相場は下落する可能性が高いだろう。
そう考えると、まず売り一波目は終わったわけであるが、多くの素人はこれでもう売りは終わったから、今天井で掴んでしまったポジションの強制執行は免れたとほっとしてしまうわけである。
しかし、実際はここがハイレバ勢の最後の脱出チャンスで、結局第二波の売りで散って強制売りさせられた挙句、それを待ち構えていた人達に買われていって相場は底打ちしていくという流れになるだろうと見込んでいる。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
さすがに色々先走りすぎな感じ。
先週金曜日の米国雇用統計から、もう米国景気は終わりだあああ!みたいなテンションでリスク資産売りやら債券買いやらがあまりにも強烈に進んできた。
しかし、スピード感が日本株だけで見るとお前ブラックマンデーかよってレベルであったりと、動きとしては非常に性急であった。
しかし、個人的には企業の決算の雰囲気など見る限りでは、いくらなんでもそういう捉え方は過剰だろうと思う。
理由としては本当に金融危機というのは大抵特定セクターが異常な借り入れをしていて、それを金融機関が煽ってしまっているという状態がある。
確かに生成AI関連への投資が活発であるが、プレイヤーの金の借り方を見ればまだ理性的な範囲で、これを異常と捉えるのはいくらなんでもナイーヴすぎると思う。
そしてそれ以外のセクターでは特段過剰なレバレッジをかけているセクターはなく、金融機関もバーゼル3にがんじがらめで財務は健全そのものである。
そういうことを考えるとマジモンの金融危機のように無限に下落していくわけはなく、まだ慌てるような時間ではないというのが正直なところだと思う。
実際にISM非製造業が発表され、市場予想に対して若干上振れた上に、水準感も51.4と一応景気分岐点より上にいることから、いきなり米国景気が完全崩落するという考え方に是正が入った。
そのため一旦米金利についても低下から反発し、市場参加者の様子はリスク資産投げ一辺倒・手元ロングポジションの保護のためのショート構築からショートカバー的な動きになりやすくなった。
そのことが火曜日の日経平均の反発を促したと考えるのが妥当だ。
【日経平均のチャート】

しかし、あくまでショートカバーに過ぎず、結局全ての原因はFRBの苛烈な高金利政策にあるわけで、これがある限りは市場の上昇は普通に考えると限定的だろう。
さらにFRBがサプライズ的に大幅利下げに踏み切るためには、結局もう一段の景気悪化統計が出る必要性があるわけで、その時は再度相場は下落する可能性が高いだろう。
そう考えると、まず売り一波目は終わったわけであるが、多くの素人はこれでもう売りは終わったから、今天井で掴んでしまったポジションの強制執行は免れたとほっとしてしまうわけである。
しかし、実際はここがハイレバ勢の最後の脱出チャンスで、結局第二波の売りで散って強制売りさせられた挙句、それを待ち構えていた人達に買われていって相場は底打ちしていくという流れになるだろうと見込んでいる。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック


