足下の投資テーマを振り返る。
かれこれ株価が底打ちしてから1年ぐらいが経ってきているが、だいぶ皆が熱中してきているテーマが見えてきたので、少しここもと個人的に興りそうなバブルを3つおさらいしていきたいと思う。
・AIバブル
これはもはやここで述べる必要性がないぐらい、多くの投資家が認識しているものであり、ChatGPTによる生成AIから始まったバブルである。
現状はまだAIを動かすための設備投資がメインであり、だからこそエヌビディアはここ2回の超絶良好な決算を叩き出している一方で、まだ他への広がりは少ない。
しかし普通に考えれば、まだこのバブル自体は今年の2月に始まったばかりで、本物であれば設備投資→サービス提供会社→ソフトウェア会社とかなりの時間差を置いて発生するわけであるので、現在のマイクロソフトなどの米国大手IT企業の設備投資の本気度を考えると、現時点でこのバブルは終了と考えるのは早計ではないかと考えている。
・プライベートクレジットバブル
これも一部では知るところであるバブルである。
一般的に米国という経済は資金の需要が圧倒的に大きい世界であり、日本のように銀行は資金を余らせていない世界である。
そのような中、SVB破綻以降、米国の銀行規制は厳しくなる予定で、これによって米国の銀行は貸出を抑制してきた。
これによって多くの米国企業は資金繰りに困って窮乏すると見られていた。
しかし、その間隙を狙ってプライベートクレジットファンドのプレーヤーが、運用難となっている生保やSWFから変動金利+スプレッドの収益を狙えますよと運用資金を募り、これを直接資金繰りに窮した米国企業に貸し付けるビジネスを大々的に行うようになったことは、これまで当ブログでも取り上げてきた。
この流れ自体が、今年の米国株式相場を牽引しているものであり、そういった意味では足下で株バブルとか多くの人が言っているものの元凶ともいえる存在だ。
このことを考えると、このバブルはこれから本格化していくと思われる。
銘柄としてはブラックストーン、KKR、カーライルなどが代表的だろう。
・インドバブル
3点目がインドバブルである。
これも当ブログで書いてきたが、もはや中国がサプライチェーンとして全く信用できない中、安いサプライチェーン候補がもはやインドしか残っていないのが世界の現状である。
そのため、「巨象」と呼ばれ、その動き方が非常に遅いインドに頼らざるを得ないわけだが、それはインドに対して実力以上の投資マネーが入ってくる可能性があることを示す。
これはまだ上記2つと比べると、シナリオが成就しないリスクが結構思いつくわけで、個人的には確信度はやや上記2つのバブルより低い。
このように現在次に起こる可能性のあるバブルについてはなんとなく片鱗が見えている感触が個人的にはしている。
また、今回の相場はリーマンショック以降過去14年近くなかった「インフレ経済」であることは下記過去記事でも書いてきた話である。
【過去参考記事】
デフレからインフレへなぜ世界は大きくレジームチェンジしたのか?
そのため、明らかなレジームチェンジとともに、2009~20221年のデフレ下経済の時には話題にもならなかった投資材料ネタが注目されてきていることは、ここ1~2年のエネルギーセクター、日本の商社株・日本の高配当株・日本の銀行株が高騰していることからもうかがえる。
そのため、必ずしも上記3点だけがバブルになると思わず、ピンポイントでバブルを狙うよりも、いくつも思いつく投資ネタにバサッと投網するぐらいのおおざっぱさでもいいのではないかと思っている。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
かれこれ株価が底打ちしてから1年ぐらいが経ってきているが、だいぶ皆が熱中してきているテーマが見えてきたので、少しここもと個人的に興りそうなバブルを3つおさらいしていきたいと思う。
・AIバブル
これはもはやここで述べる必要性がないぐらい、多くの投資家が認識しているものであり、ChatGPTによる生成AIから始まったバブルである。
現状はまだAIを動かすための設備投資がメインであり、だからこそエヌビディアはここ2回の超絶良好な決算を叩き出している一方で、まだ他への広がりは少ない。
しかし普通に考えれば、まだこのバブル自体は今年の2月に始まったばかりで、本物であれば設備投資→サービス提供会社→ソフトウェア会社とかなりの時間差を置いて発生するわけであるので、現在のマイクロソフトなどの米国大手IT企業の設備投資の本気度を考えると、現時点でこのバブルは終了と考えるのは早計ではないかと考えている。
・プライベートクレジットバブル
これも一部では知るところであるバブルである。
一般的に米国という経済は資金の需要が圧倒的に大きい世界であり、日本のように銀行は資金を余らせていない世界である。
そのような中、SVB破綻以降、米国の銀行規制は厳しくなる予定で、これによって米国の銀行は貸出を抑制してきた。
これによって多くの米国企業は資金繰りに困って窮乏すると見られていた。
しかし、その間隙を狙ってプライベートクレジットファンドのプレーヤーが、運用難となっている生保やSWFから変動金利+スプレッドの収益を狙えますよと運用資金を募り、これを直接資金繰りに窮した米国企業に貸し付けるビジネスを大々的に行うようになったことは、これまで当ブログでも取り上げてきた。
この流れ自体が、今年の米国株式相場を牽引しているものであり、そういった意味では足下で株バブルとか多くの人が言っているものの元凶ともいえる存在だ。
このことを考えると、このバブルはこれから本格化していくと思われる。
銘柄としてはブラックストーン、KKR、カーライルなどが代表的だろう。
・インドバブル
3点目がインドバブルである。
これも当ブログで書いてきたが、もはや中国がサプライチェーンとして全く信用できない中、安いサプライチェーン候補がもはやインドしか残っていないのが世界の現状である。
そのため、「巨象」と呼ばれ、その動き方が非常に遅いインドに頼らざるを得ないわけだが、それはインドに対して実力以上の投資マネーが入ってくる可能性があることを示す。
これはまだ上記2つと比べると、シナリオが成就しないリスクが結構思いつくわけで、個人的には確信度はやや上記2つのバブルより低い。
このように現在次に起こる可能性のあるバブルについてはなんとなく片鱗が見えている感触が個人的にはしている。
また、今回の相場はリーマンショック以降過去14年近くなかった「インフレ経済」であることは下記過去記事でも書いてきた話である。
【過去参考記事】
デフレからインフレへなぜ世界は大きくレジームチェンジしたのか?
そのため、明らかなレジームチェンジとともに、2009~20221年のデフレ下経済の時には話題にもならなかった投資材料ネタが注目されてきていることは、ここ1~2年のエネルギーセクター、日本の商社株・日本の高配当株・日本の銀行株が高騰していることからもうかがえる。
そのため、必ずしも上記3点だけがバブルになると思わず、ピンポイントでバブルを狙うよりも、いくつも思いつく投資ネタにバサッと投網するぐらいのおおざっぱさでもいいのではないかと思っている。
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