ひふみ投信のレオス、銀行株買い増し-藤野氏、日銀の波乱相場に備え
誰が買ってるかわかれば普通は相場は終わり。
ここもと日銀の金融緩和修正観測から、国債金利上昇などによって銀行の利ザヤや今後投資する有価証券投資益の増加が見込めるのではないかと銀行株中心に12月から1月にかけて日本の銀行株は上昇してきた。
実際はまだYCCの変動幅広げただけで、後ろからFRBの金融引き締め終了がひたひたと迫る中でどれだけ日銀が追加で金融緩和修正をする必要性に迫られるのか不明なまま、まだ銀行株は高値を維持しているわけであるが、ここにきてしびれを切らしたひふみ投信が銀行株(というよりポートフォリオ見ると金融株全般)を買い増ししていると提灯記事をぶらさげてきた。
個人的には我慢できなくなってこの記事を出してきたように思われ、あまり行儀が良いように見えない。
一般的にこれから構築しようというポジションは機関投資家というのは人知れずやりたいと思っているわけなので黙っている。
大抵はポジションを構築しきったところでポジショントーク的にこういう記事を流して、それに釣られた買い手に順繰りにポジションをぶん投げて自分は売り抜けるのが通常である。
2017年の頃に発生していた日本の中小型株バブルの相場の時は、様々なメディアに出て投資している銘柄を煽ったり、大量保有報告書を提出してイナゴを集めたりと、投資資金が入っているのをいいことにかなり乱暴な取引をした挙句、その後の中小型株バブルの崩壊に巻き込まれる形になって(まあ崩壊原因は自分なわけなんだが)、2018年から足元までは結局日経平均もTOPIXもアウトパフォームできない体たらくファンドに成り下がっていた。
一度藤野氏はファンド運営から退いていたわけだが、その後のパフォーマンスの悪さからてこいれが必要として結局再びファンド運営に携わるようになったわけだが、そうした中でお得意のメディアを使った煽動を行っているように見える。
ただ、これは裏返してみれば、保有している金融株をどうにかして持ち上げたいという焦り的なものが垣間見える。
なんとなく日銀の金融緩和修正も実際はさほど行われないんじゃないかと裏では思っているのではなかろうか?
そうなると金融株は保有時間が長いほど、ここまで変に上昇してきてしまったので勝負としては不利になりかねないので、なんとか新しい買い手を出現させて株価を上昇させたいと躍起になっているように見える。
なお、一般的にこうした手法は小型株では結構有効なのだが、どうしても大型株ではインパクトが薄まるわけなので、なんとなくだが上記記事を見る限り金融株もネタがそろそろ切れてきたのではないかと思い始めている。
【MUFGの株価チャート】

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2017年の頃に発生していた日本の中小型株バブルの相場の時は、様々なメディアに出て投資している銘柄を煽ったり、大量保有報告書を提出してイナゴを集めたりと、投資資金が入っているのをいいことにかなり乱暴な取引をした挙句、その後の中小型株バブルの崩壊に巻き込まれる形になって(まあ崩壊原因は自分なわけなんだが)、2018年から足元までは結局日経平均もTOPIXもアウトパフォームできない体たらくファンドに成り下がっていた。
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