日銀人事、自民思惑交錯 安倍派はアベノミクス修正警戒
この3営業日はやや日銀側優勢。
日銀金融政策決定会合から3営業日となるが、この3営業日はどちらかというと日銀側に優勢な展開となっている。
10年0.5%に張り付いていたJGBは一応上限から落ち着きつつあり、また一番先行きどうなるのかと不安視されていた円OISが日銀の共担オペの効果でバンバン上を叩かれていることによって徐々に落ち着きを取り戻しつつある。
円OISがついこの前まで1年後には0.25%の利上げ織り込みみたいな無茶苦茶な数値となっていたが、今では4年で0.25%一回みたいな織り込みまで下がってきており、結局JGBは日銀の指値オペの影響が大きすぎるのでスワップ市場で攻めたれという動きがあったことを意味していたが、さすがにこれは日銀も許容できないとして叩きにきたと容易に想像できる。
さて、この3営業日は日銀側優勢で動いているが、今後はどうだろうか?
日銀側は前回金融政策決定会合で、もうあとは新人事になるまでは金融政策を動かすまいという姿勢になっている。
そのために5年という長い共担オペで5年より手前のJGBとOISに対するショートを上から叩くツールを銀行に提供している。
会合後のドル円もYCCを修正しなかったにもかかわらず非常に落ち着いた展開で、日銀のYCC修正の理由の一つが過剰のドル高円安にあることを考えると、日銀にとって金融緩和修正インセンティブの大きな要因は小さくなりつつあるように思える。
一方でショートしている側はショートしている側の売る理由がある。
大きな理由はイールドカーブが歪んでいて5-10年において、イールドカーブが歪んでいる故に社債や地方債の発行が滞っているわけで、イールドカーブがきれいになるまでは売ることに成功する道筋がある可能性は十分にある。
また新人事になれば、アベノミクスの修正をかけられる可能性も十分にあると考えているのも一つの理由だろう。
この 仁義なき戦いはどこを見れば勝敗を判別できるだろうか?
その一つの答えはやはり為替(USDJPY)だろうと思う。
ドル円の為替が150円に近づこうとしているのであれば、YCCを修正して円が一方通行で安くなるのを防ぐ必要性があり、日銀がJGBショート勢に屈する可能性は非常に高い。
一方で、現在の130円程度をうろうろしている程度だったり、ましてや120円を割るような展開になってくる場合は日銀が現在の金融緩和を継続するには何も障害がないことを意味しており、JGBショート勢は時間が経つごとに損失が膨らんでいく。
YCCを修正したのがドル円137円のラインであるので、このラインを超えない限りにおいては日銀が追い詰められるということはないだろうと思う。
(そろそろメディアで藤巻健史が発言することがなくなりそうな予感)
そしてもう一つ考慮したいのは後ろからFRBの金融引き締めピークと米金利低下が迫ってきていることにある。
なので、自然体で既にドル円が下落傾向で進んできており、そうなると日銀が金融緩和政策を修正かける必要性を感じなくなっていくといえるし、日銀もそれを狙っている節がやはりあるということで、注目は常にドル円の水準がどこにあるかということになりそうだ。
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この3営業日はやや日銀側優勢。
日銀金融政策決定会合から3営業日となるが、この3営業日はどちらかというと日銀側に優勢な展開となっている。
10年0.5%に張り付いていたJGBは一応上限から落ち着きつつあり、また一番先行きどうなるのかと不安視されていた円OISが日銀の共担オペの効果でバンバン上を叩かれていることによって徐々に落ち着きを取り戻しつつある。
円OISがついこの前まで1年後には0.25%の利上げ織り込みみたいな無茶苦茶な数値となっていたが、今では4年で0.25%一回みたいな織り込みまで下がってきており、結局JGBは日銀の指値オペの影響が大きすぎるのでスワップ市場で攻めたれという動きがあったことを意味していたが、さすがにこれは日銀も許容できないとして叩きにきたと容易に想像できる。
さて、この3営業日は日銀側優勢で動いているが、今後はどうだろうか?
日銀側は前回金融政策決定会合で、もうあとは新人事になるまでは金融政策を動かすまいという姿勢になっている。
そのために5年という長い共担オペで5年より手前のJGBとOISに対するショートを上から叩くツールを銀行に提供している。
会合後のドル円もYCCを修正しなかったにもかかわらず非常に落ち着いた展開で、日銀のYCC修正の理由の一つが過剰のドル高円安にあることを考えると、日銀にとって金融緩和修正インセンティブの大きな要因は小さくなりつつあるように思える。
一方でショートしている側はショートしている側の売る理由がある。
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一方で、現在の130円程度をうろうろしている程度だったり、ましてや120円を割るような展開になってくる場合は日銀が現在の金融緩和を継続するには何も障害がないことを意味しており、JGBショート勢は時間が経つごとに損失が膨らんでいく。
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そしてもう一つ考慮したいのは後ろからFRBの金融引き締めピークと米金利低下が迫ってきていることにある。
なので、自然体で既にドル円が下落傾向で進んできており、そうなると日銀が金融緩和政策を修正かける必要性を感じなくなっていくといえるし、日銀もそれを狙っている節がやはりあるということで、注目は常にドル円の水準がどこにあるかということになりそうだ。
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