日銀、緩和縮小見送り 物価見通し22年度3%に
読売新聞の報道はなんだったんだ・・・
警戒されていた日銀の金融政策決定会合は午前も早々に特段変更なしとなった。
いや、変更なかったというよりかは共通担保資金供給オペ(通称共担オペ)を5年までできるようにして、実質的にこれ以上国債利回り上昇はさせねーよという気迫を見せた。
ちなみにこの共担オペの話は年始から話題になっていたものである。
【過去参考記事】
日銀が購入して市場が歪むっつーんなら、預金余らせてる銀行に国債より利回りの低い利率で金を貸してJGB買わせればいいんだろという話である。
2年までは0%で貸し出すが、2-5年ゾーンについては都度利率を決めるようであり、日銀が望むイールドカーブになるように調整していくものと思われる。
また物価予想については先行きについて、少し先は3%台後半と上方修正したものの、2023年のコア物価予想は1.6%据え置き、2024年についてようやく1.6%から1.8%へ上方修正する形となり、YCC修正はともかくとしてマイナス金利解除なんてその期間はあり得ないですわという姿勢を示した。
これによって10年0.5%で張り付いていたJGBは一旦上限数値から下がっていった。
一応はこれで新人事になるまではなにか突飛な修正が行われる確率は低くなったとしたものの、引き続きJGBと円OISに乖離があり、この差がマーケットのストレス度合いを示している。
特に5-10年ゾーンでJGBはともかくとして、企業や地方債が債券を発行しようとすると業者がヘッジできないということもあり、一体どのぐらいのスプレッドを出せば市場参加者は安心して応札してくれるのか不透明であり続けており、こうした市場機能低下に基づいてYCCは修正されるべきと見込む投機筋の売りによるYCCアタックが続く可能性はまだまだ十分にある。
一方で、このブログで記事にしている通り、2023年半ばには米国のインフレ率が2%台になるということが見えつつある中で、エネルギーとか財インフレがマイナスに効くことから金融緩和催促が欧米で強まる可能性が高いことを踏まえると、日銀はこのまま逃げ切ることができる可能性も十分にある。
ただいずれにしろ、日銀の金融政策の方向性は非常に読みにくいというのが今年いっぱいのテーマであるだろうなというのにはあまり変化はないものと思われ、まだまだ一体どこソースなのかわからない情報源に基づいた各社報道によって日本マーケットは右往左往するような展開が続きそうな気がする。
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読売新聞の報道はなんだったんだ・・・
警戒されていた日銀の金融政策決定会合は午前も早々に特段変更なしとなった。
いや、変更なかったというよりかは共通担保資金供給オペ(通称共担オペ)を5年までできるようにして、実質的にこれ以上国債利回り上昇はさせねーよという気迫を見せた。
ちなみにこの共担オペの話は年始から話題になっていたものである。
【過去参考記事】
日銀怒りの2年物共通資金担保オペのおかわり追加
(よく見たら誤字ってた)日銀が購入して市場が歪むっつーんなら、預金余らせてる銀行に国債より利回りの低い利率で金を貸してJGB買わせればいいんだろという話である。
2年までは0%で貸し出すが、2-5年ゾーンについては都度利率を決めるようであり、日銀が望むイールドカーブになるように調整していくものと思われる。
また物価予想については先行きについて、少し先は3%台後半と上方修正したものの、2023年のコア物価予想は1.6%据え置き、2024年についてようやく1.6%から1.8%へ上方修正する形となり、YCC修正はともかくとしてマイナス金利解除なんてその期間はあり得ないですわという姿勢を示した。
これによって10年0.5%で張り付いていたJGBは一旦上限数値から下がっていった。
一応はこれで新人事になるまではなにか突飛な修正が行われる確率は低くなったとしたものの、引き続きJGBと円OISに乖離があり、この差がマーケットのストレス度合いを示している。
特に5-10年ゾーンでJGBはともかくとして、企業や地方債が債券を発行しようとすると業者がヘッジできないということもあり、一体どのぐらいのスプレッドを出せば市場参加者は安心して応札してくれるのか不透明であり続けており、こうした市場機能低下に基づいてYCCは修正されるべきと見込む投機筋の売りによるYCCアタックが続く可能性はまだまだ十分にある。
一方で、このブログで記事にしている通り、2023年半ばには米国のインフレ率が2%台になるということが見えつつある中で、エネルギーとか財インフレがマイナスに効くことから金融緩和催促が欧米で強まる可能性が高いことを踏まえると、日銀はこのまま逃げ切ることができる可能性も十分にある。
ただいずれにしろ、日銀の金融政策の方向性は非常に読みにくいというのが今年いっぱいのテーマであるだろうなというのにはあまり変化はないものと思われ、まだまだ一体どこソースなのかわからない情報源に基づいた各社報道によって日本マーケットは右往左往するような展開が続きそうな気がする。
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