ささどん@takede3
CWEB −30%超えキタ🤮 https://t.co/vVMpC2f2AG
2022/10/24 22:57:36
カントリーリスクでの銘柄選別の重要性が高まる展開。
昨日は中国・香港株が習近平独裁政権誕生を受けて爆落したが、米国時間でもこの影響を一定程度受ける米国株があったので、諸々影響を見ていきたい。
・そもそも中国企業でADRで上場している企業群
まあもうこれはどうしようもない話だが、米国にADRで上場している中国企業銘柄は完全に投げ売りの展開となった。
その中でも特に悲惨だったのがインターネット銘柄で、ブル2倍のCWEBはバスケットETFなのに暴落と呼んでいいレベルの下落となった。
ツイッターでは久々に阿鼻叫喚のつぶやきだらけになった中国インターネット関連銘柄2倍ブルだが、いきなり寄りでマイナス20%というところから、おそらくは追証による強制売りでドミノ倒し的に寄ってから1時間程度は無差別売りとなり、瞬間風速でマイナス30%以上となった。
追証売りが1時間で止まったのかその後は一応多少反発したが、これから中国インターネット株に大きなポジションを持っている機関投資家売りが出てくるわけなので、上値は寄りを超えないまま死を迎えた。
・カジノ銘柄を中心としたツアーリズム関連銘柄
既に株価的には死んでいる銘柄が多いが、あらためてマイナス10%みたいな反応をした。
理由は簡単で、カジノのこれまでの収益成長のほとんどは中国人によるバカラであった。
バカラというのは大金を顧客が賭ける傾向が強いかつ勝負が速いということで、カジノ企業にとってはてっとりばやく稼げるギャンブルだが、中国人が当面ゼロコロナ政策で旅行できないということはバカラは鳴かず飛ばずがつづくということなので、売られて当然だろう。
また、これまでツアーリズムの世界では中国人旅行客の増加というのが成長ドライバーであったが、これがしばらくは十分見込めないということで目線は下がっている。
【LVSのチャート】

・中国一般人の内需関連銘柄
中国一般人はこれから厳しい経済低迷が見込まれることや、場合によっては愛国無罪デモが起きて、中国国内で運営されている外国企業の事業運営に支障が出る可能性があるのではないかという懸念が生じている。
真っ先にその代表例として懸念されたのがスターバックスのようで、5%安と大きめの下落となった。
また、NIKEやタペストリーなど中国売上高比率が大きいブランド衣類品についても株価はパッとしない展開となった。
【スターバックスの株価チャート】

・産業金属類中心に資源企業
中国の不動産市場の崩壊が長引く可能性は、今回の経済にほとんど詳しいメンバーがいなさそうというところから発想しやすい話だと思う。
特にその中で産業金属類で真っ先にやばいんじゃないのと思われるのが、やはり鉄鉱石と銅の2つだろう。
特に鉄鉱石は中国不動産内需と直結している話なので、米国ADR上場のValeはかなり厳しい株価下落となった。
銅も鉄鉱石ほどではないにしろ厳しい見込みになりやすいということで、ニューモントマイニングなども株価下落となった。
エネルギーもやや懸念が生じて下落はしなかったものの、ややS&P500に劣後した上昇率となった。
【ヴァーレの株価チャート】

中国は新興国株の中でもウェイトの高い国で機関投資家の多くがポジションを持っているわけなので、今後顧客からの解約・投資配分の引き下げ・追証の対応などこれから対応にせまられる形になるので、一旦株価も見ずに投げるステージが発生したが、これから本当に中国に少しでも関連した銘柄については保有を続けるべきか売却すべきか選別されるステージになるので、個別銘柄では注意深く考えていく必要性がありそうだ。
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