マイクロソフト、4-6月期増収率鈍化-需要不振やドル高が重し
先行き増益回帰はかなり期待しやすいんじゃないかな?
【マイクロソフト決算】

【アルファベット決算】

ぱっと見はひどい決算に見えるものの、中身を見ると企業側が規律を正せばいかようにも改善しそうだなと思う内容であった。
需要減少うんぬんという話は確かにごく一部はあるものの、マイクロソフトは相変わらずクラウドAzureが40%伸びているし、アルファベットも広告の売上高は10%伸びていることから、単純な増収分を考えればマイクロソフトのPER27倍・アルファベットのPER20倍は適正バリュエーションのように思う。
そこにさらに減益要因を考えると今後の改善が期待できるものしかない。
まず減益要因のうち、幅はやや不明だがざっくり推察すると大体ドル高で5%ぐらい増収分が圧迫されているように思う。
こればっかりはドル高が止まるのを待つ必要性があるので実質不可抗力だし、ドル高もFRB金融引き締めピークを迎えつつある中で止まることが期待され始めている。
もう一つが販管費の上昇である。
為替要因がここにも含まれていると思うが、今回の決算で利益が予想に届かなかったものとして大きな要因を占めているのが決算諸表を見る限り読み取れる。
マイクロソフトは売上高が前年同期比で12%の上昇であるが、販管費が30%以上伸びてしまっている。
つまり、この2社でいうと
・ドル高基調が弱まる
・社内で仕事してないいらない人員を削ったり、採用を絞って販管費の伸びを止める
という2つが行われれば増益基調に戻ることはかなり読みやすいという内容であった。
まずドル高については結局これは米国FRBの金融引き締めの翳りが見えるのはどこかという話とほぼ同義である。
そのため、米国金利低下・ドル安のセットが必要であり、結局今回の金融引き締めドタバタ騒ぎでいうとこうした大手IT企業への最も大きな影響はドル高であったと言えよう。
金融引き締めペースが止まれば、これ以上のドル高進展は米国と世界各国の賃金差を考えても難しいと考えられるので緩んでくるものと思われる。
そして販管費の面では既にマイクロソフトもアルファベットも採用について言及しており、いずれもペースを落とすとか一部部門ではリストラするなど話が出ている。
【参考ニュース】
マイクロソフトは1%弱の人員削減、Metaは管理職に解雇候補リスト要請、Google採用活動鈍化
勘違いしてはいけないのは、マイクロソフトとアルファベットでいうと会社に余裕があるうちに予防的に雇止めをしていることにある。
他の2020-2021年にもてはやされたクソIT企業の大半は見通しが急速暗転してどうしようもない事態に追い込まれてからのリストラであったため、リストラより業績悪化スピードの方が速く、これがいつまでたっても株価が回復しなかったり、SNAPみたいに更なる株価下押し要因になっている。
一方でマイクロソフトとアルファベットは他のクソITと違って増収している中での採用ストップなので、販管費抑制はすぐに増収分が利益成長に反映される見込みが高いだろう。
特にアルファベットはLGBTQQIA+の活動しかしていなかったり、インスタでホテルやら豪華飯の写真をアップロードすることしか能がない人材が結構おり、業績になんのプラス効果ももたらしていない人材が相当数いるという話を耳にすることがあるので、そうした無駄飯食らいを絞り込むリソースがたくさんあることは重要な点だと思う。
以上を踏まえると決算前に非常に警戒されていて売り込まれた分はなかったことになるだろうと思うし、他のクソITの株価動向のようにはならないだろうという比較的先行きについてそこまで悲観的になることはない決算内容であったと思う。
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先行き増益回帰はかなり期待しやすいんじゃないかな?
【マイクロソフト決算】

【アルファベット決算】

ぱっと見はひどい決算に見えるものの、中身を見ると企業側が規律を正せばいかようにも改善しそうだなと思う内容であった。
需要減少うんぬんという話は確かにごく一部はあるものの、マイクロソフトは相変わらずクラウドAzureが40%伸びているし、アルファベットも広告の売上高は10%伸びていることから、単純な増収分を考えればマイクロソフトのPER27倍・アルファベットのPER20倍は適正バリュエーションのように思う。
そこにさらに減益要因を考えると今後の改善が期待できるものしかない。
まず減益要因のうち、幅はやや不明だがざっくり推察すると大体ドル高で5%ぐらい増収分が圧迫されているように思う。
こればっかりはドル高が止まるのを待つ必要性があるので実質不可抗力だし、ドル高もFRB金融引き締めピークを迎えつつある中で止まることが期待され始めている。
もう一つが販管費の上昇である。
為替要因がここにも含まれていると思うが、今回の決算で利益が予想に届かなかったものとして大きな要因を占めているのが決算諸表を見る限り読み取れる。
マイクロソフトは売上高が前年同期比で12%の上昇であるが、販管費が30%以上伸びてしまっている。
つまり、この2社でいうと
・ドル高基調が弱まる
・社内で仕事してないいらない人員を削ったり、採用を絞って販管費の伸びを止める
という2つが行われれば増益基調に戻ることはかなり読みやすいという内容であった。
まずドル高については結局これは米国FRBの金融引き締めの翳りが見えるのはどこかという話とほぼ同義である。
そのため、米国金利低下・ドル安のセットが必要であり、結局今回の金融引き締めドタバタ騒ぎでいうとこうした大手IT企業への最も大きな影響はドル高であったと言えよう。
金融引き締めペースが止まれば、これ以上のドル高進展は米国と世界各国の賃金差を考えても難しいと考えられるので緩んでくるものと思われる。
そして販管費の面では既にマイクロソフトもアルファベットも採用について言及しており、いずれもペースを落とすとか一部部門ではリストラするなど話が出ている。
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勘違いしてはいけないのは、マイクロソフトとアルファベットでいうと会社に余裕があるうちに予防的に雇止めをしていることにある。
他の2020-2021年にもてはやされたクソIT企業の大半は見通しが急速暗転してどうしようもない事態に追い込まれてからのリストラであったため、リストラより業績悪化スピードの方が速く、これがいつまでたっても株価が回復しなかったり、SNAPみたいに更なる株価下押し要因になっている。
一方でマイクロソフトとアルファベットは他のクソITと違って増収している中での採用ストップなので、販管費抑制はすぐに増収分が利益成長に反映される見込みが高いだろう。
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