「ポスト黒田」REITに緊張 海外勢、緩和持続に疑念

地銀のおじさん達は何回日経新聞に騙されてるんだよ・・・

先週金曜日に上記のように海外勢がJREITを売っているようだし、日銀がFRBのように政策撤回したら米国REITのように急落する可能性がありますよという話・とある地銀はチーム内で積極的な買いが入れずらいというコメントをしている等のまあ下落を煽る記事を全面に押し出した内容となった。

【東証REITのチャート】
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JREITで面白いのは地銀勢が多いせいなのか、相場が非常に日経新聞の報道でぶれやすく、さらにその方向は急落方向で反応しやすいことにある。
その理由は以前のブログ記事で共有させていただいた通り、地銀勢のお偉いおじさん達が日経新聞の報道を見て、運用担当者に
「ところでうちのJREIT保有状況はどうなんだね?日経新聞でこんな記事が出ているってことはまずいってことではないのかね?記事に反論できる材料がないようならポジション削減しとけよ」
と運用担当者からしたら日銀が政策撤回なんてするわけないし、もしするんだったら俺の給料もっと上がっていると思ってるんだけど違うんですかねと思いながら売却する。
こうした動きが同時に出ることからJREITは急に突拍子もないタイミングで急落したりするときがある。
今回7月1日の記事を見て全く過去と同じ地銀売りが出たりするなどしてJREITは先週金曜日やや大きめな下落となった。

しかし、基本的には安定した不動産賃貸収入を原資としているため、基本的に配当利回りやNAVというバリューアンカーが存在する。
そして結局日銀は政策撤回を今のところする可能性は全くない。
米国REITはここもとFRBの金融引き締め・急速な米債金利高・物流倉庫の余剰感から来る下落を見せたのだが、既に金利上昇緊張感はピークを越えたことから

それに7月1日の急落もちょうと3年移動平均線ちょい下までたどり着いた後は、日銀が政策撤回しないならやっぱり運用先で債券が中々選択肢に入ってこない中では安定的なインカムゲイン狙うならJREITだよねという買いが入り、結局週明け月曜日は普通に下落分を取り戻したりした。

以上から基本的にJREITについてはこのまま保有継続で問題ないと思う。
ただ上記の通りJREITについて最大のリスクはやはり日銀の政策変更が最も大きなリスクであることは間違いない。
今のところFRBの政策金利水準が後退している中もうさほど心配する必要性はないが、引き続き日銀の金融政策方向性には注意が必要だ。

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