【参考書籍】
石油国家ロシア
参考にすべき点が多く書いてあったので今回は上記書籍を読んで考えたことを共有したい。
上記参考書籍について読んだ感じ以下のような内容となる。
昔からロシア(その時代はソ連)は外資の技術がなければ満足に原油・天然ガスの生産量を増やすことはおろか維持することも難しいのが現状だ。
1900年代前半は常にセブンシスターズといった欧米石油会社の技術と運営頼みであり、機器があっても運営する力がないのでやはり色々な取り仕切りを欧米メジャーに依存するしかなかった。
そしてロシアの資源エネルギー戦略は極端に振れやすい性格を持っている。
原油価格が安くて自分が窮地に陥っている時は様々なインセンティブをつけることによって外国企業を呼び込む。
しかし、一度エネルギー価格が上昇してロシアに余裕ができると途端にエネルギー資源は我が国のものであるといわんばかりに法律を無視して資源を国有化するというのを何回も行ってきた。
これは外国企業だけでなく、実はロシア国内の民間企業にも言えることである。
ロシアの民間企業というのはソ連崩壊時のドタバタに様々な反則を駆使して株をかき集めたオリガルヒ達がほとんどなわけで、ロシアの富豪達も言ってみれば米国企業のようなたたき上げではなく、元々の国の資産を収奪して金持ちになってきた。
しかし、これに対してプーチンは国有化を進め、法律を完全無視してオリガルヒ達を逮捕・粛正していくことによって国有化を進めてきた。
(特にプーチンが大統領になってからは国有化の動きが加速している)
天然ガスについてはロシアは自国産ガスを売り込むために他の地域のパイプラインプロジェクトの邪魔を続けてきた。
ロシアを通らないパイプラインプロジェクトが立ち上がろうとすれば、はるかに割安な価格での天然ガス供給を約束することによって立ち上がろうとするプロジェクトを潰してきた。
欧州もこの誘惑に抗うことはできず、結局この戦略に乗せられてロシア産ガスへの依存度を高めてきたというのが現在の歴史である。
ロシアはこのように強力なエネルギー資源外交を進めてきたわけだが、必ずしもロシアが有利とは限らない。
結局ロシアは産業が高度化する前に財政の基盤を原油・天然ガス輸出に依存していることになり、それ以外のあらゆるものは外国からの輸入によって賄っている。
この原資はエネルギーを輸出しなければ得られないものである。
ーーーーー
ここまでがざっくりと上記書籍に書かれている内容のまとめになるが、読めば読むほどまあロシアに株式投資というのは常に全額失うリスク・法律を無視して収奪されるリスクに怯えることになるのでまあほんと難しいなと思う次第である。
他にも思うところは今回のウクライナ侵攻の件でもうロシア産ガスとは決別しなければいけないという覚悟がEUで固まりつつある。
すぐには削減できないものの、まずはカタール産と米国産LNGで代替していく形になる。
そして次にロシアを通らないパイプラインを建設することを考えるだろう。
アゼルバイジャン・トルクメニスタンなどカスピ海周辺の国の天然ガス資源をあてにする形に変化していくかもしれない。
ロシアは欧米などから物資を輸入できなくなるわけなので、今後は中国・インドという迂回路を使って輸入をしていくしかない。
特に中国からの輸入依存度は大幅に高まることになるため、実質的には中国の属国的な地位に落ちるものと思われるが、当の中国も習近平の頭がアホすぎるので、結局中国と合わせて株式投資不適格国家という烙印を押されることになると思う。
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石油国家ロシア
参考にすべき点が多く書いてあったので今回は上記書籍を読んで考えたことを共有したい。
上記参考書籍について読んだ感じ以下のような内容となる。
昔からロシア(その時代はソ連)は外資の技術がなければ満足に原油・天然ガスの生産量を増やすことはおろか維持することも難しいのが現状だ。
1900年代前半は常にセブンシスターズといった欧米石油会社の技術と運営頼みであり、機器があっても運営する力がないのでやはり色々な取り仕切りを欧米メジャーに依存するしかなかった。
そしてロシアの資源エネルギー戦略は極端に振れやすい性格を持っている。
原油価格が安くて自分が窮地に陥っている時は様々なインセンティブをつけることによって外国企業を呼び込む。
しかし、一度エネルギー価格が上昇してロシアに余裕ができると途端にエネルギー資源は我が国のものであるといわんばかりに法律を無視して資源を国有化するというのを何回も行ってきた。
これは外国企業だけでなく、実はロシア国内の民間企業にも言えることである。
ロシアの民間企業というのはソ連崩壊時のドタバタに様々な反則を駆使して株をかき集めたオリガルヒ達がほとんどなわけで、ロシアの富豪達も言ってみれば米国企業のようなたたき上げではなく、元々の国の資産を収奪して金持ちになってきた。
しかし、これに対してプーチンは国有化を進め、法律を完全無視してオリガルヒ達を逮捕・粛正していくことによって国有化を進めてきた。
(特にプーチンが大統領になってからは国有化の動きが加速している)
天然ガスについてはロシアは自国産ガスを売り込むために他の地域のパイプラインプロジェクトの邪魔を続けてきた。
ロシアを通らないパイプラインプロジェクトが立ち上がろうとすれば、はるかに割安な価格での天然ガス供給を約束することによって立ち上がろうとするプロジェクトを潰してきた。
欧州もこの誘惑に抗うことはできず、結局この戦略に乗せられてロシア産ガスへの依存度を高めてきたというのが現在の歴史である。
ロシアはこのように強力なエネルギー資源外交を進めてきたわけだが、必ずしもロシアが有利とは限らない。
結局ロシアは産業が高度化する前に財政の基盤を原油・天然ガス輸出に依存していることになり、それ以外のあらゆるものは外国からの輸入によって賄っている。
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ここまでがざっくりと上記書籍に書かれている内容のまとめになるが、読めば読むほどまあロシアに株式投資というのは常に全額失うリスク・法律を無視して収奪されるリスクに怯えることになるのでまあほんと難しいなと思う次第である。
他にも思うところは今回のウクライナ侵攻の件でもうロシア産ガスとは決別しなければいけないという覚悟がEUで固まりつつある。
すぐには削減できないものの、まずはカタール産と米国産LNGで代替していく形になる。
そして次にロシアを通らないパイプラインを建設することを考えるだろう。
アゼルバイジャン・トルクメニスタンなどカスピ海周辺の国の天然ガス資源をあてにする形に変化していくかもしれない。
ロシアは欧米などから物資を輸入できなくなるわけなので、今後は中国・インドという迂回路を使って輸入をしていくしかない。
特に中国からの輸入依存度は大幅に高まることになるため、実質的には中国の属国的な地位に落ちるものと思われるが、当の中国も習近平の頭がアホすぎるので、結局中国と合わせて株式投資不適格国家という烙印を押されることになると思う。
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