Fed Chair Jerome Powell holds news conference following FOMC meeting
↑YoutubeのFOMC記者会見の様子(全部英語)

タカ派だったけど、一番怖かった予測不能QTはなさそう。

今回のFOMCはここ数年では非常に注目されているものになり、ツイッターでも米株触っている人ならちょうど米国株がやや大きめに調整していたということもありみんなが注目している会となった。

声明文を解説している人もたくさんいるのでもう詳しいところは省くが、Gradualといった単語が声明文から消えていることや力強い雇用環境といった強調がなされたことから3月にQE終了かつそこからは毎回利上げをしていく可能性があるという市場予想が浸透した。
ちなみに記者会見の質問ではワンショット50bps利上げってあるのと聞く人もいたが、残念ながらデータ次第というなんとも便利ないいわけではぐらかされた形になったが、否定しなかったこともタカ派解釈に拍車がかかった。
記者会見でも高いインフレに対抗するために金融ツールはあると説明したところらへんがタカ派と捉えられた。
全般としてはFRBはタカ派で米国時間に米債はやや売られる展開となり、米国時間中の株はやや不安定な動きをした。

唯一ポジティブだったのはQTについてはFRBは無理くり保有債券を途中売却してくる形ではなさそうで、再投資せずに保有債券を償還させていくというスケジュールの読める形になりそうで、一部市場参加者が恐れた中途売却でどれだけの期間・どれだけの量減らされるかわからないリスクは払しょくした。 
個人的にもQTの過程における債券売却が一番怖かったが、この可能性がとりあえずなくなったことはポジティブだなと感じた。

総じてみれば利上げの織り込みで米債の反応は短いところ不利、カレンダー範囲で想定できるQT予想で相対的に長期有利のベアフラットの形になった。
株はアジア時間はかなりボラティリティでかく推移する一方、JREITが後場になって再度買われるという全面リスクオフなのかどうか微妙なラインな動きになった。

株価的には金融引き締め方向がはっきりしたことからPERでの伸長は難しく、EPS増加分だけ伸びるという業績相場へ移行する形になる。
そのため、これまでPERの拡張頼みだったクソ銘柄はやはり回復する目処が立たず、小型を誰もしらない利益も出ない事業やっている企業より誰もが知っている大型株が有利な相場が続くイメージを持っている。
これまでは有利子負債の時間価値がなかったものが、再び時間価値が生まれたことから売上がたっていてもいつまでたっても利益が出ないような参入障壁ゼロ銘柄も残念ながら数年にわたってARKKとともにのたうち回る結果になるだろう。

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