US home construction dips 0.7% in October, but permits jump
サプライサイドボトルネックのインフレだけど、それでもインフレマインドになっていないだろうか?
昨日発表された住宅着工はやや弱く推移したものの、色々ニュースを確認すると需要が引き続き強い中で住宅もサプライチェーンボトルネックと労働者が集められなくて建設が進んでいないという話である。
建設許可は下りているが着工できていない案件増加も相当多いという状態で需要が弱いのではなく、建設したくてもできないという状態が続いているというのが一般認知である。
個人的には小売統計や住宅統計においてはこれまでのデフレマインドからインフレマインドへの変化を意識して注目している。
ご存じの通り米国はサプライサイドのボトルネックからインフレ率がここ10年では見たことのない高さになっており、現金価値の毀損が進んでいる。
このような中でいわゆる宵越しの金を残さない米国人の性格を考えるとインフレ率が高いうちは現金を残すのではなくなるべくモノを買って生活防衛に走るというインフレマインドに変化しているのではないかと考えている。
貧困層はモノの値段が上がる前に小売商品を買い、富裕層は資産防衛のために現金をインフレ防衛できる資産購入に回るという構図である。
中間層はまだ家を購入していない人は今すぐ家を購入するという流れになるだろう。
この辺の効果もあり、米国小売統計は下がりそうで下がらない状態が続いている。
【参考ニュース】
米小売売上高1.7%増、3月以来の大幅な伸び-市場予想を上回る
デフレマインドであれば値上がりは素直に需要を冷やすという単純図式が浮かび上がるが、インフレマインドの時はそうはいかない。
モノの不足による値上がりを消費者は見て今買わないと後々でよりインフレが進んで前まで買えたものが買えなくなるというプレッシャーに駆られて消費を増やすという流れがインフレマインドである。
インフレマインドを放置すると最終的には消費者が極度に借金してレバレッジをかけてモノや資産を購入しようとするため、誰も買えなくなる値段までインフレーションしたところで全てがバストし、これまで積み重ねられたレバレッジにデフォルトの連鎖が起きて大惨事が起きる。
本来は中央銀行はこの流れが起きないように金融政策を調整するところなのだが、FRB・ECBが完全に出遅れており歯止めが効かなくなりつつある。
コロナ禍で極端に企業間で業績差が出ていることも単に金融引き締めで経済全体を冷やす動きに出ていいのかどうか中銀が苦悩しているという背景もあるだろう。
この辺は空売りで有名なバーリ氏も自分のショートポジションが焼かれてブチギレており、おそらくバーリ氏もFRBの早期金融引き締めでの株価調整をにらんでいたことからも市場参加者間でFRBは出遅れていることが認知されてきている。
【参考ニュース】
「世紀の空売り」バーリ氏、SECとFRBを非難-市場リスクを黙認
個人的にも自分が注目している米国経済指標を見れば、金融引き締めに出遅れていることは確実だと判るのでまだ読んだことがない人はぜひともよんでもらいたい。
【過去参考記事】
投資の役に立つ統計から米国経済の状況を読み解く方法
まあ投資的には出遅れている限りにおいては資産価格上昇が先行するという流れで、相場強気派と弱気派で大きく意見が分かれそうな情勢だなと思う次第である。
2000円相当のビットコインがもらえるキャンペーン開催中 コインチェック
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建設許可は下りているが着工できていない案件増加も相当多いという状態で需要が弱いのではなく、建設したくてもできないという状態が続いているというのが一般認知である。
個人的には小売統計や住宅統計においてはこれまでのデフレマインドからインフレマインドへの変化を意識して注目している。
ご存じの通り米国はサプライサイドのボトルネックからインフレ率がここ10年では見たことのない高さになっており、現金価値の毀損が進んでいる。
このような中でいわゆる宵越しの金を残さない米国人の性格を考えるとインフレ率が高いうちは現金を残すのではなくなるべくモノを買って生活防衛に走るというインフレマインドに変化しているのではないかと考えている。
貧困層はモノの値段が上がる前に小売商品を買い、富裕層は資産防衛のために現金をインフレ防衛できる資産購入に回るという構図である。
中間層はまだ家を購入していない人は今すぐ家を購入するという流れになるだろう。
この辺の効果もあり、米国小売統計は下がりそうで下がらない状態が続いている。
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米小売売上高1.7%増、3月以来の大幅な伸び-市場予想を上回る
デフレマインドであれば値上がりは素直に需要を冷やすという単純図式が浮かび上がるが、インフレマインドの時はそうはいかない。
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インフレマインドを放置すると最終的には消費者が極度に借金してレバレッジをかけてモノや資産を購入しようとするため、誰も買えなくなる値段までインフレーションしたところで全てがバストし、これまで積み重ねられたレバレッジにデフォルトの連鎖が起きて大惨事が起きる。
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