S&P 500 books worst daily slump in about 4 months as bond yields climb

思ってたのと違うところから売り材料が突っ込んできた。

これまで当ブログでは習近平政権のとんでも経済政策による景気減速によって相場調整の引き金は引かれると予想していた。
もちろん今回はその要因もあっただろうが、横から欧州・中国での電力不足によるサプライチェーンの混乱によるモノの供給停滞から端を発したインフレ懸念からの米金利上昇が直接的な引き金となり、ややマグレ当たりする格好となった。

<参考ニュース>
中国 各地で電力不足 日系企業などの工場に影響も

米金利上昇はパウエル議長が実質的にインフレは一時的というのを引っ込めたことや、かなりハイペースでQE縮小が進みそうだということでいまさら反応し始めている。

<米債10年のチャート>
タイトルなし



そういった意味では予想していた下げ材料の半分は当たっていたが半分は予想外のところから出てきたというところだろう。
まあ下げは下げで変わらないので、余剰資金をしっかり作っておいたのは良い判断だと思った。

火曜日の欧州時間から下落は始まったが、米株時間もハイグロース中心にひたすら売り連打みたいな感じであり、ブログで記載した注意ポジション3タイプはボロカスな状態になっている。

<過去参考記事>

現在の不調相場で危ないポジション3タイプ


QQQの3分足を確認したが、馬鹿売りされているもののまだ投げが殺到している状態にはなく昨日で底打ちという雰囲気はないと感じる。
ちなみに投げ売りされているかどうかはどう判断するのかは下記過去記事を参考にしてもらいたい。

<過去参考記事>
どのようにして株式相場で投げ売りされていると判断すべきか注目すべき3つのポイント

<QQQのチャート>
タイトルなし

米債の金利の居所が短期を中心に不安定になっており、これの居所が判然としない間は相場として不安定な状態が続くだろうと思う。
自分が自信のある銘柄であればホールドという決断でも良いと思うが、特に調べもせずに投機的になんとなく良さそうだからと資金を投じた財務もクソでPLもクソみたいな企業は即投げで良いだろう。
調整幅は経済のファンダメンタルズ悪化を伴いながらなので下げ幅はアルケゴスショックレベルはあると想定すべきだろう。

この雰囲気であればおそらく一番底は10月10日より手前に来るだろうと予想している。
二番底もありそうな気はするものの、こればっかりは予想はできないので現時点であるかどうかは不明だ。
二番底はあるとすれば10月10日~11月10日までの範囲で出てくると思う。
大体相場サイクルとしては3-4ヵ月上昇した後に1ヵ月~2ヵ月の大幅調整を伴うのが普通の相場リズムである。
今回の天井は9月8日だったので、一番底・二番底は大体それぐらいのスケジュールと見て、米国株押し目買いを狙いたいと思う。
 
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