Why Cathie Wood's Ark Jumped Back Into China Tech
(上記リンクはブルームバーグのキャシーウッド氏へのインタビュー動画になるので、パソコンからの視聴がお薦め)
誰が買ったかすぐわかるような戻りは一般的にはよろしくないが・・・
直近数日は中国テック株が底割れを見せかけたところから、前回高値奪還まではいっていないもののややV字的な回復を見せた。

個人的には特にニュースがなく、エポックメイキング的な出来事も起きていない中でこの反発はやや意外感を持って見ていた。
そして今日流れてきたニュースが上記であり、どうやら直近中国テック株の戻りの主要因はキャシーウッド氏率いるARKシリーズファンドの買いだったようだ。
ARKは中国テック株をARKシリーズファンドでかなり入れていたが、アルケゴスショックのちょっとあとぐらいの第一波の下げでうまく中国テック株を売り抜けて事なきを得ていた。
そこから大分中国テック株が下落してきたということもあり、ここでバーゲンセールスだということで、直近決算がよかったJD.comへの投資を再開するなどをしていたようだ。
インタビューの中では中国共産党の規制は引き続き警戒しており、政府が拒否反応を起こさないような銘柄(今回はJD.comだったようだ)を選別して落穂拾い的に投資しているということだ。
このニュースは個人的には中国テック株に中途半端な影響を与えたように思える。
おそらくはARKの買いに反応して、噂を聞きつけたブローカーがARKに高値で買わせるために吊り上げるトレーディングをしたり、中国テック株全体に買いが出ていると勘違いした投資家を呼び寄せる結果になったようである。
誰が主要因だったかわかるような買いは、その後に買いが続かないと単に小さな池のクジラになってしまい、買ったプレーヤーが投げ売りされるまで狙われ続ける結果となる。
さらにARKインタビューではあくまで政府規制を受けないだろう思える銘柄にだけ投資しており、アリババなどの政府プレッシャーを受ける銘柄は避けていると言明されており、JD.comとPDDのARK買いに騙されて幅広く中国テック銘柄を買った人達は目先のブローカーの吊り上げ買いに騙されたといって過言ではないだろう。
ブログでは何回も言及している通り、現在の中国共産党の無謀とも思えるIT規制は市場がクラッシュして政策方向性が転換するまでは機関投資家が買える理由を見出すことができないため、厳しい状況が続くと見込んでいる。
ARKはARKでもう米国市場でまともなバリュエーションついている銘柄は既に大量に持っていて資金の振り向け先が極めて少なくなっている中で、かなり苦肉の策で投資を決断したなという感触も否めない。
ARKの場合はETF形態での運用ということもあり、私募みたいな特定客に詰められるということがないのでこういう投資も飛び道具的にできるという話なのだが、中長期的にはともかく短期的にはやや悪手のように見える。
そういったことを考慮すると、このARKエントリーによって上がったと判明してしまった中国テック株については個別ながらともかく、セクターとしては投資妙味は一切ないどころか、目先の値動きに騙された人達の投げ売りでより複雑骨折した状況になろうとしているように思える。
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直近数日は中国テック株が底割れを見せかけたところから、前回高値奪還まではいっていないもののややV字的な回復を見せた。

個人的には特にニュースがなく、エポックメイキング的な出来事も起きていない中でこの反発はやや意外感を持って見ていた。
そして今日流れてきたニュースが上記であり、どうやら直近中国テック株の戻りの主要因はキャシーウッド氏率いるARKシリーズファンドの買いだったようだ。
ARKは中国テック株をARKシリーズファンドでかなり入れていたが、アルケゴスショックのちょっとあとぐらいの第一波の下げでうまく中国テック株を売り抜けて事なきを得ていた。
そこから大分中国テック株が下落してきたということもあり、ここでバーゲンセールスだということで、直近決算がよかったJD.comへの投資を再開するなどをしていたようだ。
インタビューの中では中国共産党の規制は引き続き警戒しており、政府が拒否反応を起こさないような銘柄(今回はJD.comだったようだ)を選別して落穂拾い的に投資しているということだ。
このニュースは個人的には中国テック株に中途半端な影響を与えたように思える。
おそらくはARKの買いに反応して、噂を聞きつけたブローカーがARKに高値で買わせるために吊り上げるトレーディングをしたり、中国テック株全体に買いが出ていると勘違いした投資家を呼び寄せる結果になったようである。
誰が主要因だったかわかるような買いは、その後に買いが続かないと単に小さな池のクジラになってしまい、買ったプレーヤーが投げ売りされるまで狙われ続ける結果となる。
さらにARKインタビューではあくまで政府規制を受けないだろう思える銘柄にだけ投資しており、アリババなどの政府プレッシャーを受ける銘柄は避けていると言明されており、JD.comとPDDのARK買いに騙されて幅広く中国テック銘柄を買った人達は目先のブローカーの吊り上げ買いに騙されたといって過言ではないだろう。
ブログでは何回も言及している通り、現在の中国共産党の無謀とも思えるIT規制は市場がクラッシュして政策方向性が転換するまでは機関投資家が買える理由を見出すことができないため、厳しい状況が続くと見込んでいる。
ARKはARKでもう米国市場でまともなバリュエーションついている銘柄は既に大量に持っていて資金の振り向け先が極めて少なくなっている中で、かなり苦肉の策で投資を決断したなという感触も否めない。
ARKの場合はETF形態での運用ということもあり、私募みたいな特定客に詰められるということがないのでこういう投資も飛び道具的にできるという話なのだが、中長期的にはともかく短期的にはやや悪手のように見える。
そういったことを考慮すると、このARKエントリーによって上がったと判明してしまった中国テック株については個別ながらともかく、セクターとしては投資妙味は一切ないどころか、目先の値動きに騙された人達の投げ売りでより複雑骨折した状況になろうとしているように思える。
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