自分の学習がてらのメモ。
以前にこのようなツイートをしたが、今回はコモディティに限らず、あらゆる商品にまつわる需要・供給・在庫・価格のサイクルはどのように推移していくのか再確認したいと思い、系統立ててサイクルについて書いていきたいと思う。
主にサイクルの状況では6段階あると個人的には考えている。
その6段階を一つずつ確認していきたい。
①
初期では単純な供給拡大が間に合っておらず、需要増加に対して在庫確保が追い付かず在庫が減少していき、価格が上昇していくというパターンである。
<参考図>

②
需要は引き続き強いものの、供給拡大が追い付いていき在庫が減らなくなるというパターンである。
ここまで来ると普通は需給が釣り合ってくるから価格上昇が止まるように見えるが、実際はファンダメンタルズの良さから投機マネーが流入し価格を押し上げる傾向が強まっていく。
<参考図>

③
この状態になると市場としてはややとち狂い始めているという雰囲気になってくる。
需要はまだ強い状態であるものの、供給速度がついに需要を追い越していき在庫が急速に拡大してくる。
需給バランスだけ見ると、いよいよ崩れ始めているように見え始めるが、やはり投機マネーが初期よりも加速度的に流入するパターンがあり、これが発生すると価格上昇はさらに速度を速めることになる。

④
ここまで来るといよいよ相場としては日没感が出てくる。
価格のあまりの高さにいよいよ需要が伸びなくなっていき、さらに供給は前にも増して増加している。
しかも在庫を持っていた人間がおかしいということに気が付き始め、在庫を投げ売りし始める。
初期の段階ではまだ投機マネーが在庫の投げ売りをキャッチしてくれることにより価格は不安定ながらも高値を維持するが、いよいよキャッチできなくなると価格は急落し始める。

⑤
いよいよ地獄の窯の蓋が開く。
需要はもう皆が想定するような伸びには至っていないのに、後からバブルに乗ろうと拡大した供給能力だけが後ろからどんどん在庫を積み増し始める。
しかし在庫側は在庫側で、価格の急落とともに保有の継続ができなくなり、投げ売りが継続する。
在庫自体は減少に向かうものの、次々と市場にいくらでもいいからという売りが生じるため、価格はスパイラル的に下落する。
この段階でデフォルトする企業が続出する。

⑥
兵どもが夢のあと。
在庫がようやく適正範囲に減少し、供給側のプレーヤーも多数デフォルトして供給能力が減少することからようやく需給がつり合いことになる。
これにより価格の下落も止まり、再び①に戻ることになる。

実際の経済では必ずしも①から⑥までが順番に起こるとは限らない。
需要増加のポテンシャル・供給側の供給拡大スピードとその余地・在庫自体の絶対水準・投機マネーの流入具合で①にならないまま鳴かず飛ばずな状況が続いたり、①から②への移行が速いためにバブルにならないみたいなパターンなど様々なパターンが見られる。
しかし、需要が非常に強いもの・供給側の拡大余地スペースとそのスピードがまだ追いついていないものというのは概して①~⑥のサイクルを辿りやすい。
今回様々なモノが①の現象が見られ、まだ②の段階にいたらない状態というものが多い。
需要が強いものであれば、①の現象だけでバブル崩壊と決めつけるのは間違った判断であり、常に供給側・在庫の状況を確認しながら判断していかなければいけない。
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以前にこのようなツイートをしたが、今回はコモディティに限らず、あらゆる商品にまつわる需要・供給・在庫・価格のサイクルはどのように推移していくのか再確認したいと思い、系統立ててサイクルについて書いていきたいと思う。
村越誠@投資資本主義@Makoto_Mura
今後の各種コモディティ価格はとりあえず在庫増減と供給側がどのタイミングで供給増やしてくるのかを予想しておかないとと思っている。
2021/06/24 18:18:46
主にサイクルの状況では6段階あると個人的には考えている。
その6段階を一つずつ確認していきたい。
①
初期では単純な供給拡大が間に合っておらず、需要増加に対して在庫確保が追い付かず在庫が減少していき、価格が上昇していくというパターンである。
<参考図>

②
需要は引き続き強いものの、供給拡大が追い付いていき在庫が減らなくなるというパターンである。
ここまで来ると普通は需給が釣り合ってくるから価格上昇が止まるように見えるが、実際はファンダメンタルズの良さから投機マネーが流入し価格を押し上げる傾向が強まっていく。
<参考図>

③
この状態になると市場としてはややとち狂い始めているという雰囲気になってくる。
需要はまだ強い状態であるものの、供給速度がついに需要を追い越していき在庫が急速に拡大してくる。
需給バランスだけ見ると、いよいよ崩れ始めているように見え始めるが、やはり投機マネーが初期よりも加速度的に流入するパターンがあり、これが発生すると価格上昇はさらに速度を速めることになる。

④
ここまで来るといよいよ相場としては日没感が出てくる。
価格のあまりの高さにいよいよ需要が伸びなくなっていき、さらに供給は前にも増して増加している。
しかも在庫を持っていた人間がおかしいということに気が付き始め、在庫を投げ売りし始める。
初期の段階ではまだ投機マネーが在庫の投げ売りをキャッチしてくれることにより価格は不安定ながらも高値を維持するが、いよいよキャッチできなくなると価格は急落し始める。

⑤
いよいよ地獄の窯の蓋が開く。
需要はもう皆が想定するような伸びには至っていないのに、後からバブルに乗ろうと拡大した供給能力だけが後ろからどんどん在庫を積み増し始める。
しかし在庫側は在庫側で、価格の急落とともに保有の継続ができなくなり、投げ売りが継続する。
在庫自体は減少に向かうものの、次々と市場にいくらでもいいからという売りが生じるため、価格はスパイラル的に下落する。
この段階でデフォルトする企業が続出する。

⑥
兵どもが夢のあと。
在庫がようやく適正範囲に減少し、供給側のプレーヤーも多数デフォルトして供給能力が減少することからようやく需給がつり合いことになる。
これにより価格の下落も止まり、再び①に戻ることになる。

実際の経済では必ずしも①から⑥までが順番に起こるとは限らない。
需要増加のポテンシャル・供給側の供給拡大スピードとその余地・在庫自体の絶対水準・投機マネーの流入具合で①にならないまま鳴かず飛ばずな状況が続いたり、①から②への移行が速いためにバブルにならないみたいなパターンなど様々なパターンが見られる。
しかし、需要が非常に強いもの・供給側の拡大余地スペースとそのスピードがまだ追いついていないものというのは概して①~⑥のサイクルを辿りやすい。
今回様々なモノが①の現象が見られ、まだ②の段階にいたらない状態というものが多い。
需要が強いものであれば、①の現象だけでバブル崩壊と決めつけるのは間違った判断であり、常に供給側・在庫の状況を確認しながら判断していかなければいけない。
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