米主要銀、ストレステストを容易に通過-株主還元拡大の準備整う
実質的なコロナ不況の終焉宣言。
一般的に金融というのは現在
リーマンショック以降はあきらかに金融機関(特に大きいところ)ほど好き勝手なことは許しまへんでという形で当局の監視の目は厳しい。
リーマンショック以降は金融機関を野放ししていたことを反省し、先進国では金融機関に大きな経済変動が起こった時に十分な資本が積まれているかどうかをチェックするストレステストというのを毎年実施することになった。
(ただリーマンショックの傷が癒えない2011年とかのストレステストの試算が甘いとか資本が足りないところがまるわかりで結構株価にえげつないダメージを与えたというのがあったりするが・・・)
今回のコロナ禍で2020年前半では多くの国で金融当局が金融機関に対して自社株買いをまずやめることと、配当も国によって異なるが相当程度減らすように金融機関に厳命していた。
欧州では配当についてはゼロ、シンガポールも2019年度の60%以内にしてコロナ禍で今後続出するであろう不良債権案件に備えろと 厳命していた。
しかし各国とも強烈な金融緩和と政府財政支出による下支えで概ね不良債権の急増なくこの事態を乗り切ってきた。
まあリーマンショック以降ずっと各金融機関資本の積み上げを続けてきていて大したレバレッジがかかってこなかったというのも金融緩和・政府支援で景気回復が速かった要因であったとも言えるだろう。
そしてこの度米国でストレステストで各銀行の資本の厚みが公開されたが、概ねどの銀行も十分な耐久性を持っていると市場は好感し、今後の米銀の自社株買い再開も期待されるといった内容となった。
<FRBのストレステスト公開資料>
https://www.federalreserve.gov/publications/files/2021-dfast-results-20210624.pdf
<ベースシナリオ>

<ストレスシナリオ>

特にsever scenarioでは住宅価格について相当程度ストレスをかけて通常の住宅価格が25%程度、商業不動産で40%近く下落することを前提としていて、まあ現在世界中で皆が不動産買い漁っている状況を考えれば十分なストレスをかけているんじゃないですかねと思う。
ちなみに10年債のベースシナリオが2024年に向けて1.9%と書いてあるのはやや興味深い内容であった。
前回のコロナ暴落直後のストレステストシナリオでは一番やばいと思われていたのはクレジットカード関係のロスであったと思われるが、もうそこを心配している人は誰もいないので、このストレステスト結果公表を持って実質的にはコロナ不況は一区切りついたと考えてよいと思う。
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リーマンショック以降はあきらかに金融機関(特に大きいところ)ほど好き勝手なことは許しまへんでという形で当局の監視の目は厳しい。
リーマンショック以降は金融機関を野放ししていたことを反省し、先進国では金融機関に大きな経済変動が起こった時に十分な資本が積まれているかどうかをチェックするストレステストというのを毎年実施することになった。
(ただリーマンショックの傷が癒えない2011年とかのストレステストの試算が甘いとか資本が足りないところがまるわかりで結構株価にえげつないダメージを与えたというのがあったりするが・・・)
今回のコロナ禍で2020年前半では多くの国で金融当局が金融機関に対して自社株買いをまずやめることと、配当も国によって異なるが相当程度減らすように金融機関に厳命していた。
欧州では配当についてはゼロ、シンガポールも2019年度の60%以内にしてコロナ禍で今後続出するであろう不良債権案件に備えろと 厳命していた。
しかし各国とも強烈な金融緩和と政府財政支出による下支えで概ね不良債権の急増なくこの事態を乗り切ってきた。
まあリーマンショック以降ずっと各金融機関資本の積み上げを続けてきていて大したレバレッジがかかってこなかったというのも金融緩和・政府支援で景気回復が速かった要因であったとも言えるだろう。
そしてこの度米国でストレステストで各銀行の資本の厚みが公開されたが、概ねどの銀行も十分な耐久性を持っていると市場は好感し、今後の米銀の自社株買い再開も期待されるといった内容となった。
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特にsever scenarioでは住宅価格について相当程度ストレスをかけて通常の住宅価格が25%程度、商業不動産で40%近く下落することを前提としていて、まあ現在世界中で皆が不動産買い漁っている状況を考えれば十分なストレスをかけているんじゃないですかねと思う。
ちなみに10年債のベースシナリオが2024年に向けて1.9%と書いてあるのはやや興味深い内容であった。
前回のコロナ暴落直後のストレステストシナリオでは一番やばいと思われていたのはクレジットカード関係のロスであったと思われるが、もうそこを心配している人は誰もいないので、このストレステスト結果公表を持って実質的にはコロナ不況は一区切りついたと考えてよいと思う。
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