U.S. consumer prices post biggest gain in nearly 12 years as inflation pressures build

これは明らかに財政がやりすぎであったということになるだろう。

昨日発表されたCPIは前年比4.2%の上昇と市場予想の3.6%の数値を大幅に超えるものとなった。
ただ市場参加者はそういった意味で次回財政についてはもはや大盤振る舞いはないだろうということを見始めるステージになると思われる。

特にCPIで値上がりがとんでもないレベルになっているのは運輸費用で、とにかくお金をもらった米国人がバカスカ消費しまくっているということにある。
しかし政府がばらまいたお金でインフレがオーバーシュートするなら、もうそれはおかわり財政は必要ないでしょうという話に帰結していくものと思われる。
もちろん全部の支援策を次回は行わないというわけではないだろうが、少なくともコロナウィルスに伴う活動制限で引き続き業績がどうにもならないセクターに対する支援に的を絞られ、その他大多数のおかわり支援はないと考えるのが妥当だと思われる。

なのでここからは財政おかわりなし・金融緩和は維持されているけどこれもおかわりなしという話になり、これが来年のテーマとなってくる。

なのでここから真に心配すべきはこのままインフレ率が上昇したらどうしようではなく、財政議論でどこまで支援規模が縮小するのだろうかというところにある。
だからこそ金利が未だに10年債は1.66%なんていう中途半端な位置にいるし、30年債も2.37%とこちらも煮え切らない動きとなっている。

そうなると、ここまで支援金ありきで株価が戻ってきた銘柄群については動きが止まってくるものと思われる。
金融緩和撤収は財政支援規模が縮小され、しばらく時間を置いた後にCPIや失業率を中心にFRBが経済指標を点検しながら規模を縮小させるという手筈になるのでまだこのCPIを基に金融緩和縮小うんぬんを心配するのは引き続き違うんじゃないかと思っている。

まあとはいえ、株価もインデックスベースでは随分高い位置にあり、また季節柄も株価が売られやすい時期ということもあり、個人作成のブルベア指数も特段売られすぎみたいな指標にもなっていない。
なのでなにか慌てて株ポジションを足すような感じにもいたらないし、金利も上がらないし下がらないしみたいななんとも中途半端な動きの継続となりそうなため、当面観察オンリーみたいな感じになりそうだ。
どちらかというとナスダックで二番底がどこらへんかをもう少し探っていく展開といったところだろうか。

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