Canada scales back bond purchases and raises growth forecast

ノイズだとは思うけど、一応頭には入れておきたい。

ここにきてカナダ中銀が量的金融緩和縮小をしてきている。
理由としては足下のインフレ率と経済成長率の見通しが改善したことによると発表している。
ちょっと個人的にはカナダの状況を負うところまではカバーしていないので報道ベースのところを見てのところなので、本当に調べたい方は中銀声明文を読むべきだろう。
問題はこの流れは先進国全体の話なのか、それともカナダだけの特殊な話なのかである。

カナダの場合、隣国米国財政の規模感を比べるとカナダの財政はゴミみたいな数値である。
なのでカナダの景気にとって自国財政支出よりも米国財政支出のインパクトの方がよっぽど大きい。
特に今回みたいに米国が意味不明な財政拡張政策を取っている時はますますそのインパクトは考慮すべきところだろう。
なので米国拡張政策が続き、カナダのGDP成長率にプラス効果が続くのであれば確かに量的金融緩和プログラムの縮小は自分達がコントロールできる範囲の中では妥当な判断だろう。

ただこの報道を見ると本当にこの流れがすぐに欧米先進国の金融政策トレンドになるかどうかは微妙だ。
EUではECBが先月量的金融緩和については早期撤退はないと主張したばかりである。
(これはリーマンショック後に早すぎた金融緩和の撤収の反省もあるだろうけど)

なので自分の頭の中では米国は未だ

米国財政拡張策の終了→FRBによる量的金融緩和の縮小

というのが基本的な流れであるという予想は個人的には変更しなくてよいと思っている。

特に今回のような大きな経済変動においてGDP絶対金額がそこまで大きくない国の量的金融緩和はどうでもいいのだが、大国の量的金融緩和となると一歩間違えるだけで大惨事になりかねないことを考えるとFRBとECBは相当慎重を期した金融緩和撤収になると思われる。
そのためには、まず市場でゆっくりと量的金融緩和縮小を時間をかけて織り込ませていき様子を見ながら行わなければいけない。
公開されているシャドーレートの数値を見ていけば、おそらく量的金融緩和の縮小正式発表前にはまずこのシャドーレートの深掘りが止まるはずなので、それを見てから量的金融緩和縮小の心配をすればよいと思っているので、とりあえずはカナダの量的金融緩和縮小はあくまでノイズだと思っている。

<シャドーレート参考サイト>
https://muragoeinvest.com/ustmarket

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