日経平均一時500円安 日銀ETF一本化、市場に懸念

これは仕方がない。

以前に当ブログでは日銀のETF買い見直しについて記事にしていたので、金曜日に日銀がETFの買い見直しについて発表したということもあり、その記事を改めて読み返していた。
興味のある方はぜひとも下記過去参考記事もあわせて当記事を読んでもらいたい。

<過去参考記事>

日銀ETF買いの見直し観測についての所感


その中で市場の噂も鑑みた個人的な日銀の修正予想範囲は以下の通りであった。

この日銀ETF買いは2018年末の下げやコロナ下げ時には外人買いを全部お買い上げするレベルの吸収力があったことからインパクトが大きかったが、この買い量レベルが決められた上限(12兆円)下限(6兆円)枠内で下方修正される可能性が今後あるということになる。

このETF買いの枠が12兆円~6兆円の枠内で下方修正されると見ていたのだが、日経平均型ETF
ETFの買いが撤廃された上に、この6兆円の枠もとっぱらいという下方修正内容になってしまった。
一応は12兆円を上限の枠とした買い入れ継続の意思は表明されたものの、重要なのは下限の方であり、下限が明示されなかった時点で買い入れが6兆円を割る可能性は非常に高いと思われる。
(実際に日銀は国債買い入れ枠の消化が全然上限未達であることを考えれば自然な発想。)
市場ではネガティブサプライズと言われているが、個人的な予想からも大きく下に外れたものであり、ネガティブサプライズ度合いは高いことは確実だ。

これによって金曜日に続いて月曜日現在の日経平均・TOPIXいずれも他アジア市場と比べて大きめの下落になってしまった。
結局日銀がいざとなったらいくら買ってくれるのよという見通しがなく、不安定になったことは単純に外国人の売りが出ざるを得ないだろう。
ここまでやや他の先進国市場をアウトパフォームしてきた大型日本株もレンジから外れて下落とまではいかないと思うが、米国株が最高値を更新してくるまではボックスでの範囲の上下にならざるを得ないと思われる。
自律的な上昇は望みにくくなり、他市場頼みみたいなふらふらした値動きに当面なるようなイメージだ。

<日経平均のボックス変動予想>
タイトルなし


まあいずれにしろ日本株への投資は一旦この日銀のETF買い枠の下方修正後の外国人売買動向統計を見てからで十分に思えて、11月以降のような上値追い買いは通用しなくなるものと思われる。
当面は日経平均3万円はお預けということになりそうだ。

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