Gold loses $1,800 support as $2.2B flows out of the yellow metal

投資状況はまだ悪化が続いている。

金曜日のゴールドとシルバーの動きはロングしている人達にとって最悪の一言に尽きる動きだったように思える。
米国時間が始まる1-2時間前あたりに特に新規材料がない中で、いきなりまとまった売りが出たのか急速に下がる展開を見せた。


いくら米国が半ドンだったからといって底値を割らせる方向で動いていたはずなのに、ここまで貴金属相場を押し上げてきたETFの出来高がほとんど増加しなかった。
特に値が飛んだ寄りで出来高が増加しなかったのは致命傷のように思える。

<GLDのチャート>
タイトルなし


これが意味することは一つは新規の買い手の払底を意味する。
足下で株などにおいては下がり始めるとアグレッシブに買い向かう人達がわらわらと出てくるのか、日中足ベースでもガッツのある買いによる出来高増加というのが確認される。
これが相場を順調に押し上げる原動力になる。
しかし金曜日のゴールドETFとシルバーETFはそのガッツは見えず、特に寄りで値が飛んだはずなのに出来高が盛り上がらなかったところに新規の買い手不足・市場参加者の興味不足という状況が露骨に出ていた。
もう一つ意味することはホルダーが塩漬け覚悟となっていることだろう。
下げ相場の最終局面においてはホルダーは出口に殺到するため、これが一気に出来高を押し上げて相場を底打ちさせる原動力になる。
しかし、このエネルギーが足りない場合は、より強い買い手が登場するまでだらだらと売り圧力がかかり続けることを意味する。

なぜこのような事態に貴金属市場が陥ったのかは過去記事を見てほしい。

<過去参考記事>

ワクチン報道による経済正常化期待で貴金属市場が木っ端みじん

これと併せて丁寧に米国の貴金属ETFの出来高状況を追うと貴金属未保有者の貴金属に対する興味が失せているという評価が正しいように思える。
3月から8月まで買いパニックが生じた貴金属市場で、10月までは市場参加者の興味が続いていたが、やはりワクチン報道以降はなんで買う必要性があるんだっけと完全に手のひらを返しているように思える。
個人的にはゴールドかシルバーのショートを試してみたいと感じている。

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