新型コロナ:米ファイザー、ワクチンの効果9割超に
やらかしましたすいません。
足下相場全体は大統領選挙の結果を踏まえて、ブルーウェーブ期待ということで全体的に均等に上げていく相場となっていった。
ところがファイザー・バイオンテック連合のワクチンがほぼ実現間近という報道が出たことから、アゲインストコロナ銘柄が大幅に上昇すると同時に金利上昇と貴金属下げが発生した。
アゲインストコロナ銘柄の大幅上昇はもちろん経済の正常化期待なのだが、同時に経済の正常化に伴う財政追加支出の期待とFRBの追加金融緩和期待が後退したことが金利と貴金属に大きくアゲインストとなった。
特にFRBの追加金融緩和余地についてはパウエル議長が何回もワクチンができることが最も重要な経済要素だと何回も言及してきており、ワクチンが完成してこれが配布されて効果が出るとFRBの追加金融緩和観測は後退することになる。
もちろん現状で配布にどれだけ時間がかかるのか・大量生産がすぐできるのかなどの問題はあるものの、既にワクチン供給が投資家の間で実現可能な範囲の視野に入っていることを考慮すれば、FRBの金融緩和政策は2023年まで継続こそすれ、おそらくもう投資家の度肝を抜く追加は出てこないだろうと投資家が見極め始めている。
米国10年債の位置も10年ブレークイーブンとの差を考えるとその位置妥当なんでしたっけという疑問も焦点になるだろう。
株は経済正常化に伴うEPS上昇期待で高い位置を正当化できる可能性が十分にあるわけだが、一方で貴金属はパラジウムを除くとほぼ米国財政の支出量・金融緩和度合いに依存した資産である。
本来はこれに加えて新興国の外貨準備高用の買いという要素があるのだが、未だ外貨資金繰りが厳しい新興国は足下残念ながらゴールドを買うことができなくなっているのでファクターとして機能していない。
以上を考慮し、残念ながら日が浅いもののゴールドロングは損切りするという結果になったが、傷が浅いうちにできたのであればまあよしとしておこうと思う。
当面貴金属は下がるかどうかはわからないが、アップポテンシャルは株と比べると低いと言わざるをえない状況に追い込まれつつあるように思えるし、何よりオプション取引動向を見た時にゴールドが1920ドルの時に自信満々に買い向かった玉でさえダメージを受けていることを考慮すると貴金属ロングプレーヤーにとっては状況はやや深刻なように思える。
なお、仮想通貨も同様なファクター要素が大きく占めており、概して中央銀行の追加金融緩和観測の後退に弱いという側面がある。
ビットコインはペイパルが取引採用しているということもあり、実需増加期待があるようだが、他のよくわからないコインはノー天気ロングは以前よりもやや危険な取引のように思える。
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