NAAIM Exposure Index



ちょっと興味を持ったので統計定義も確認しながらどういった動きをしそうな指数なのか確認。

ここもとこのNAAIM指数について注目しているフォロワーの方がいたので、ちょっと自分もデータを見ながら指数がどういう性格なものか、相場に対してどういうヒントをくれるのか確認してみた。
記事一番上にそのHPのリンクを置いているが、集計の定義については以下のように書かれている。

<定義内容>

NAAIM member firms who are active money managers are asked each week to provide a number which represents their overall equity exposure at the market close on a specific day of the week, currently Wednesdays. Responses can vary widely as indicated below. Responses are tallied and averaged to provide the average long (or short) position of all NAAIM managers, as a group.

Range of Responses:

200% Leveraged Short
100% Fully Short
0% (100% Cash or Hedged to Market Neutral)
100% Fully Invested
200% Leveraged Long

要約するとNAAIMメンバーのアクティブマネジャーに株のポジションどうなんよというのを水曜日に聞いているということである。
そのうち回答レンジとしては-200%~200%の範囲で答えてもらっているということである。
注意書きにはそれぞれのファンドスタイルとかもあるので、必ずしも相場センチメントを反映しているわけではないという但し書き。
あとNAAIMメンバーが何人いるのかとかサンプル数いくつかとかよくわからず。

<NAAIM指数のチャート>
タイトルなし

こう見ると100より上ってのは基本的にやりすぎだけど、80より上というのがどの程度の間隔なのかということと、平均や中央値ってどんなもんなんだろうかというのが正直わかりづらい。

そこでPythonコードでエクセルデータを読み込ませてMatplotかましたり計算色々やったところで開示されている全データの推移はこんな感じになった。

<Pythonコードで作成した分布図>
タイトルなし

平均値・・・64.67
中央値・・・69.21
上位16%の数値・・・88.1
上位2.5%の数値・・・100.13
下位16%の数位・・・38.05

このデータを見るとやはりNAAIM指数が100以上というのはやはり基本的にはやりすぎという感じだろう。
中央値はおよそ70でそこから過剰上昇と認定される100までは実質30ぐらいしか幅がないので、NAAIM指数がこの間に存在している間はそんなに指数は動いていないはずなのに株価はすごく上昇しているようにも見えることになる。
指数値は基本的には0-100の間を動くように見えるが、上記分布図でもわかる通りかなり右に偏っていることが確かなので、50はニュートラルという感覚は間違っていることは明らかだろう。
普通の調整なら指数が50台になっただけでも基本的には「買い」という判断で問題ないだろう。
ただじゃあ指数値50台で全力ロングでいいかというと底が抜ける相場の場合は大体そこからS&P500ベースで10%ぐらい下落してようやく底打ちみたいな動きになる。
逆に指数値30なんていう数値は基本的にはショートしていたら速攻で利益確定し、一気にロングに傾けるべき美味しい位置ということになるだろう。
ただそうそう30台になることはお目にかかることはできないので、キャッシュポジションを一定程度持ちながらそういった相場に巡り合えたらラッキーぐらいの感覚で待つぐらいのスタンスで良いと思う。

<NAAIM指数の詳細エクセルデータ>
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あとエクセルデータ見ながら面白いなと思ったのは、指数値だけでなく、
・最もベアな回答をした人の数値
・回答数値が下位25%の回答者の数値
・中間の回答者の数値
・回答数値が上位25%の回答者の数値
・最もブルだった人の回答数値

・最もベアな回答をした人の数値がマイナスの間は相場が壮大に崩れているか買い押し目かのどちらか
・最もブルな回答をした人の数値が200じゃない時は買いを狙える
・回答数値が上位25%の回答者の数値が100じゃない時は買いを狙える
・中間の回答者の数値が100に到達している時はやや相場は過熱気味
・回答数値が下位25%の回答者の数値が0の時は買いを狙える
・回答数値が下位25%の回答者の数値が70を超えている時は過熱しすぎて危ない

まあこんなところだろうが、意外と詳細まで見ると相場センチメントを探る上ではかなり参考になりそうな指数ではなかろうかと思う。

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