FANGに大量コール買い、1日米市場 8月の大口取引想起も

ちょっと大げさな表現すぎないかな?

ロイター出所で再びビッグIT銘柄のコールオプションが大量に買われているみたいなニュースが流布されているのをちらほらと見かけるようになった(上記はあくまで朝日新聞がロイター記事を再配信しているだけ)。
個人的にはかなり話を膨らませてニュースを流しているなと感じる。
ニュースの出所元自体はロイターだが、誰かが意図的にこれを市場に流しているようにさえ感じる。
それはCBOE集計のオプション出来高を確認すればよくわかる。
もちろんCBOE取引所だけでオプションは売買されているわけではないので、実際はCBOEオプション動向だけで市場全体を語ることは果たして真っ当なのかという議論はあるだろうが、マーケットシェアはそこそこある大手なわけなので、ここで大きな傾向を掴むには問題はないと思う。
FAANG銘柄のオプション売買動向を確認してみたいと思う。

今回使用したPythonコードはこちらになるので、同じように集計したい人は実践してみてほしい。

<使用したPythonコード>
【コピペでOK】CBOEサイトから個別銘柄のオプション日次出来高情報をPythonで可視化する方法

<フェイスブック>
タイトルなし

<アップル>
タイトルなし

<アマゾン>
タイトルなし

<ネットフリックス>
タイトルなし

<グーグル>
タイトルなし


唯一ネットフリックスだけは有意にコールオプション買われてますねということと、アマゾンは元々あまりオプション取引活況にされていませんでしたねという評価になるが、それ以外はお世辞にも活況にコールオプションが取引されているとは言い難いかなと思われる。
ネットフリックスももっと活況だった時期と比べるとこれで記事にするレベルで活況かと言われると、やはり少し疑問を持つレベルのように思える。
特にNDX銘柄のオプション取引が活況だったというのが以前のトピックだったと思われるので、じゃあNDX個別銘柄のオプション売買動向はどうだったかさらに見てみようと思う。

<NDX構成銘柄のオプション取引出来高>
タイトルなし

<5日移動平均での集計>
タイトルなし

こう見ると確かに少し買われていると評価できるかもしれないが、市場を大きく動かすレベルではないと個人的には見切っている。
なのでやはりこのコールオプションが再び大量に買われているのではないかというニュースは取引元やブローカーが少しでも自分の意図する方向に相場を動かしたいがためにわざとロイターに情報を流しているのではないかと推察している。
ほんとうに上値を狙うならこんな中途半端なところでニュースを流布させず、もっと市場が熱くなって盛り上がったところで流布させるのが常套なので、これは逆にコールオプション買いしている人達から焦りみたいなものがあるのではないかとも感じ取れる。
むしろ中途半端にコールオプションが買われて相場がふらふらと中途半端な位置に留まる方が相場はアク抜けしづらくなるので引き続き生煮え相場が続くのではないかと思っている。

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