食虫植物に捕らわれる虫みたいなもん。

自分は相場が暴落した時には一体どこが爆心地だったのかを意識し、そこに関連した資産へ資金を突っ込むことは避けている。
それについて今日は少し書いておこうと思う。

爆心地になった資産というのは最初に強制損切りや追証みたいなのが大量にかかりとんでもない下げ方をする。
そこに途中から短期リバ狙い勢や底値狙い買い勢が突撃してきて一旦は反発が見える。
この時点ではあまりにもその資産が過去と比べて安く見えるので、非常に魅力的な資産だと思ってしまい、引き寄せられる人が続出する。
しかし、その反発が見えても実際は以前の高値に全然届かない範囲で止まってしまう。
なぜなら持続的な相場上昇にはやはり機関投資家の買いが継続して入るというのが必須だからである。
機関投資家だって一サラリーマンなわけで、爆心地の資産を買って変にやられたら失職する可能性すらある。
だから、負けたとしても言い訳ができるところに資金を投じたいわけで、少なくとも爆心地に資金を投じて負けた場合は言い訳ができないので、継続的な資金を投じることができず、相場の持続的な上昇が見込みづらいという事態が発生する。
機関投資家の継続的な買いが重要なのは下記書籍を読めばいやというほど理解できると思う。

<参考書籍>

ミネルヴィニの成長株投資法

だから途中から短期リバ狙い勢が利益確定を始めてしまい、しょぼいリバに留まるならまだいい方だが、切るのが遅れた人達が後から戻り売り参戦してきて底値を割れて底値買い勢を焼きつくすとんでもない値動きを見せることさえある。

さて今回のコロナウイルスの爆心地はどこだっただろうか?
過去記事を振り返るとまずボラティリティが急上昇したことを思い出すとVIXショートはその一つだ。
その後にサウジアラビアの最悪のタイミングでの原油増産仕掛けにより原油が相場暴落の爆心地と化した。
原油自体がとんでもない動きをしているなら、原油に関わりそうな銘柄も全部爆心地に近いリスク資産であり、化学銘柄・原油施設銘柄などはこれに該当するだろう。
ツアーリズム・航空会社・航空機関連銘柄も爆心地に限りなく近いので、これも正直なるべく触るのは避けたい。
少し考えるだけでもこれだけ避けた方がよさそうなカテゴリが思いつく。
 
それでも爆心地に近いリスク資産を触りたいと思ったら、一度だけ自分が許容できる範囲の分だけ資金を投じるぐらいに限定した方がよいだろう。
それで失敗したらまあそんなもんだよねぐらいの感覚で損切りすればよい。
間違ってもずるずるとナンピン買いして破産一直線になってはいけない。