EU、100兆円超の復興基金で合意 新型ウイルス経済対策
EU首脳、復興基金で合意 ユーロ共同債は持ち越し
スペイン・イタリア国債の動向を見ていると個人的には今回のコロナウイルスの最大の被害者はドベ新興国を除けばおそらく欧州が最大の被害者になる可能性が高いと考えている。
それはスペイン・イタリアの国債利回りを見るだけで感じ取れると思われる。
<スペイン10年国債利回り>

<イタリア10年国債利回り>

相場のリスクオフは以前記事にした通り3/24の時点が一旦のピークであった。
そこから世界各国の金融政策対応表明などもあり相場は一旦の落ち着きを見せ、上記のスペイン国債・イタリア国債利回りいずれも相当低下していった。
しかし、3月末らへんから足元にかけて米国の社債のスプレッドは低下する一方で、スペイン・イタリア国債の利回りは一時再度リスクオフを見せるレベルで上昇してきているのが見える。
もちろんドイツ国債は3/24までのところはスペイン・イタリア国債の利回りに反比例するかのように利回りがさらに大きくマイナスに突っ込んでいき、足元は再びじりじりと低下する展開を見せている。
<ドイツ10年国債利回り>

上記が意味することはEUの対応が呆れるほど後手に回っているということにある。
金融対応は比較的ECBが頑張っているものの、一方で財政による経済底割れ対応というのがまさにEUの政治構造上各国の利害関係が正面から激突していがみ合っている状態にある。
ここまでまずコロナウイルスによる景気落ち込みのための政府支出なんて当たり前の話なのに、このコンセンサスを取るまでにかなり時間を要したし、それに欧州はコロナウイルスの状況が地域の中でも特にひどい状態にあるのだから対GDP比5%ではおそらく足りない可能性はかなり高いと思う。
上記ニュース記事でもあるがおそらく増額が検討されることは避けられないと思われる。
しかし増額においてはどのように資金を調達するのかが全く何も合意が取れていない状況にある。
つまり増額においては再度外から見ていると寒々しい内輪もめみたいなのが起こる可能性は高く、それにより再びスペイン・イタリア国債は危機にさらされる可能性がある。
以上を考えると欧州資産のリスクを取りにいくことや、欧州向け比率の高い企業のリスクを取るというのはあまりリスクリターンが見合っていないかなあという感じがしている。
まあ結局連携だのなんだの言ってるけど、所詮自国のことしか考えてなくて、他国の人間がいくら損しようが死のうが別にどうでもいいと思っている人達の寄せ集め集団に過ぎないということである。
政治家はあくまで投票権を持っている人にだけ媚びるのであって、それ以外の人間なんて正直興味がないのだと思う。
まあなんとか利回り確保したいということでスペイン・イタリア国債をヘッジ付きで買う分にはまだ許容できる行為だと思うが、株とかは特別買う気はわかない。
EU首脳、復興基金で合意 ユーロ共同債は持ち越し
スペイン・イタリア国債の動向を見ていると個人的には今回のコロナウイルスの最大の被害者はドベ新興国を除けばおそらく欧州が最大の被害者になる可能性が高いと考えている。
それはスペイン・イタリアの国債利回りを見るだけで感じ取れると思われる。
<スペイン10年国債利回り>

<イタリア10年国債利回り>

相場のリスクオフは以前記事にした通り3/24の時点が一旦のピークであった。
そこから世界各国の金融政策対応表明などもあり相場は一旦の落ち着きを見せ、上記のスペイン国債・イタリア国債利回りいずれも相当低下していった。
しかし、3月末らへんから足元にかけて米国の社債のスプレッドは低下する一方で、スペイン・イタリア国債の利回りは一時再度リスクオフを見せるレベルで上昇してきているのが見える。
もちろんドイツ国債は3/24までのところはスペイン・イタリア国債の利回りに反比例するかのように利回りがさらに大きくマイナスに突っ込んでいき、足元は再びじりじりと低下する展開を見せている。
<ドイツ10年国債利回り>

上記が意味することはEUの対応が呆れるほど後手に回っているということにある。
金融対応は比較的ECBが頑張っているものの、一方で財政による経済底割れ対応というのがまさにEUの政治構造上各国の利害関係が正面から激突していがみ合っている状態にある。
ここまでまずコロナウイルスによる景気落ち込みのための政府支出なんて当たり前の話なのに、このコンセンサスを取るまでにかなり時間を要したし、それに欧州はコロナウイルスの状況が地域の中でも特にひどい状態にあるのだから対GDP比5%ではおそらく足りない可能性はかなり高いと思う。
上記ニュース記事でもあるがおそらく増額が検討されることは避けられないと思われる。
しかし増額においてはどのように資金を調達するのかが全く何も合意が取れていない状況にある。
つまり増額においては再度外から見ていると寒々しい内輪もめみたいなのが起こる可能性は高く、それにより再びスペイン・イタリア国債は危機にさらされる可能性がある。
以上を考えると欧州資産のリスクを取りにいくことや、欧州向け比率の高い企業のリスクを取るというのはあまりリスクリターンが見合っていないかなあという感じがしている。
まあ結局連携だのなんだの言ってるけど、所詮自国のことしか考えてなくて、他国の人間がいくら損しようが死のうが別にどうでもいいと思っている人達の寄せ集め集団に過ぎないということである。
政治家はあくまで投票権を持っている人にだけ媚びるのであって、それ以外の人間なんて正直興味がないのだと思う。
まあなんとか利回り確保したいということでスペイン・イタリア国債をヘッジ付きで買う分にはまだ許容できる行為だと思うが、株とかは特別買う気はわかない。


