日本電産・永守氏、新型コロナ「利益至上」見直す契機
既にSNSではいくつか上記記事を共有していろいろ議論や意見交換がなされているが、自分もこの発言から考えられる市場へのヒントを考えておきたくなったので、改めて考えてみた。
まあやはり一番印象的なのはこの発言であることは間違いないだろう。
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「今はキャッシュ・イズ・キング(現金は王様)。企業の買収価格が去年より3割下がっているとしても、現金の価値は5倍や10倍に高まっている。同じ1億円でも去年と今では価値は全く違う。先が見えるまで安易な投資はしない方がいい」
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これはもう投資をやめて全部現金にしておけばいいという極端な解釈も可能だが、それをいうと実も蓋もないので別の角度で論じたい。
当たり前の話だが、基本的に買収を行うのは常に買収される側より大きい企業になる。
(買収される側が買収する側より大きい企業である例もなくはないが、大抵失敗して大惨事になる)
この永守氏の態度は多くの有能な経営者が当面M&Aは控え、資金確保を優先させるということを意味している。
大きな企業は基本的には株価バリュエーションは買収されないことを前提とした数値である。
一方で小さい企業は大企業と違い、株価バリュエーションに「買収される可能性」というのが多分に含まれるケースが多々見られる。
実際に投資家の中では買収されそうな企業をターゲットとして株を買う人もいる。
大企業ばかり中心に投資しているとあまり実感わかないが、株がその企業の所有権を意味していることを改めて知らしめてくれる。
しかし、そうした買収する側の企業がする気がないとなれば中小企業の買収されるプレミアムというのは剥げた状態になる。
そして次に中小企業株が上昇するときというのは大企業が買収する余力ができ、実際にそれが行動に移され始めた時であることを意味している。
だから不景気から立ち上がる時にまずアウトパフォームするのは大企業からであり、その後買収プレミアムが乗るようになってから中小企業株が大企業株をアウトパフォームし始めるのだ。
しかも今回のコロナウイルス騒動は全世界一斉にパニックに陥ったことから、過去よりも大企業が再度M&Aに始動するまでに時間がかかるだろう。
これが日本でも米国でも中小型株が大型株にパフォーマンス劣後する幅が増幅している原因になっていると思われる。
中小企業株に投資するなら、どんなに損しようが自分はこの企業を絶対に応援したいぐらい好きで何年でも付き合うというぐらいの熱が入って、実際に損しようが気にならない企業しか触るべきではないだろう。
投資するなら誰もが知る大手企業で健全な順に限ると思っている。
また未公開株やスタートアップといったものも、ああいうのは基本的に買収される可能性というのが大きく企業評価に組み込まれているので、ここらへんも大減速といくつか畳まざるをえないところが出てくるだろう。
既にSNSではいくつか上記記事を共有していろいろ議論や意見交換がなされているが、自分もこの発言から考えられる市場へのヒントを考えておきたくなったので、改めて考えてみた。
まあやはり一番印象的なのはこの発言であることは間違いないだろう。
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「今はキャッシュ・イズ・キング(現金は王様)。企業の買収価格が去年より3割下がっているとしても、現金の価値は5倍や10倍に高まっている。同じ1億円でも去年と今では価値は全く違う。先が見えるまで安易な投資はしない方がいい」
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これはもう投資をやめて全部現金にしておけばいいという極端な解釈も可能だが、それをいうと実も蓋もないので別の角度で論じたい。
当たり前の話だが、基本的に買収を行うのは常に買収される側より大きい企業になる。
(買収される側が買収する側より大きい企業である例もなくはないが、大抵失敗して大惨事になる)
この永守氏の態度は多くの有能な経営者が当面M&Aは控え、資金確保を優先させるということを意味している。
大きな企業は基本的には株価バリュエーションは買収されないことを前提とした数値である。
一方で小さい企業は大企業と違い、株価バリュエーションに「買収される可能性」というのが多分に含まれるケースが多々見られる。
実際に投資家の中では買収されそうな企業をターゲットとして株を買う人もいる。
大企業ばかり中心に投資しているとあまり実感わかないが、株がその企業の所有権を意味していることを改めて知らしめてくれる。
しかし、そうした買収する側の企業がする気がないとなれば中小企業の買収されるプレミアムというのは剥げた状態になる。
そして次に中小企業株が上昇するときというのは大企業が買収する余力ができ、実際にそれが行動に移され始めた時であることを意味している。
だから不景気から立ち上がる時にまずアウトパフォームするのは大企業からであり、その後買収プレミアムが乗るようになってから中小企業株が大企業株をアウトパフォームし始めるのだ。
しかも今回のコロナウイルス騒動は全世界一斉にパニックに陥ったことから、過去よりも大企業が再度M&Aに始動するまでに時間がかかるだろう。
これが日本でも米国でも中小型株が大型株にパフォーマンス劣後する幅が増幅している原因になっていると思われる。
中小企業株に投資するなら、どんなに損しようが自分はこの企業を絶対に応援したいぐらい好きで何年でも付き合うというぐらいの熱が入って、実際に損しようが気にならない企業しか触るべきではないだろう。
投資するなら誰もが知る大手企業で健全な順に限ると思っている。
また未公開株やスタートアップといったものも、ああいうのは基本的に買収される可能性というのが大きく企業評価に組み込まれているので、ここらへんも大減速といくつか畳まざるをえないところが出てくるだろう。


