【コラム】100年債利回り1.2%、債券市場は狂気の沙汰-アシュワース

世界的にネガティブイールド国債の量が急速に増えており、債券投資家中心に運用難に陥っている。
運用というからにはどうしても絶対値プラス利回りが必要だからだ。
そこでにわかに欧州で注目を集めているのが100年国債だ。
これはベルギーなどは私募でやってきたが、オーストリアが2017年に2117年償還の国債をクーポン2.1%で発行した。

結局この国債はその後金利低下で単価が100から158まで上昇し、結果的には起債は大成功だった評価されている。
銀行勢はなかなか手をだしづらい領域だが、おそらく生保マネーなら今なら喜んで買うんではなかろうか?

生保マネーであれば長期の玉を触りに行くというのは預金マネーと比べればロングデュレーションリスクを取りやすい。
それに台湾生保が運用先に困って困ってしょうがないから、やはり飛びつく可能性はあるのではなかろうか?

<過去参考記事>

ドル社債に対して投資意欲が衰えない台湾生保


最近ではソニー生命が50年三菱地所の社債に平気で大量の買い玉を出したというのも考えれば50年~100年ゾーンで高い利回り提示という手法は需給がマッチした起債になるのではなかろうか? 

「人生100年」超長期債で備え 初の50年債