AIヘッジファンド「シチュエーショナル・アウェアネス」、240億ドル規模のファンド崩壊で全上場株式ポートフォリオを売却
一旦の下げ止まり感は出そうなニュース。
上記ニュースは元OpenAIでファンドでぶいぶい言われていたレオポルド氏が上場株ポートフォリオをシタデルにまとめて売却せざるを得なくなったという話が報道されている。
これを見ると、一旦ここまでリスクオフ傾向厳しかったAI関連株も一旦下げ止まりそうだねえとと思うので、それについてまとめていきたい。
このレオポルド氏のAI全振りポジションについては以前からネット上では注目されていて、これを真似る人も多かった記憶がある。
AI関連はどれが有望なのかやはり素人だと判断が非常に難しく、一定程度の技術知見がないと良し悪しが判断できないということで、レオポルド氏は技術知見があってこのポジションを組んでいるよねという背景と信頼感は確実にあっただろう。
しかし相場が怖いところは会社の良し悪しと株価の短期的な変動は全く別物というところである。
特にレバレッジを使って投資をする場合はどれぐらいの下げまで耐えられるかといったことを十分に注意して考えないと、ちょっとした下げにも耐えられなかったりして、せっかく組んでいた有望ポートフォリオを全部失ってしまったりする。
そして、今回レオポルド氏のポジションはレバレッジを400%かけて構築されていたポジションということもあり、保有銘柄の下落幅はどの銘柄も30%を超えているようなレベル感であったことから、どうやらマージンコールに耐え切れなくなってしまったようである。
マージンコールの規模もどうやらかなり大きく、ちまちま株売っていると全く間に合わないということもあり、結局上記の通りシタデルにまとめて売却という展開になってしまったようである。
シタデルセキュリティーズ(シタデルとは別法人)がレオポルド氏が保有している銘柄のレーティングを引き下げていたこともあり、これは陰謀みたいな言い方をしている人もいるが、多分それがなくてもほぼ値動きはあまり関係がないだろうし、ちょっと下がったぐらいで売らなきゃいけないほど追い込まれるポジションを組んでいる方が悪い。
それぐらい金融市場というのは移ろいやすいものであることを前提に命張るようなポジションはきちんとどこで手仕舞うかを考えておかなければいけないが、技術畑出身だとこの辺の機微を知らずして、中長期的に儲かるから全ツッパしようと思ってしまいやらかすというのは往々にしてあることである。
そしてこの一連の流れはまさに下記過去記事に合致する話であると思われる。
【過去参考記事】
株価などの資産価格はなぜ本源的価値より非合理的に売られることがあるのか?
以上を考慮すると昨日のAI関連株の大幅反発はまさにこのニュースを見て値ごろ感も良くなってきたという買いによるものだったことがうかがえる。
【ナスダック100のチャート】

これでとりあえず8月いっぱいはやや株価は戻り基調かなあと思うが、あくまで調子乗っていたポジションのアンワインドが中心であり、結局S&P500をベースに見るとリスクオフらしいリスクオフではなかったという評価なので、色々やるとすれば短期での勝負かなあと思う。
中長期でのポジション追加はまだタイミングではないかなと思う。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
一旦の下げ止まり感は出そうなニュース。
上記ニュースは元OpenAIでファンドでぶいぶい言われていたレオポルド氏が上場株ポートフォリオをシタデルにまとめて売却せざるを得なくなったという話が報道されている。
これを見ると、一旦ここまでリスクオフ傾向厳しかったAI関連株も一旦下げ止まりそうだねえとと思うので、それについてまとめていきたい。
このレオポルド氏のAI全振りポジションについては以前からネット上では注目されていて、これを真似る人も多かった記憶がある。
AI関連はどれが有望なのかやはり素人だと判断が非常に難しく、一定程度の技術知見がないと良し悪しが判断できないということで、レオポルド氏は技術知見があってこのポジションを組んでいるよねという背景と信頼感は確実にあっただろう。
しかし相場が怖いところは会社の良し悪しと株価の短期的な変動は全く別物というところである。
特にレバレッジを使って投資をする場合はどれぐらいの下げまで耐えられるかといったことを十分に注意して考えないと、ちょっとした下げにも耐えられなかったりして、せっかく組んでいた有望ポートフォリオを全部失ってしまったりする。
そして、今回レオポルド氏のポジションはレバレッジを400%かけて構築されていたポジションということもあり、保有銘柄の下落幅はどの銘柄も30%を超えているようなレベル感であったことから、どうやらマージンコールに耐え切れなくなってしまったようである。
マージンコールの規模もどうやらかなり大きく、ちまちま株売っていると全く間に合わないということもあり、結局上記の通りシタデルにまとめて売却という展開になってしまったようである。
シタデルセキュリティーズ(シタデルとは別法人)がレオポルド氏が保有している銘柄のレーティングを引き下げていたこともあり、これは陰謀みたいな言い方をしている人もいるが、多分それがなくてもほぼ値動きはあまり関係がないだろうし、ちょっと下がったぐらいで売らなきゃいけないほど追い込まれるポジションを組んでいる方が悪い。
それぐらい金融市場というのは移ろいやすいものであることを前提に命張るようなポジションはきちんとどこで手仕舞うかを考えておかなければいけないが、技術畑出身だとこの辺の機微を知らずして、中長期的に儲かるから全ツッパしようと思ってしまいやらかすというのは往々にしてあることである。
そしてこの一連の流れはまさに下記過去記事に合致する話であると思われる。
【過去参考記事】
株価などの資産価格はなぜ本源的価値より非合理的に売られることがあるのか?
以上を考慮すると昨日のAI関連株の大幅反発はまさにこのニュースを見て値ごろ感も良くなってきたという買いによるものだったことがうかがえる。
【ナスダック100のチャート】

これでとりあえず8月いっぱいはやや株価は戻り基調かなあと思うが、あくまで調子乗っていたポジションのアンワインドが中心であり、結局S&P500をベースに見るとリスクオフらしいリスクオフではなかったという評価なので、色々やるとすれば短期での勝負かなあと思う。
中長期でのポジション追加はまだタイミングではないかなと思う。
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