ソフトバンクG、ハイブリッド債4180億円発行 個人向け
どーんと行こうや。
足下で世界的な金利上昇を背景に、金利動向や金融政策動向に注目が集まっているが、日本では住宅ローンの変動金利が1%がどうのこうのという範囲であーだこーだとネット上で議論や喧嘩が勃発している。
しかし、世界を見渡すとこんなしょうもない変動でうだうだ気にしているのが馬鹿らしくなるほどの動きをしているところがあり、ソフトバンクGの借入MAX全力レバレッジAIブーム全賭けがその代表例である。
足下でソフトバンクはバカスカ社債を出しているわけだが、円建てでもハイブリッド債で4180億円出しており、これが利率約5%という数字である。
でもこれ固定でしょみたいに思うかもしれないが大体ソフトバンクGの社債は年限3~5年が中心で、ハイブリッド債も5年経つと早期償還スケジュールがあり、早期償還されないとお前の企業やべーんじゃねーのみたいに思われるので大体リファイナンスせざるを得ないわけで、結局住宅ローン金利と比べればはるかに短い年限でぶん回しているわけである。
さらに直近ではソフトバンクGは外貨建ての債券も出しているが、これの利率は下記資料の通りドル建てで8%近辺となっている。
【直近のソフトバンクG外貨建て社債の金利状況】

https://group.softbank/media/Project/sbg/sbg/pdf/ir/presentations/2025/investor-presentation_q4fy2025_01_ja.pdf
つまり、一般的にドル建てがメインであるAI市場において、ソフトバンクGは投資をするために平気で1桁後半%の金利で金を新規で借りているわけである。
もちろんこの借りた資金はAI市場に全部投入されるわけである。
じゃあソフトバンクGは一体AI市場からどれぐらいのリターンを取れると計算して、今の資金調達をしているのだろうか?
そのヒントもIR資料の中に書かれている。
【ソフトバンクGのIR資料】

まずエクイティコストが11-16%と記載があるので、これがいわゆる最低限出すべきリターンだとはじいている。
しかし、エクイティコストしかリターンが出せないと、企業として成長していないことを意味するわけであり、ソフトバンクGがこの程度のリターンがAI市場の期待リターンの目線なわけがない。
さらに右側に記載があるが、過去の案件の平均年間エクイティIRRが書かれている。
この中でアリババは中国自体がオワコンになってポジションを利益確定していったので例外だが、TモバイルとARMはまだポジションを持ちながら、この含み益を活用して様々な資金調達を実行している。
これが意味することは、AI市場から出せるリターンはTモバイル・ARMのエクイティIRRより高い可能性が高い目線でいるということである。
この2社の年間平均エクイティIRRが25%ということは、どんなに低く見積もってもAI市場エクイティIRRは30%以上は狙っているはずである。
エクイティIRR30%を叩き出せるなら、今抱えているドル建て平均調達金利コスト5%なんてのは屁みたいなものと考えているはずで、だからこそ多少の金利上昇でもAI関連株が止まっていないのではないかと思う。
このようにソフトバンクGが考えていることと下記過去記事の考え方をあてはめていくと、我々個人投資家も基本的にはこの流れにライドしていくのが重要だと思う。
【過去参考記事】
なぜ借金のサイクルが経済・株価にとって重要なのかを解き明かす
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
どーんと行こうや。
足下で世界的な金利上昇を背景に、金利動向や金融政策動向に注目が集まっているが、日本では住宅ローンの変動金利が1%がどうのこうのという範囲であーだこーだとネット上で議論や喧嘩が勃発している。
しかし、世界を見渡すとこんなしょうもない変動でうだうだ気にしているのが馬鹿らしくなるほどの動きをしているところがあり、ソフトバンクGの借入MAX全力レバレッジAIブーム全賭けがその代表例である。
足下でソフトバンクはバカスカ社債を出しているわけだが、円建てでもハイブリッド債で4180億円出しており、これが利率約5%という数字である。
でもこれ固定でしょみたいに思うかもしれないが大体ソフトバンクGの社債は年限3~5年が中心で、ハイブリッド債も5年経つと早期償還スケジュールがあり、早期償還されないとお前の企業やべーんじゃねーのみたいに思われるので大体リファイナンスせざるを得ないわけで、結局住宅ローン金利と比べればはるかに短い年限でぶん回しているわけである。
さらに直近ではソフトバンクGは外貨建ての債券も出しているが、これの利率は下記資料の通りドル建てで8%近辺となっている。
【直近のソフトバンクG外貨建て社債の金利状況】

https://group.softbank/media/Project/sbg/sbg/pdf/ir/presentations/2025/investor-presentation_q4fy2025_01_ja.pdf
つまり、一般的にドル建てがメインであるAI市場において、ソフトバンクGは投資をするために平気で1桁後半%の金利で金を新規で借りているわけである。
もちろんこの借りた資金はAI市場に全部投入されるわけである。
じゃあソフトバンクGは一体AI市場からどれぐらいのリターンを取れると計算して、今の資金調達をしているのだろうか?
そのヒントもIR資料の中に書かれている。
【ソフトバンクGのIR資料】

まずエクイティコストが11-16%と記載があるので、これがいわゆる最低限出すべきリターンだとはじいている。
しかし、エクイティコストしかリターンが出せないと、企業として成長していないことを意味するわけであり、ソフトバンクGがこの程度のリターンがAI市場の期待リターンの目線なわけがない。
さらに右側に記載があるが、過去の案件の平均年間エクイティIRRが書かれている。
この中でアリババは中国自体がオワコンになってポジションを利益確定していったので例外だが、TモバイルとARMはまだポジションを持ちながら、この含み益を活用して様々な資金調達を実行している。
これが意味することは、AI市場から出せるリターンはTモバイル・ARMのエクイティIRRより高い可能性が高い目線でいるということである。
この2社の年間平均エクイティIRRが25%ということは、どんなに低く見積もってもAI市場エクイティIRRは30%以上は狙っているはずである。
エクイティIRR30%を叩き出せるなら、今抱えているドル建て平均調達金利コスト5%なんてのは屁みたいなものと考えているはずで、だからこそ多少の金利上昇でもAI関連株が止まっていないのではないかと思う。
このようにソフトバンクGが考えていることと下記過去記事の考え方をあてはめていくと、我々個人投資家も基本的にはこの流れにライドしていくのが重要だと思う。
【過去参考記事】
なぜ借金のサイクルが経済・株価にとって重要なのかを解き明かす
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